4DNはスクランブラーの夢をみるか? SRV250 ルネッサ

 キャラメルパターンのブロックタイヤ到着

ヤマハの4DNと言えばSRV250とルネッサのこと。そんな答えをすぐ返せる人は相当なヤマハファンか4DNオーナ(過去、現在、未来)の方でしょう! そんな4DNの前後ホールのスポークも張り終えた矢先にタイヤが到着した。

タイヤ装着ぐらいなら家の中でも簡単にできる予感がします。というのも以前にDIYで挑戦したTIGERR800タイヤ交換(PPバンド使用)は既存タイヤの取り外しと中古タイヤを嵌める作業をしましたが、これは超簡単だという感触を持っていたからです。

ちなみにこの時は屋外青空ガレージで実施しました。

簡単で力も要らないなら寒い屋外じゃなくて家の中でやっちゃえ! そんな悪魔の囁きが聞こえてきます。

4DN用に購入した新品タイヤはゴムも柔らかいタイプなので、すんなり嵌るはずと勝手に確信し家の中でタイヤ交換を始めました。(笑)

ちなみに購入したタイヤは韓国メーカー:SHINKO(シンコー)のSR241という銘柄です。

タイヤは新品ですがチューブとリムバンドは中古品でお安く仕上げます。

シンコーを選択した理由は単純にコストだけです(爆)。前後で送料込みで12000円でお釣りがきますよ! フロントに3.50-18、リアに4.00-18のサイズを履かせます。

性能はというとタイヤのレビューを見るとフラットダートでは結構喰いつきが良くて、舗装路もそこそこ走れるとのこと。

王道としてはやっぱIRCのTR-011 TOURISTが良いですよね~ タイヤの外径もSR241より若干大きくなりますし、ブランドだし人気あるし~ もう少し安くしてくださいIRC様! 

フロントタイヤ

まずは使用する中古チューブのサイズ確認です。今回のフロントタイヤ3.50-18なのでこのチューブでOKです。しこのチューブは相当な年代物のような気がする。

PPバンド(ナイロンバンド)で楽々タイヤ交換

少し空気を抜いてからタイヤの中に入れます。

PPバンド(ナイロンバンド)は7~8本もあれば大丈夫です。
使い方(結び方)は簡単、簡単!
空気を入れる部分の両側はしっかり固定してチューブバルブ(空気入れ部)周辺のチューブがタイヤから出てこないようにね! チューブの空気を適度に抜きながら作業してください。

但し、バルブ先端はタイヤの隙間から飛び出させた状態として下さい。
バルブの飛び出し長さが多めになればなるほど後の作業が楽になります。

そしてリムのタイヤが嵌る部分とタイヤがリムと擦れながら接するビード部分にタイヤワックスやシリコンスプレーを塗っていきます。これ以上キツく縛れないぐらいPPバンドを締め付けて、貝の口のように閉じた部分にもタイヤワックスかシリコンスプレーをぬりぬりします。

とにかくタイヤとリムがこすれ合う部分の摩擦が最小限になるようにします。

今回はシリコンスプレー使います。布かキッチンペーパーにスプレーを少量吹いてティッシュで液をタイヤに塗る方が無難です。

室内でスプレー飛沫が床に落ちると床がツルツルになっちゃいますよ!
リムバンドを忘れずに! タイヤを組付けた後に『しまった!』とならないようお願いします。(笑) まずバルブ部分をリムに入れ込んでバルブ先端が見えるまでグイグイ押してください。
バルブ先端が出てきたらナットを嵌めて、元に戻る(引っ込む)のを阻止します。
後は手でグイグイタイヤを押し込むと、滑るようにリムにタイヤが吸い込まれます。
但し、最後はタイヤ―レバーを使わないと硬くてタイヤが入りませんでした。
屋外だったら足で思いっきり踏めば入ったかもね(笑)
無事に完了です。PPバンドでの前処理してから10分も掛かりませんよ~

リアタイヤ

フロント同様の作業手順です。タイヤサイズは4.00-18となります。
大事なポイントはフロントタイヤの時と同じですよ!
あっと言う間にタイヤが嵌ったので空気入れてバランスとってみます。
フロントは奇跡的?にバランスは良好でした。ウエイト付けなくても良さそうです。
リアはウエイト付けました。新品スポークなので鉛のウエイトを鉸めて付けたくなかったけど... やっぱウエイトは付けることにしました。このウエイトもお古ですけどね~
ホイールは前後とも簡易バランス取りは完了です!

ディスクブレーキローターの取り付け

ボルトは新品買いました。ブレーキは大切ですからネジロックもちゃんと使いましょう!

ドリブンスプロケットの取り付け

ハブダンパー付けた状態(これも中古品です) そしてカバー嵌めます。
お次はドリブンスプロケットの取り付けです!
丈夫な鉄製ドリブンスプロケットを選定します。これはルネッサからGetした中古品です。 

表面の汚れや錆等はサンダーで一通り取り除いていますので部屋の中の作業でも大丈夫!
(代わりにルネッサへはAFAMのゴールドスプロケットを取付済み。)

走る、曲がる、止まるに関わる部品の取付トルクは管理をきっちりと!
おっと、このトルクレンチはふるさと納税でゲットしたTONEか!?(笑)
対角線の順番で締めて行きます。
出来上がり! さて一式出来上がりましたが取り付けるバイクはSRVなのかルネッサなのか悩むところ...

題名に恰好よく『スクランブラー』とか書いちゃったけど、この先の詳細プランがまだ出来上がっていない。(笑)

今後もこの記事は更新していく予定です。やりたいことを列挙すると、
  • タイヤをバイクに実装
  • ハンドルアップ(ワイヤーやブレーキホースも延長要)
  • アンダーガード(サンプガード)の自作
  • ターンランプ小型化で転倒時の対策
  • ステップのゴム撤去でアルミ部をギザギザに加工
かな~

そして、フロントバンクのエキパイをエンジン下から移動したい。(ボソ)
その為にはどうしても溶接機が欲しい~

中古品で十分だと思ってますが、マフラー程度の肉厚薄めなら中華製の格安新品でも溶接はできそう! 

4~5年前にバイク仲間にマフラーのエキパイ溶接機で作ってみたいといったら笑われた記憶が残ってます。本気にしてくれなかったけど本気だったんですよ~(笑)

家庭用の100V用溶接機がお手軽で興味があるけど、これって使うと家のブレーカーが落ちるのかな~ 

値段的にはタイヤよりも安いじゃないですか! これは検討圏内かも... まずはお小遣い貯めなきゃね~


2012年2月11日追記

Twitterを見ていると、同じやり方でSR400のタイヤ交換に成功したとの『たか様』のつぶやきを発見! タイヤ交換の記事が巷のライダーさんに役立つこともあると分かって凄く嬉しかったです!


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