SRV250 Scrambler化計画

ブロックタイヤで試走!『こりゃ~面白いぞぉぉぉ』

アップハンドルの内容を追加してリライトしました。 2021年2月14日
フロントフェンダー加工の内容を追加してリライトしました。 2021年2月21日
ゴムブーツ取り付けた内容を追記してリライトしました。 2021年3月15
スクランブラーに乗って林道を走ってみたい! そんな気持ちから愛車にオフロードタイヤを履かせてなんちゃってスクランブラー化を思いついたのが数か月前だった。

腐食にまみれたアルミリムやさび付いたワイヤースポークを塗装(FR)したり、新品スポークを安易に使用(RR)しちゃったりと方向性が定まらなかった前後ホイールは振れ調整まで完了しました。

20年以上絶った中古チューブ、リムバンドとブログ主としては珍しく? 新品のSHINKOタイヤを購入したりと統一性のない新旧ハイブリッドな部品構成だったがタイヤも装着できました。

そして、お古のフロントディスクローターとドリブンスプロケットが組み上がったので早速装着してみました。

結論から言っちゃいますと。『こりゃー面白いぞぉぉ』の一言に尽きます。(笑)今まで恐る恐る走っていた落ち葉だらけの道や未舗装路でも安心のグリップ力! 河川のガレタ石多めの場所でもなんとか走れます。20年以上経つ空冷のオンロードバイクが全く別のバイクになった感覚です。

『確かSRV250とルネッサを両方とも持ってたよね~(笑) それでどっちバイクにオフタイヤ履かせたの? SRV250それともルネッサ?』と気になる人もいうでしょう?

それとも他人のバイクまで気にしている人など、そうそういませんかね~(笑)

そんなことでワクワクしているのは変態ライダーのブロブ主だけに決まってます。

その名は SRB250 V-Twinスクランブラー

いろいろ悩んだ挙句SRV250にSHINKO:SR241を装着します。果たしてブロックパターンのオフタイヤが似合うのでしょうか?

ルネッサに装着することも検討した結果、ガソリンタンク形状と容量そしてシート形状と積載性と見た目と実用を考えて、より優位なSRV250を選択しました。

SRV250のScrambler化の第一歩が始まります。モチベーションを維持して最後までやり切れるよう、まずはバイクに新たな名前を付けます。

SRV250のScrambler化なので頭文字のゴロ合わせでScRamBler250
SRB250
と命名することにします。単純な発想だね~(笑)

それではSRB250プロジェクト開始です。

タイヤ装着編

装着前にタイヤサイズの比較をしてみました。

リアタイヤ

110/90-18 ⇒ 4.00-18(SHINKO:SR241)ホイールに嵌めた状態でタイヤ径が約10mm大きくなってます。若干太くなったかな~という程度です。リアのリムサイズ2.15インチに対してSHINKOの許容リム幅:2.15~3.00インチと下限側ギリギリでOKタイヤ外径は689mmとSRV250の標準タイヤに対して若干大きめ。バイクに装着した状態では10mmの半分の5mmが後軸位置でアップする計算です。

フロントタイヤ

90/90-18 ⇒ 3.50-18(SHINKO:SR241)ホイールに嵌めた状態でタイヤ径が約25mm大きくなってます。凄く太くなったか感じがします。フロントのリムサイズ1.85に対してSHINKOの許容リム幅:1.40~1.85インチと上限ギリギリでOK

タイヤ外径は671mmとSRV250の標準タイヤから大幅にアップします。しかもタイヤの接地部分の横幅102mmと異常に広い! 標準タイヤの幅は95~98mm位かな?
バイクに装着した状態では25mmの半分の17.5mmが前軸位置でアップする計算です。

実装確認

リアはスイングアームやその他の部位に干渉することもなく組み込むことができました。リアビューからみたタイヤです。迫力が増した気がします。一方、フロントタイヤはというと外径やタイヤ幅が大幅アップしてしまったので、タイヤとフェンダーが干渉します。特にブレーキキャリパーがある左側のクリアランスが少ないです。仕方がありません。とりあえずフェンダーは取り外します。人によってはこのフェンダーレスなシルエットが好きかもしれませんね!

但し、雨天走行や水たまりを通過した際にフェンダーレスではライダーに水が掛かっ悲惨な状況となります。何とかしてフェンダーは付ける予定です。まだタイヤを装着しただけなので完成までの道程は遠いです。少しずつコツコツと進めていきたいと思います。『ダート走行はどうだったか?』と言いますと、まさにアハ体験でした。タイヤがめっちゃグリップして面白いように砂や小石交じりの路面をグイグイ掴みます。オフタイヤ履くだけでこんなに変わるなんて驚きです。凄く楽しいですよ~

フロントフェンダー編(仮)

フロントフェンダーレス状態で水たまりを通過したら思いっきり泥水が跳ね上がって、ヘルメットや革ジャンに泥攻撃を受けたので、仮のフェンダー装着を模索してみます。方法としては片側2カ所の固定ボルトを1カ所しか使わずに、フェンダーを一段上げてオフセットするやり方。但し、これでは不十分なのであくまでも仮取り付けとします。後日、ちゃんと強度とメンテナンス性を考えて取り付けるつもりです。

日が沈んでも懐中電灯片手に屋外ガレージで作業しつつ、近くの公園まで試走です。サスペンションがストロークするとフェンダーとクラッチワイヤーが当たる音が...

サスがフルボトムすると110mm程下がるのですが、計算上はオフセットしたフェンダーの天面とホーン取付部の出っ張り(ブレーキホース固定ステー)が当たります。 日が沈んだし、疲れたし、めんどくさくなったので明日はこのまま走ってみます。

その妥協の結果は...フェンダーに傷入りました。(爆)ちなみに、ブレーキホースは短めの物を付けていたのでブレーキホースステーを利用して固定していませんでした。ビラーゴ400(XV400)のフロントが19インチだったような~ 既にヤフオクでポチったブログ主。(取付互換性あるのか?)

フロントフェンダー編(本)

落札したビラーゴ400のフロントフェンダーを解体屋に取りに行ってきました。ヤフオクに出品している解体屋は隣の市なので車で15分もあれば行けます。送料掛からないので助かります。

結論からいいますと、ビラーゴ400のフェンダーは4DNと全く同じ品でした。(爆) ちゃんと部品表を調べてから落札すればいいのにお恥ずかしい次第です。 オリジナルのブルーイッシュブルーで塗装された綺麗なフェンダーはキープして、落札した小傷あり色褪せありの紺色フェンダーを加工してみることにします。

任意のところでR形状や折り目を付けるの難し~い。添え木したりテコの原理で楽に加工できないかいろいろ工夫してます。(笑)そして、従来の穴位置使って取り付けた時にどこが当たるのかを確かめると、タイヤの横方向で一部当たっている部位があることが分かりました。落札したボロいフェンダーを変形させてタイヤとのクリアランスを作っていきます。

冷静に考えると19インチのビラーゴ400でもフェンダーが干渉しないということなので縦方向は余裕があるはずです。変形させると縦方向のクリアランスが減少する可能性大ですが、現物合わせでレッツトライ!フェンダーをフロントフォークに付けた状態で変形させました。その際フロントシャフトはタイヤレスですが、フロントフォークの先端にしっかり固定しておきます。

まず大きな変形が必要な左側を攻めていきます。その後右側にも固定具をもう一つ使って、タイヤと干渉する部位を外側に変形させていきました。

それにしても板金製のフェンダーの裏に極厚の鉄製ステーが忍ばせてある構造。これはスタビライザー的な効果を狙っているに違いない! なかなか変形させることができんぞよぉぉぉぉ!ということでクリアランス3mmぐらいしかないけど干渉せずにフェンダーはオリジナルのネジ穴で取り付け成功!! だけど林道とかで空気圧を下げたらヤバイんじゃない?(爆)上からフェンダーのオフセット度合いとクリアランスを見てみましょう。最終的にはタイヤとフェンダーを大きくあけて、小石や枝とか挟まらないようにする必要あります。そこまでオフロード走りたいならオフ車買え!と突っ込まれそうですね!(笑)

最終形状?

2月20日にセローなお仲間3人とオフロードに連れていってもらいました。今回は小石多めの道だったのでタイヤとフェンダーの隙間に石が挟まり続けて、終始ガリガリ♪音がなったまま走行する羽目に... もう初っ端から活動限界となり意気消沈。

というわけで翌日に早速フェンダー加工を遂行しました。フェンダーアップの目標は+22mmです。方法は簡単です。新たな穴をフェンダーに開けます。

電動ドリルを使う訳ですがパワーの無いドリルで手で固定して開けるので、ドリル先端にエンジンオイルを垂らしながら弱めの力で少しずつ分厚い鉄板に穴を空けていきました。

ステーを噛ませていきなり完成!(笑)

それでもタイヤの幅とフェンダーが当たる部分あったのでスパナやドライバーとか使って無理やり変形させたところが部分的にあります。(爆)

これ以上フェンダー高さをアップさせるとホーンとブレーキホースを取り付けている金具にフェンダーがフルボトム時にあたりそうなので22mmアップにしました。

アップハンドル編

フラットダートを軽く流すだけなら、ハンドルポジションも今のままで何とかなりますが時々現れるガレた道やちょっとぬかるんだ土にできたワダチ、若しくは大きなこぶなどが視界に入ってくるとスタンディングしたくなります。
でもね~SRV250Sのハンドルは低いんですよ。
スタンディング姿勢とっても腰が曲がったおじいさん状態になってしまいます。(笑)

SRB250補完計画としてはハンドルのアップ化は避けて通れません。ならば、さっさと取っ払いましょう!
一応タンクの上は養生しておきます。
まずは仮取り付けして雰囲気や高さの確認をします。その後スタンディングして雰囲気を味わって林道走行を妄想中(笑)

位置関係はそこそこ良さげです。点錆びある中古ハンドルもやっと役立つ時がやってきました。(ヤフオクの落札品です)
ここで、アップハンドルに伴ってロング化が必要なクラッチケーブル、スロットルワイヤー、ブレーキホースに関して整理しておきましょう!

ケーブル類をロング化


市販品でSRV250ノーマル長さに対して150mmロング化したものが手に入るようです。

ハリケーン(HURRICANE) スロットルケーブル
ハリケーン(HURRICANE) クラッチケーブルで150mm延長
ハリケーン(HURRICANE) チョークケーブル で150mm延長
※SRV250Sはフレームにチョークレバーがあるのでロング化不用

ブレーキホース
HB7P080Sという格安ホースがRakutenで販売されてました。長さを選択して購入すればOK? バーテックスのラバーホース 950mm(純正+150mm) これを買いましたが黒色じゃないのでちょっと見栄え的に失敗か? 

さてクラッチケーブルを延長ケーブルに交換します。それにしてもマフラーガード(火傷防止)のカバー外さないと、固定ボルトにアクセスできないとは...
準備したクラッチケーブルはNTB製で品番はCYJ-06-015標準に対して150mm程長い。
ちょっと長すぎたかも、+100mmでも十分でした。
87年-96年 ビラーゴ250 アップハンドル用を購入してみました。エンジン側からワイヤー取り付けて引き回しをしてクラッチレバーに繋げば終わりです。
お次はスロットルワイヤーです。こちらも純正そのままではアップハンドル化したために届きません。はるか大昔にSRV250の中古スロットルワイヤーをヤフオクで何かの部品落札ついでに100円ぐらいで手に入れてたものです。

同封可能で送料かからなかったのでワイヤーも落札していたものがたまたまロングワイヤー使用でした。これはラッキーです。新品で買うと高いしね~(笑)

長さの比較をすると150mm程長いことが分ります。装着して分かったのですがこちらも長すぎです。+100mmで十分です。
スロットルワイヤーの交換は面倒です。タンク下ろして、エアクリーナーボックス取る前準備はまだしも!
キャブレターをゴム製のインマニから取り出すためのネジ緩める作業が暗く狭い場所のネジ山が老眼には見えません。夕方暗い時間帯になってきたので尚更です。(笑)
それにしてもキャブ汚れてるな~
キャブレターを取り出すと、やっとワイヤーをキャブから取り外すことができます。
キャブにスロットルワイヤー2本つけて組みたいとこですが、『ちょっと待ったー』
先にストットルグリップ側のワイヤーを2本つけてからキャブレター側のボルトを適正に締めて組み付けてください。

先にキャブレター側のワイヤーを固定するとスロットルグリップ側がめっちゃ取り付け難いです。というか無理な力でスロットル側の樹脂を傷めることになりますよ!

ということで、日も沈み今日の到達目標のブレーキホース延長までやり切ることができませんでした。青空屋外ガレージですから仕方ありません。(ボソ)
ハンドルは約130mm上に、ハンドル幅も一回り広くなりました。後日ちゃんと測定しますね~取りあえずキャブレター取り外したのでエンジン始動始動確認はやっておきましょう!
問題なくエンジンに火が入りました。 吹け上がりも問題なし!
肝心のライディングポジションはというと... かなりハンドル上がってステップとの距離も近づけることができました。オフ車的な位置関係になってきましたね~
あとはブレーキペダルとシフトペダルを従来より上側に調整して地面に対して水平にしたいな~
ブレーキホース延長作業は2月19日に行いました。ノーマルが約800mmに対して、+200mmの全長1000mm品をRakutenで購入しました。送料込みで1000円以下でした。
交換自体は無事に完了したのですが、コストダウン優先でメッシュホース色を銀色&透明にしたのは失敗だった。やっぱ黒がいいよね! それに1000mmは長すぎです。(爆)
運転した感じはハンドル高さが劇的にアップしてSRV250のハンドリングじゃないみたい。(笑)
SRV250のグリップエンドは汎用のハンドルには付かないようです。
中古で落とした汎用ハンドルは内径にネジ切ってないタイプだった。

グロリップエンドも購入しないと...しばらくはルネッサ君のグリップエンドを借りておこう!

フロントブーツ(失敗編)

既にアマゾンで中華製フロントブーツが到着済み。なんと送料込みで400円以下の格安品。この格安シリーズは怖い物見たさのブログ主の性格だから許して頂きたい。(笑)

届いた物はバリ付き一部成形不良ありと『これぞ中華品質!』といえる品でした。(笑)
SRB250のインナーΦ38に対してサイズ小さめなのでゴム伸ばして嵌める必要ありです。キツ過ぎたら装着は見送ります。
バリ取りが必要なのも中華ならではの通過儀礼(笑) 
購入した時は389円だったけど、今見ると値上げされているぞ。(ボソ)
そしてフィッティング作業です。だめだ小さい過ぎる。ジャバラの小さい径の方がインナーと擦りあっていて使えません。...389円を無駄に使いました。(笑)
ちゃんとしたメーカー品をサイズ指定して買うことにします。Twitterでお世話になっている方からデイトナ35mmがいいかもとアドバイスありました。ありがとうとざいます。
アドバイス頂いたにも関わらず、購入した品はAliExpress(中華のネットショップ)のこれ!
例によって送料込み値段です。寸法は現物を測定する限り間違ってはなさそうです。
これなら問題なく取付け可能でしょう!
但し、この国の品質はこんなもんです。内部に発生しているバリ取りは自分でやらねばなりません。
アマゾンでも同じ品が売られていました。但し価格は約2倍でしたよ!
3月15日に少し時間が取れたので実質1時間位でゴムブーツを取り付けましたので追記して置きます。

センタースタンドはルネッサに付いたままなのでサイドスタンド嵩上げ、スイングアームの右側に木の椅子を当てがって、右側からジャッキアップしてフロントを浮かせます。

浮かす前に主要なネジやボルトは少し緩めておいた方が安全です。

ジャッキアップ状態はそんなに安定しているわけではないので浮かした状態でトルク掛けてネジを緩めるのは危険です。 続けてシャフト抜いてタイヤを外します。先にキャリパー外してタイヤを取り外した方が作業性は良かったりして...(笑)
左右のフロントフォークを順番に抜いてゴムブーツ嵌めてからブーツの上下を結束バンド(タイラップ)で縛ります。 写真残ってませんがゴムブーツには水抜きの孔(空気孔)を開けてます。このブーツ何も孔が開いていなかったです。そして装着して記念撮影です。

アンダーガード編

Coming Soon

ストーンガード編

昔、丸網をDIYで無理やりストーンガードもどきにして取り付けていたのを思い出した。その後、あまりの丸網と分かるカッコ悪さに一旦取り外していたので...黒色に塗っておきました。 今度付けてみます。(笑)とりあえず付けてみた。やっぱり黒く塗っても丸網は丸網にしか見えぞよぉぉぉ!(爆)

その他(ギャラリー)

フラットダートなら面白いほど路面を食ううぅぅ
タイヤ変えて嬉しくなってセロー先生についていくSRB250
足の長さがそのままエンジン下の高さになってますね!リアタイヤ18インチはセローと同じかな?
進路に丸太に出現! ここでギブアップ!
フロントバンクからのエキゾーストパイプの引き回しを変えないと、丸太は越えれない。
ちょっとガレた林道を先導セローに必死で付いて行くSRB250
フラットダートならSHINKOタイヤSR241が路面をガッチリつかんでお気軽に走れます!
超フラットなダートをニコニコしながらトコトコ走ろう!(笑)
SRV250をロンスイ(ロングスイングアーム)化して、更に走破性を向上させたいという思いはありますが、これでほぼ完成形ということにしたいと思います。
ロンスイ化はクレイジークロムさんが手がけたSRV250のような雰囲気になるのでしょうか? いいですねロンスイ化!

0 件のコメント :

コメントを投稿

コメント頂いた内容は非定期の確認となりますので返信が遅くなることがあります。
ご理解頂ければ幸いです。