バッテリー電圧の変動 SRV250

突然やってくるバッテリーの絶命

バッテリーは冬に突然死することがあります。古いバッテリーは充電しながらメンテしていれば経験上4~5年は大丈夫です。愛機SRV250も前回のバッテリー交換が17年4月なのでまだまだ大丈夫なはずです。 

とは言え寒い日が続きますので、聴診器(電圧計)を当ててバッテリーを健診してみました。

条件

前日は12km程走行(新年会の料亭⇔自宅)
本日の気温5℃(10時頃)

バッテリー電圧 12.88V 

  • 無負荷状態


IG-ON時から順番に負荷を追加

12.55 V (IG-ONのみ)

  • キャブヒーター  ON
  • ETC車載器    ON
  • ヘッドライトLo   ON
  • ヘッドライトHi   OFF
  • グリップヒーター OFF
  • テールランプ   OFF
  • ブレーキランプ  OFF
  • グリップヒーター OFF
  • ハザードランプ  OFF



続いてテールとブレーキランプをON(ここでソケットにLEDを挿す)

12.15 V
  • キャブヒーター  ON
  • ETC車載器    ON
  • ヘッドライトLo   ON
  • ヘッドライトHi   OFF
  • テールランプ   ON
  • ブレーキランプ  ON(点滅モード)
  • グリップヒーター OFF
  • ハザードランプ  OFF

更にブレーキランプ(LED)を常時点灯

12.07 V
  • キャブヒーター  ON
  • ETC車載器    ON
  • ヘッドライトLo   ON
  • ヘッドライトHi   OFF
  • テールランプ   ON
  • ブレーキランプ  ON (常灯モード)
  • グリップヒーター OFF
  • ハザードランプ  OFF

お待ちかねのグリップヒーター作動

11.96 V
  • キャブヒーター  ON
  • ETC車載器    ON
  • ヘッドライトLo   ON
  • ヘッドライトHi   OFF
  • テールランプ   ON
  • ブレーキランプ  ON (常灯モード)
  • グリップヒーター ON
  • ハザードランプ  OFF

最後はハザード点滅作動

11.2~11.6 V
  • キャブヒーター  ON
  • ETC車載器    ON
  • ヘッドライトLo   ON
  • ヘッドライトHi   OFF
  • テールランプ   ON
  • ブレーキランプ  ON (常灯モード)
  • グリップヒーター ON
  • ハザードランプ  ON
写真なし。(点滅なので電圧安定せず)

結論

極端なバッテリー電圧の落ち込みも無く、バッテリーの劣化は無さそうです。(笑)

負荷をONしただけで急激に電圧が下がっていく場合は、バッテリーがお疲れモードとなっているので突然死が来るかもしれせんね。

バッテリーの充電

この後、バッテリー充電器で2時間充電しておきました。管理人が持っている充電器は15Vぐらいで充電する仕様のようです。

エンジン動作時(発電時)の電圧

エンジンを始動させてアイドリング状態:900rpmで電圧を測定すると13.4Vでした。
写真は撮り忘れました。

13.4 V (IG-ONでエンジン動作時)
  • キャブヒーター  ON
  • ETC車載器    ON
  • ヘッドライトLo   OFF
  • ヘッドライトHi   OFF
  • グリップヒーター OFF
  • テールランプ   ON
  • ブレーキランプ  OFF
  • グリップヒーター OFF
  • ハザードランプ  OFF
更にヘッドライトLoとグリップヒーターをONすると電圧は13.4Vから下がり始めました。同時にエンジンの回転数も下がってきて700rpm程に....

たぶん電源収支的に発電能力に対して消費が多すぎるかと思われます。
最後には、エンジンストップとなりました。


アイドリング回転数を少し高めに設定して1200rpmぎらいだと13.00Vは何とかキープしました。
更にスロットルを開けて2500rpm以上をキープすれば14Vでずっと安定します。
普通に走っていればバッテリー充電は問題ないってことですよね!

今回は測定しやすい実機での電圧確認結果でした。
机上での電流計算はこちらを参照ください。

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