安全運転が何よりも大事
年末が差し迫ってくると何だかんだで忙しい。忙しいから皆急いでます。
良く知られた話ですが、12月は最も交通事故が多い月です。
慌てたり、時間に余裕がないと、急ぐ心理がはたらきます。 それは交通事故遭遇に一歩足を踏み入れたも同然となります。 例えば師走の世間を見渡すと
- いつもは歩くところを小走りで進む
- 自転車のペダルを立ちコギする
- いつもよりアクセル(スロットル)を開けて運転する
- 黄信号でも加速して交差点に突き進む
- 考え事をして運転に集中せず、ブレーキが遅れる
全て交通事故に繋がる実に危険な状態となっています。
バイクの防衛運転
自分自身が事故を起こさないことは勿論ですが、事故に巻き込まれないよう防衛運転も大切です。バイクのテールランプは小さくて目立ち難いというハンデがあります。
昼間や夜を問わずブレーキプランプを積極的に点灯させて、後続車へ自分の存在を早めにアピールすると、追突される危険を少なくできます。
更に、意図的にブレーキレバーを数回カチカチさせてブレーキランプが点滅するようにすると後続車がより確実に認識してくれます。
交差点などでバイクで停止していると、時に猛スピードで後方から近づいてくる車やトラックがミラーに映っていて、このまま追突してくるんじゃないか? と恐怖感を感じたことはありませんか?
私は何度もあります。そんな時はフロントブレーキレバーを何度も握る操作をして防衛運転をしています。 ただ、何度もレバーを握るのは面倒なので良い方法がないか考えてみました。
ストップランプ自動点滅
今回はブレーキランプが点灯する際、自動的にストップランプが高速点滅するコントローラを考えてみました。Break Lamp Controllerの頭文字を使って以後は『BLC』と呼ぶことにします。
BLCの制御方法
ブレーキスイッチとブレーキランプの間の線を切断して、点滅回路を挿入します。この点滅回路は電源をもらうと、断続的にON-OFFする出力をブレーキランプに伝えます。
するとブレーキランプが点滅するという簡単な制御です。
但し、ブレーキランプ点滅をキャンセルする機能も付けておくべきと考えました。
ブレーキランプ点滅のキャンセル操作(BLCリセット)
ハザードスイッチをおして一回以上ハザード点滅させます。その後ハザードSWはOFFしてもかまいません。次にハザードランプの出力により2つのリレーが同時にONして、2つのリレー接点が直列接続されます。 このリレー接点の上流にはヘッドライトLoの出力が繋がっています。
(2つのリレーがONするとラッチするようにオマジナイをかけています。)
つまり、ヘッドライトLoの出力が2接点を経由して、ブレーキランプ点滅回路に並列に接続された配線図の左上のリレーコイルに導通して、ブレーキライトを点滅状態から復帰させます。
ブレーキランプ点滅の復帰操作(BLCセット)
ヘッドライトスイッチをLoからHi状態にして下さい。先程の2個+1個のリレー全てがOFFとなります。これでブレーキランプ点滅状態へ復帰します。
もうお分かりかもしれませんが、ヘッドランプHiの時はブレーキランプ点滅モードをキャンセルできませんのでご了承下さい。
先日の記事、キーON状態でヘッドライト消灯が好き と併せて正月休みの工作ネタとしたいと考えます。
本日は構想までということでご勘弁を!(笑)
2019年5月21日追記
既製品で既に同等機能があった...
ネットを徘徊すると、ストップランプを3~5回高速点滅した後に自動的にランプ常灯になる便利な品が販売されていることに気が付きました。
こちらの耐久性は不明ですが、お手軽にブレーキランプの点滅機能が欲しい方は検討の価値があるとおもいます。
もし、使っている方があればコメント欄から使用状況やレビューを頂けると幸いです。
とても素晴らしいアイデアですね。私は、考えられないのでひとさまのコピーばかりですが、やってみたいです。
返信削除SRV鈴さまへ
削除コメントをいつも頂いて嬉しいです。
ブレーキランプ(ストップランプ)を点滅させるパーツは既製品でも売っているのは知っていたのですが、今回のコンセプトは『SRV250の既存スイッチの組合せで、ビルトインした機能がセットとリセットを行う。』でした。
リレーのラッチを滅多に使わないハザード信号を使うことと、ラッチ解除は上流電源をヘッドライトHiとLoで切り替えるというアイデアを寝る前に急に思いついたので、皆様へ公開してみました。