CORONAエアコンRC-2217R 室外機の静音化

安くてよく冷えるぞ CORONAのエアコン RC-2217R

※本記事は2017年7月に書いた内容を見直してリライトしたものです。

子供部屋用にCORONAのクーラーを購入しました。大型家電屋さんでの数量限定の特別価格で設置費込みで46000円(格安です)。安いものには訳がある? という言葉がありますが詳細にレポートします。



このエアコンはとにかく良く冷えます。二階に設置しているのですが真夏の閉め切った2階の部屋を急冷させようと、温度最低でONさせると、あっという間に快適な温度に下がります。

吹き出し口のパネルを手で開け閉めする必要ありますが、要は夏の季節だけはパネルを開けっぱなしにすればいいだけで、全く気になりません。

とは言え、大きな欠点がありました。

室外機が煩い!

室外機が異常に煩いです。その訳はRC-2217Rは室外機制御がインバータ制御していないことにあります。

ファン制御もコンプレッサー制御が2値制御(つまりON-OFF制御のみ)であり、ON時はコンプレッサーのMAX能力で動作を開始します。。

もしかすると最大-中間-停止の3段階制御かもしれませんが..このコンプレッサーON時の音が非常に大きくて、なんとかして音が小さくしたいという衝動に駆られました。

更には室外機を2階ベランダに設置したため、室外機と部屋と距離が近く振動も気になります。

ハッキリ言って完全に選択を誤りました。(安物買いのなんとらや...)
このままでは辛いので対策を考えます。

対策開始

ターゲットはこいつです。

回路図をまじまじチェックします。(実にシンプルです。)

まずは分解

実に簡素! コンプレッサ部にはフィエルトが巻いてあるのみ。
コンプレッサはPanasonic製なんですね~

以前乗っていた90系のマークⅡの廃車時にキープしていた物を取り出します。
(こんなところで有効活用できるとは....)

サイズカットして

おまじない程度ですが、冷房能力アップには効果ないと思いつつも断熱シートを巻いて....

アルミ粘着シールを巻いてい 巻いて~♪

コンプレッサ本体から発生する音を静音化する為にフエルトを2重に巻き巻きして~♪

コンプレッサの下側にも詰め物を押し込みしています。最終形状は下図となります。

ファンの振動と騒音を筐体に伝えるな!

ファン固定ステーと本体との接合もねじ2本のダイレクト締め?? 振動が金属の室外機筺体に響きそうな部分ですね~

振動が伝わらないようにゴムラバーをかませます。

ステー上部にもスポンジかまします。こうすればファンモーターをを固定しているブラケットと筐体の接合部分から伝わる振動が低減できるはずです。

足元にはホームセンターで売っている防振ゴムなどを忍ばして...

ダメ押しとばかりに鉄チェーンを固定するゴムを再利用します。このゴムをダンパー効果を狙って鉄の足と樹脂製土台の間に挟み込みました。

最終仕上げ

これでもかのフィエルト充填! 隙間という隙間に詰め込みました。

実はこんなグッズもあったりするので効果確認の為には買ってみたい気もする。
 
結果:ずいぶんと静かになりました。(大満足)

一連の作業を終えて、皆様にお伝えしたいこと。

1万円を最初から使って、インバーター式のエアコンを買いなさい!!!

<豆知識>

基礎知識:コンプレッサーとは

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