寒波襲来! バイクを守れ

ホワイトクリスマス?


今日は12月25日 クリスマスです。今夜から寒気も一段と強くなり地方によってはホワイトクリスマスとなるかもしれません。 バイクにとっても冬眠の季節が近づいてきたということでしょうか?



昨日のクリスマスイブと今日のクリスマス。訳あって連日のケーキ三昧です。甘いもはいくらでも食べれます。スイーツ大好きの筆者は毎日でもウェルカムですが、お腹周りが気になる今日この頃です。(笑)

イブ(24日)のチョコケーキ


クリスマス(25日)のモンブランケーキ


さて、本題に入りましょう!
今回は冬場はバイクに乗らず、数か月はバイクを冬眠させる場合の注意点をまとめてみました。


荷重に配慮しよう

屋外駐車でバイクカバーの場合は当然雪が積もります。雪国では相当量の雪になるでしょう!
薄っぺらい通常のバイクカバーでは、心配なのでブルーシートをもう一枚上から掛けることを推奨する方もいます。 但し、バイクの出っ張り(ミラー、ウィンカー、防風スクリーン、ナンバープレート周辺)に積雪による過大な荷重が掛かるのは避けるべきなので一長一短だと考えます。

屋根がある場所を何とか見つけて雪から逃れたいものです。雪国では軒下近くは屋根の雪がずり落ちてきますので絶対に避けたい保管場所です。

低温に注意しよう

ゴム部品は温度に敏感です。古くなったゴム材は0℃に近ずくと弾力性が無くなり亀裂が入り易いです。特にシートカバーに雪が積もった状態で放置するとシートカバーが当たっている部分には常時応力が加わるので、ゴムのひび割れや樹脂部がクリープ現象で割れや亀裂が入る可能性もあります。

我が愛機SRV250も極寒ツーリングを決行した際に本来なら柔軟性があり伸びる材質のバイクシートが破れてしまう状況に見舞われました。(○○が××を参照
通常なら柔らかくで弾力性がある部位も寒さで硬化してしまいます。

マフラーの処置
できればマフラーの穴はテープか布で塞いでおきたい。屋外長期保管でマフラーから雪が入り込んで内部で凍結して内部で穴を塞ぐとエンジンがスムーズに掛かりません。

溶接部のわずかな隙間ややボルト固定部に水が付き氷になった場合は、体積膨張で金属部分であっても次第にクラックが進む可能性があります。



タイヤはどうする?

どうしようもありません。(笑) すこしでもタイヤの変形を嫌うならフロントもリアも浮かせば、タイヤの地面と接する部位の変形を予防することができます。 2週間に1回ぐらい乗るなら気にしなくても良いと思います。

バッテリーを守ろう

12月から4月までは一切エンジンを始動させないなら、バッテリーを外して室内保管することを推奨します。 バッテリーは寒さに弱いです。自宅で保管することでバッテリーの自然放電を防止しておきましょう。

もちろん充電器を持っている人は充電してから保管すればベストです。

キャブレターのガソリンを抜く

バイクの気化器がインジェクションタイプではない旧型タイプのバイク(私のSRV250もキャブレター)は、キャブレターのガソリンを抜いておくとガソリン劣化や揮発でガソリン内の混合物が固形化してこびり付きません。 



SRV250のキャブレターの場合は写真のネジを緩めるとガソリンが抜けますので、ウエス等でガソリンが垂れないよな配慮をしてツインキャブレターからガソリンを抜いておいてください。

そうすることで、固形物の発生を防ぎ、キャブレターのお掃除回数を低減することができます。
冬眠前のガソリンを抜く儀式を忘れないようにしてください。

グリスで保護

摺動部、可動部はグリス類を補充して表面を油脂で保護しておくと、錆の発生を抑制できます。チェーンは勿論、フロントサスペンションのインナー周辺、スイングアームの可動部、ブレーキレバー、スタンド等の可動部とそのネジ周辺にオイルかグリスを塗っておきましょう。

地球上にある物質は一般的には酸素と反応する(=酸化)と劣化が始まります。 錆びる=金属の酸化なので錆を防ぎたいなら酸素を遮断することです。

それでは、万全の状態で冬を越して春に備えましょう!

エンジンを守れ

どうしても極寒の気温の中で走行必要な場合はアイシングに注意して走行して下さい。

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