DIY Tiger800

カーボンシール工作の初体験　TIGER800

素人が貼るカーボンシール

バイクのビジュアル系カスタムとしてカーボンシールを貼るという話をよく聞きます。

カーボンシールといってもの本当のカーボンを貼る訳ではなく、カーボン調のカッッティングシールを貼るのですが、表現としては以後カーボンシールと表記させて頂きます。

ヤマハのSRV250は純正状態でメッキ系でお化粧がされているのでカーボンとは相性が悪いかな？と感じていたので一度もカーボンシールを貼ったことはありませんでした。

一方TIGER800（無印：白）はメッキパーツは皆無で、フレームも黒色、樹脂部分も黒色。
ガソリンタンクとくちばしは白色という配色です。

ならば、黒色部分をカーボン調にすると似合うのではと考えました。
実際ネットを見るとTIGER800にカーボンシールを貼った例はいくつか見つけることができました。

というわけで、実は昨日2月7日にカーボンシールが届きました。長いダンボールに梱包されています。　長さ200mmm×幅1520mmのシートが丸めて筒状になって送られてきました。





数日前に話題のPayPaｙモールで購入した品です。
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さてTIGER800のどこにカーボンシールを貼りましょうか？　
まずは黒い樹脂部分で小さいところを選びます。小さくで凹凸の少ない部位で練習し、最終的にはナックルガードに挑戦してみたいところです。

最初に選んだ部位はフロントサスペンションをガードする樹脂部品です。
これなら面積が小さいし凹凸も少ないので初心者向きではないでしょうか？

それではレッツトライ！

分解と洗浄

分解は実に簡単です。

サスペンションガードはネジ２箇所、ナックルガードもネジ２箇所を外すだけで簡単に分解可能です。（写真は省略）

ネットで調べると、シールの粘着性を最大限に発揮するには貼る面の汚れを落として、シリコンオフスプレー等で樹脂部表面の化学物質を取り除くのが大事とか．．．．

そうは言ってもシリコンオフスプレーなどはありません。　ここは家庭用洗剤に活躍してもらうしかありません。　その後除菌用のアルコールスプレーで表面を拭けばなんとかなるでしょう！（笑）



家庭用洗剤、食器洗い用の洗剤は油汚れを落とすにはモッテコイ！
みるみる油汚れが取れますよ～



乾いたら仕上げはアルコール除菌スプレーで表面を軽く拭けばＯＫ、拭く材料はキッチンペーパーが便利かな？　何から何まで台所用品で足りてしまう．．．（笑）

カーボンシールを裁断

部品が左右対称に取りつくのでカーボンシールの模様も左右対称となるように裁断する必要があります。　単純に大きさだけ併せてで裁断すると、貼った後の模様が左右対称にならないのでよく考えて裁断して下さいね！



まずはサスペンションガードから開始です。



最初は仮止めで直線や平面が大きくとれる部位に貼ります。今回は直線部分に折り目を付けてから貼りました。　完全に自己流ですので正しいかどうかは分りません。（爆）



暖めては伸ばして、伸ばして貼っての繰り返しです。
空気溜まりが残らないよう指や柔らかい棒（樹脂製）でシワを伸ばしていきます。

凹凸があるところはシートを温めて伸ばすようにピンと張っていくと上手くいくようです。
温めるにはヒートガン（ドライヤーより強力なやつ）があると便利です。

情報収集の為に観たYoutubeでは石油ファンヒーターの前で汗かきながら引っ張っていた人がいました。これは強力な温風が得られるのでナイスアイデア？なのかもしれません。




今までやったことのないカーボンシール貼りですが、サスペンションガードは何とか貼ることができました。

一心不乱に作業に取り組んだ関係上、途中の作業写真がありません。（爆）

表側

裏側

よく見ると恥ずかしい出来栄えなのですが、せっかくの処女作です。
まずはこの状態でTIGER800に付けてみることにしました。





下地作りがいい加減なので、その内に剥がれてくるかもしれませんが自己満足モードで当面はこの状態で走ってみようと思います。

暗くなったので部屋に入りましたが勢いでナックルガードのシール貼りにも挑戦。
こちらは凹凸が激しく平面部も少ない形状。さらには鋭角に曲がっている部位にも貼る必要があり悪戦苦闘。

結局一枚では貼れずに切り貼り状態。一部破れたところもありました。
貼り直したいのですが、もう指が痛いのでしばらくこれで使います。（笑）



左側のナックルガードは擦り傷があったので、シールを貼ることで見えなくなりました。
近くでガン見しなければ、それなりに見栄えはするので良しとしましょう！