フロントフォークの錆とカーボン調シール XR250

 インナーチューブの内部まで侵食した錆はどうする?


XR250の錆対策もそろそろ終焉に近づいてきました。どうしようかとずっと悩んでいたインナーチューブの錆対策について本日プチメンテしましたよ~

製造販売(1997年)から24年経過しているXR250は、実はインナーとアウターの摺動部分は全く錆が無いというメッチャ嬉しい状態でした。 

但し、ステム近辺(ヘッドライト近辺)の錆が信じられないぐらい酷い状態でした。機能に影響する部位ではないので見栄えだけの錆対策となります。

錆取りする前の状態はこんな感じでした。どう見ても点錆レベルじゃありませんね~ 内部までいっちゃてるのは明らかです。(笑)どう処置するか悩みます。

インナーチューブの錆対処方法

方法1

錆取り剤で地道に処理して鉄の素地が見えてきた部分にエポキシ系のボンドを入れる。硬化したしたところで表面を耐水ペーパーで馴らす。

この方法は、インナーとアウターが摺動する部分の錆対応で使われるようです。この方法は手間が掛かりますが、丁寧に処置すれば摺動部分の凹凸が無くなりオイルシール等も傷めず旧車復活方法としてコストを掛けない定番のようです。

方法2

真鍮ワイヤーブラシ(もちろん電動工具を使った回転タイプのブラシ)で赤錆をガンガンと削る。そして母材のスチール(鉄)が見えてきたら錆防止剤を錆の凹部に薄く塗ってカーボン調シールやアルミテープで隠す。

今回は方法2で対処することにしました。 暑い最中に電動工具を使って錆をある程度取り除いた状態がこちらになります。

もう少し粘り強く作業し続ければ、鉄の素地まで見えるのですが、暑い中での作業に体力の限界です。根気負けしました。
錆防止剤を薄っすら塗った後にカーボン調シールでお化粧しておきましょう!
カーボン調シールはそこそこの気密性があるし、粘着力も強いのでこういった部分に使うには便利ですね!
そして試走の様子
機能に全く影響しないなんちゃってメンテナンスでナンセンスかもしれませんが自己満足ということでお許しを!(笑)
使用したカーボン調シールの紹介はこちらの記事をどうぞ!

足付き性向上計画

そしてカーボン調シールを貼った写真でお築きの方もいるかと思いますが、短足体型のブログ主の足付き性向上の為にフロントフォークの突き出しを施してみました。

写真では15mmの突き出し量となります。正確には従来に対して13mm突き出しました。
車高でいうとフロントだけ13mm低くなったので足付き的には半分の6.5mmぐらの効果しかありません。 
突き出し量アップによるデメリットとしてキャスター角が少し立ち気味になったり、前後のサスペンションのバランスが崩れるとは思いますが、オフロード初心者のブログ主はそこまで感度がいいライダーじゃありません。(笑)

バレリーナライダーにとって貴重な6.5mmを優先することにします。だってガレ場で足付こうとしただけで立ちごけを2度も経験してますから~(爆)

LEDヘッドライト

ヘッドライトケース外したついでにハロゲンランプ(H4)をLEDに交換します。この2日前にアリエクスプレスで発注した品が届いてます。到着まで1ヵ月もかかりましたよ! まあ送料込みで980円なのでよしとしましょう!


レビューで光量もばっちりあって、発熱対策でファンが付いている品です。XR250のヘッドライトケースは小さいので発熱心配です。

ところがですね~ これデカすぎてXR250には実装できませんでした。仕方ないのでこの品をSRV250に実装して、SRV250の光量少な目で発熱も少な目(ファンレス)をXR250に持ってきます。

これでも0.5mmぐらい当たる箇所があったのでヤスリで樹脂部を削りました。赤〇部を少しだけ削ってます。
最近はXR250を弄ってばかりいますが、そろそろ終わりが見えてきました。綺麗にしたバイクを林道走って転がして、傷つけようとしている自分がいる気がする。(笑)

その他

左右のレバーは塗装済み。(これもお手軽に耐熱塗料で塗ってます)
乾いた後は炎天下の下車のフロントガラスとボンネットの間に透明ビニールに入れて放置すると手で持てない程、高熱雰囲気中に晒すことがでします。(笑) 

お次はステンレスのエキパイをバーナーで炙って高温状態にして着色します。高温に熱すると青紫っぽい色合いとなりました。バーナーの先端のような色合いです。

ちなみにステンレス製エキパイは当初こんな状態でした。まだ表面の酸化というか腐食状態を研磨するまえのオリジナル?状態でし。

ステンレスの着色はテンパーカラーと呼ばれています。表面に生成された酸化膜の厚みによって黄色系、赤系と様々な色合いとなります。但し、テンパーカラーが強く付いた表面は腐食しやすい(=孔電位が低くなる)というデメリットがあるので要注意です。

後日、Twitterで「オフセットサイザル研磨剤セット」いう神グッズがあることを知った。次回エキパイ外すことがあったらトライしてみるかも...


話題が変わりますが、タンデムステップは不要と思って実は取っ払ってました。但し、ある経験からやっぱり必要という結論に達し再度取付けました。

シャフトは錆だらけなのでブラック塗装、割りピンはステンレスクリップを自分で加工して代用してます。(セコイ!)
日焼けサロンという言葉があるけど、屋外ガレージに10時間以上作業していると、屋外メンテサロンで顔や腕が日焼けしていることに後で気が付いたブログ主であった。

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