カリスマ経営者の終焉
カルロス・ゴーンさんは平成11年から日産自動車の経営を立て直ししたカリスマ経営者。
今回の逮捕報道は日本の自動車業界に衝撃を与えるに十分な事件である。
但し、ゴーンさんが意図的に今回のことを行ったとはとても思えない。
人はある程度の財力をもては、人の上に立ち尊敬され歴史に名を遺す。慈善事業で世界の役に
立ちたいという思いが強くなり、お金に対して執着がなくなるものだと考えているからだ。
日産の再生やルノーや三菱との連合で世界販売台数を1000台オーバーを達成した。
これだけでも凄いことなのに、高々数十億が欲しくて、私的な目的や行動を起こすのだろうか?
「コミットメント(必達目標)」 という言葉は11年当時に自分の中に大きなインパクトを与えた。
車業界に激震が走るのは間違いない。明日の日産の株価への影響は少なからずあるはず。
お金が絡む事件に目を付けて、市場の混乱でさらなる利益をもくろむ人達は明日は忙しくなるのであろう。
私的な事には興味がないゴーンさんだと思っていたので、私も少なからずショックを受けている。
ゴーンさんは既に日産の社長と最高経営責任者(CEO)から退くことを表明しているので、西川CEOが会社自体は今まで通り堅実な経営をお願いしたい。
やっちまったのか?ゴーンさん
ここからは予想だが、業界や大企業の不祥事が1つ出てきた場合は、氷山の一角であるかのように第2、第3の不祥事が暴かれるのが通例。 更なる仰天ニュースが出る日は近いのか?それは日産かもしれないし、他メーカーかもしれない。
このキャッチコピー なんだか意味深です。
国境を跨いで縦横無尽に経済活動を進める多国籍企業に対して、東京地検特捜部が久しぶりにやってくれる? のかもしれない。
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