グリップヒーター作動を視覚化せよ!
グリップヒータ作動時のインジケーター表示のいい案は初夢には出てきませんでした。(笑)
まあ簡単に最適案がポンポン出てくる程甘くはないということか?
さて、もう一度おさらいです。グリップヒーターON時にインジケータが光っていると分かりやすいし、
何より『グリップヒーター付いてますよ!』がアピールできる。
更には消し忘れも低減できるのではないだろうか?
ポンと社外品を付けて、表示はLEDランプをハンドル周りに取り付けてという選択肢もあったが、先日から説明しているオリジナル状態をできる限り温存するコンセプトから外れてしまう。
ポンと社外品を付けて、表示はLEDランプをハンドル周りに取り付けてという選択肢もあったが、先日から説明しているオリジナル状態をできる限り温存するコンセプトから外れてしまう。
さて、どうしたものか...
標準のインジケーター
SRV250の標準のインジケータは3個です。写真を見て下さい。
1993年製のバイクですのでLEDやら難しい配線で構成されておりません。
素人の工作素材としてはまさに最適ですね!
左から緑、橙、青の3色あります。化粧パネルの劣化が進みインジケーターの文字も消えかかり、文字がハッキリみえません。表示を修復したいが、それは別の機会にとっておきたいのでここでは割愛します。
インジケータの色と状態
- 緑:ニュートラルポジション
- 橙:ターンランプ、ハザードランプ動作
- 青:ヘッドライトHiビーム(実色は青緑?)
この台形をしたインジケーターパネルの右下は光る構造になっているはず。
スクロールして下の写真①を見て下さい。一か所だけ配線がない樹脂製の裏蓋で塞がれた部分がありますよね。
どう考えてもここに『インジケーターランプを増設するべし!』ということではないのか?
標準状態に拘って、3色同時に点灯させるとか、通常は点灯しっぱなしのインジケータを点滅させるとか考えていた。
但し、ここまぜお膳立てが出来ているなら....光らない一か所を光らせるぐらいなら....
ほぼオリジナル状態を保ったカスタムと言えるのでは?と甘い判断をさせてもらうことにした。
第4のインジケーターランプの増設
ここからは一気に写真で解説したいと思います。
- ①ノーマル状態
- ②光らない第4インジケーター裏蓋とヘッド試しに1箇所脱着したランプ
- ③裏から見るとインジケータ有りは光が透けて色が見えるが第4インジケータは暗いまま
- ④パネル表面。幻の第4インジケーターは一番右側
- ⑤メッキカバーを外すと第4インジケータは小窓が既に開いている!
- ⑥内部パネルを取ると、表に遮光用の黒色板がある
- ⑦遮光用の黒色板は簡単に外せる
- ⑧構成は3ピース+ハーネス
- ⑨ヒーターを連想させる『赤色の板』を第4インジケータへ装着
赤色の板の入手方法
さて、そんな都合のいい赤色の板は一体どこから入手した? そこに興味あるかと思います。
入手先はと言いますと...そんな便利な入手先などありません。(笑)
DIYですよDIY! 無いものは作るしかありません。
適当な材料を引き出しを片っ端から開けて探すと良さそうな材料発見!
CDのハードケースです。赤色で透明感があって樹脂製、若干黒色の板より薄いかな?
DIYの手順
- ①赤色のCDハードケースと黒色の板
- ②マジックで縁取りします(ちょっと大きめで)
- ③鋭利な先端で傷を付けながら削っていきます。
- ④厚みの1/3ぐらい彫り込んだら、ラジオペンチでバキバキ
- ⑤バリ取りと整形した後に紙やすりで仕上げ
- ⑥嵌めてみると純正のような仕上がり?
- ⑦バックアップ品からランプを取り出し加工しておく
- ⑧事前点灯確認。(ちょっと眩しすぎ)
- ⑨バイクに付けるときは眩しさ低減の為、ガラス先端にシルバー塗料を塗りました。
第4インジケータの接続先は?
ヒータ通電時に光るように接続します。ヒーター発熱体と並列接続する方法を選択しました。
直列に入れるとヒーター部に十分な電流が流れませんのでご注意を!。
但し、ヒーターが故障していないのにインジケータランプのフィラメントが切れただけで、ヒーターも付かなくなるので一丁一旦ですな~
その他の回路の説明が必要な方は、過去記事『グリップヒータの装着』をみてください。
インジケーターパネル分解と装着
写真を載せますので参考にして下さい。パネル表側の2箇所のネジを外し、ヘッドライト全バラシ後にパネル裏側の2箇所のネジを外します。裏からアプローチするにはヘッドライトがじゃまですので少々作業が多くなります。
パネルから電球を外す時はゴム栓とワイヤーハーネスを強く引っ張りすぎないよう、断線に気を付けながら実施するのがコツですが、それ以外は特に難しい作業はありません。
使い心地と夢心地
グリップヒータースイッチON(ヘッドLoあり+ホーンスイッチのチョン押し)でみるみる暖かくなる心地よさと、その動作を知らせる第4の幻インジケーターの使い心地は最高でした。(笑)
最後に動作確認時の各種インジケーターの光り具合をお楽しみくださいませ!
一旦取り外したUSBの電源部(2箇所)を両面テープで再固定も完了済でございます。
第1~第4インジケータが同時に光る状況は、ノーマルSRV250で出くわすことはないとは思います。(そもそもSRV250というバイク自体を見かけないが...)
自己満足パーツがまた増えてしまいました。
自己満足パーツがまた増えてしまいました。
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