SRV250のドリブンスプロケットは手強い?
本日の工具の紹介から始めたいと思います。作業するにあたり32mmのソケットを購入しました。
ホームセンター:コーナンで税込み950円。
コーナンのオリジナルブランドとのこと。作りはしっかりしていますのでお勧めです。
仕様・型式
12.7mm 角ソケット 32mm PAWM-273ちなみにこれ32mmより上のサイズはありませんでした。
それではスプロケット交換の作業の紹介です。
噂に聞く鬼トルク?
SRV250のフロントスプロケットは32mmサイズの大型ナットで締め付けられています。振動の大きいエンジンだからなのでしょうか? 巷では素人では緩めるのが困難な鬼トルクで締まっているとのこと。 おまけに25年分の錆が更に緩めるのを妨げます。 素人が手を出しても結局、バイク屋で取り外してもらうことになると言われています。 メンテするにはそれなりに覚悟して挑む必要がある部位です。既にエマーソン製のトルクレンチは持っていたので32mmのヘッドを購入し一度は挑戦する必要があります。 そう一度は挑戦しないと気が済まない性格です。(笑)
本来ならばインパクトレンチが欲しいところですが持っておりません。
まあ、何とかなるだろうと気楽な気持ちで開始します。
作業開始
1.ギアを1速に入れた後にギアペダルを外します。ちなみにボルト1本外すだけです。2.スプロケットカバーを外します。
ボルト3個を取り外しゆっくり手前に引けば外せます。
大きな32mmのボルトと御対面です。
25年間一度も取り換えしてないと思います。結構錆びてますね。もともと付いていた制振用のリング(ドーナツ状の樹脂)も割れて残っていませんでした。
カバーの裏は長年の泥とオイルと、ごみ等でコテコテ状態
3.ナットの側面にある回し止めを起こします。
事前準備は完了です。
4.ボルトの取り外し(手順)
・ギアを1速に入れる。
・前輪を壁に当てる。
・ギアを1速を確認する。(再確認)
・サイドスタンドを立てる。
・トルクレンチをボルトに嵌ます。
・レンチは高さ調整した台に当てる。
ちなみにセンタースタンドは付いてますが使ってません。スプロケのボルトを緩めようとすると、チェーン駆動で後輪が回転しようとします。当然バイクは前に進もうとするので前輪を壁に当てて動かないようにします。
・バイクに乗ります。
・右手でフロントブレーキレバーを握る。
・右足でリアブレーキペダルを踏む。
・体重をシートに掛ける。
・左足でレンチの角部を固定
・左手でトルクレンチを奥に押し込む。
(ジワリではなく一気に、インパクトを与えます)
・数回トライすると『パキッ♪』と音がしました。
(* ̄▽ ̄)フフフッ♪ 笑みがこぼれました。成功です!!
書き忘れてましたが、前日の夜からCRC5-56をボルトとシャフト隙間にしみ込ませています。 お約束のおまじないですね!
確か落札価格100円で送料が160円だったような....
それでは早速ですが交換しましょう!
いや~それにしても汚いですね。
ジフと水をシェイクして簡易的なクリーナーを作成してそれなりに掃除しておきましょう! シェイクすると科学反応?してペットボトルが少し凹みます。
化学反応で体積が減るのかな?
ジフは家庭用洗剤ですが、バイクの油汚れも良く落としてくれます。
バイク用のケミカル剤は高いものおがほとんどです。
実は家庭用洗剤は安くて良いものがありますよ。主婦の厳しい判断の中で性能とコストの両立を達成したものだけがメジャーな銘柄として生き残ってます。
ジフはバイクの油汚れ落としには欠かせません。
フロント側の仮組完成の図
ついでにドリブンスプロケットも交換です。
リアタイヤを外します。リアブレーキも掃除しておきます。
意外にも綺麗な状態でした。
エアー吹いてシューの削れカスを飛ばす程度にしておきます。エアーはコンプレッサがないので自転車の空気入れを使ってシューシューと飛ばします。(笑)
ドリブンスプロケットはまだ使えるけど、現状の45丁から昔使っていた42丁に変更です。
2次減速比に興味ある方はこちらを参照
AFAMのゴールド45丁
AFAMのシルバー42丁
ダンパーもガタなく問題なしです。
それでは規定トルクを守りながら修復作業を開始します。
このアングル! まるでタイヤの上にSRV250が乗っているようですね。
オイルと泥だらけだったので、できる範囲で掃除してスプロケットを取り付けました。また汚れる箇所なのでこのぐらいで十分です。
マイナスドライバーの先端を入れて、ハンマーで叩くと根本の方から曲がってきます。
仕上げはもう少し丈夫な鉄の棒を使って叩きます。2UJ02 Y-1という表示はエンジン型式でしょうか? 何方か御存じでしたら教えて下さい。
出来上がりです。
カバーの裏側もそれなりに掃除しました。
最後に組み上げて終了~
今回は慣れない作業だったのでトータルで3時間ほどかかってしまいました。
45丁⇒42丁に変更したけど特にスタート時の半クラッチ操作も問題なく、ギアチェンジも違和感なしです。 登りが続く山道ではちょっと苦労しそう....
SRV250:ドリブンスプロケットの関連記事はこちら
・バイクに乗ります。
・右手でフロントブレーキレバーを握る。
・右足でリアブレーキペダルを踏む。
・体重をシートに掛ける。
・左足でレンチの角部を固定
・左手でトルクレンチを奥に押し込む。
(ジワリではなく一気に、インパクトを与えます)
・数回トライすると『パキッ♪』と音がしました。
(* ̄▽ ̄)フフフッ♪ 笑みがこぼれました。成功です!!
書き忘れてましたが、前日の夜からCRC5-56をボルトとシャフト隙間にしみ込ませています。 お約束のおまじないですね!
新旧比較
『新』といっても以前ヤフオクで落札した中古品のドライブスプロケットですが、現状よりは状態が良いので十分です。確か落札価格100円で送料が160円だったような....
それでは早速ですが交換しましょう!
いや~それにしても汚いですね。
ジフと水をシェイクして簡易的なクリーナーを作成してそれなりに掃除しておきましょう! シェイクすると科学反応?してペットボトルが少し凹みます。
化学反応で体積が減るのかな?
ジフは家庭用洗剤ですが、バイクの油汚れも良く落としてくれます。
バイク用のケミカル剤は高いものおがほとんどです。
実は家庭用洗剤は安くて良いものがありますよ。主婦の厳しい判断の中で性能とコストの両立を達成したものだけがメジャーな銘柄として生き残ってます。
ジフはバイクの油汚れ落としには欠かせません。
フロント側の仮組完成の図
ついでにドリブンスプロケットも交換です。
リアタイヤを外します。リアブレーキも掃除しておきます。
意外にも綺麗な状態でした。
エアー吹いてシューの削れカスを飛ばす程度にしておきます。エアーはコンプレッサがないので自転車の空気入れを使ってシューシューと飛ばします。(笑)
ドリブンスプロケットはまだ使えるけど、現状の45丁から昔使っていた42丁に変更です。
2次減速比に興味ある方はこちらを参照
AFAMのゴールド45丁
AFAMのシルバー42丁
ダンパーもガタなく問題なしです。
それでは規定トルクを守りながら修復作業を開始します。
このアングル! まるでタイヤの上にSRV250が乗っているようですね。
オイルと泥だらけだったので、できる範囲で掃除してスプロケットを取り付けました。また汚れる箇所なのでこのぐらいで十分です。
マイナスドライバーの先端を入れて、ハンマーで叩くと根本の方から曲がってきます。
仕上げはもう少し丈夫な鉄の棒を使って叩きます。2UJ02 Y-1という表示はエンジン型式でしょうか? 何方か御存じでしたら教えて下さい。
出来上がりです。
カバーの裏側もそれなりに掃除しました。
最後に組み上げて終了~
今回は慣れない作業だったのでトータルで3時間ほどかかってしまいました。
交換後のインプレッション
走行中にチェーンから発するシャリシャリ音が小さくなりました。45丁⇒42丁に変更したけど特にスタート時の半クラッチ操作も問題なく、ギアチェンジも違和感なしです。 登りが続く山道ではちょっと苦労しそう....
今日の主役
エマーソントルクレンチです。SRV250のオイル交換や自動車タイヤのローテーションの時も活躍してます。お気に入りの工具SRV250:ドリブンスプロケットの関連記事はこちら
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