東京都のCOVID-19新規感染者は連日2000人超え
(グラフはGoogleのCOVID-19感染予測ページから引用)
昨日、今日とCOVID-19の感染者が半端ない! いや数日後に今日を振り返れば『まだあの頃はマシだった』と嘆く人が大多数を占めるような悲惨な状況になっているかもしれない。
興味のある方は下記リンクをクリックして今後の感染者数(予想)を見てみるのもいいだろう。COVID-19感染予測(日本版)
GoogleはAndroidスマホやGoogleマップ、Googleナビ経由蓄積される膨大なデータがある為、人の動きを容易に把握する術は持っている。
その人の動きを独自のアルゴリズム(AI:人工知能)で解析し、数週間先まで新規感染者数を予測しているのだろう。
予想が当たるのはある意味怖いことだが、こういった試みをやってくれる企業や自治体はないので、一つの目安になると考える。
ジャブジャブの資金が向かう先
そんな悲惨な新規感染者予測がある中、影響を受ける実体経済では飲食業界や旅行業界も倒産という悲しい状況に陥り始めている現実は誰しも知る所。
景気がいい話は、ニューズを見る限りほどんどなく、強いていれば巣ごもり需要で活気立つゲーム業界やネット通販業界などの業績見通しは明るそう。
そして米国は新大統領の元で新たな財政出動により大型案件の補正予算やインフラ整備で無理くり労働需要を喚起する策が期待されているので、ダウやナスダックも指数はうなぎ上り。
その為、買い方にとってはリスクオン状態でアクセルを踏みっぱなしだ(笑)
当然利益も出て、利食いによって生み出された新たな資金や売り方(ショート)狙いの投資家が全面的に白旗を上げて買い戻すもんだから、ますます上がる。
米国市場が上がり過ぎと感じつつも買い進められ、ちょっと不安を抱き新たな買いを若干躊躇しはじめた買い方(ロング)の市場関係者は、まだまだ割安だと考える日本に注目する。
そう、COVID-19の感染者が(米国や欧州と比べれば)少ない日本に資金を向かわせるのだ。その結果が連日の日本市場の動きに繋がっている。
実体経済と乖離しようが今のチャートが市場参加者のマインドを示しているから、否定はできない。海外から買い圧力の資金が流入するとなれば国内投資家もそれに乗るしかない!
いつまで続くのか?
こればっかりは誰にも分らない。(笑)目の前に大きな落とし穴があって、嵌って命に係わる怪我をするかもしれない状況でも冷静な行動がとれなくなってくるのだろう。
目の前で空から札束が舞い降りてきていれば隣の人に取られまいと、誰しも一歩踏み出して、空から降ってくる万札を手に取ろうと一歩足を踏み出すのだ。穴があるかないかは札束握ってから考えようとする人の比率が大きくなっていると確信する。
運が良ければ数メートル違いで落とし穴を踏むことはないだろう。いや、数10センチかもしれない。それでも我れ先にと札を掴みに積極的に行動する(リスクを取りに行く)。
その穴に落ちるのが明日、明後日かもしれないが落ちなければ人は自分の行動を振り返ることもない。(爆)
人々に宴会や長時間の会食は慎めと言いながら、自分だけは大丈夫と思い会食する人は多いのか? まあ政治家でさえそんな矛盾した言動があるくらいだから自分には甘い人間の性といえばそれまでかも。
たぶんCOVID-19で混沌とした世界がワクチン効果が実感できて、金融収縮が少し始まったら市場の方向性は変わるだろう。
感染防止策(ワクチンや治療方法の確立)が担保できたから、経済的にどう生きていくかは国民一人一人の責任でお願いね!
というメッセージを国が発するような状況になれば金融相場で成り上がったチャートもナイアガラを見るのだろうか?
というか、その予兆が見え始める、もしくは見え始めるような材料ネタ(ニュース)が出れば、正にその瞬間が天井に成りえるのだ。
何らか良い方策や対処方法が確立されてオリンピックが開催できる目途が立てば(もしくは開催困難と決断されたとしても)、そこが一つの転換点となると考える。
悲しい人間の性なのか...
但し、実体経済とかけ離れた株高と雇用維持、経済維持を目的とした(明確な感染対策方針や指標なき)ジャブジャブの資金投入は一抹の不安がある。
30年振りに更新した日経平均株価の意味するところは、新たな株高のスタートなのか?
それとも、金配りの弊害によって健全な経済活動が破壊され、日本の実体経済が弱体化し始める『新たな失われた30年』なのか? いくら考えても全く予想できない。
そんなときは考えることを止めて、好きな趣味に没頭するのが健全な精神を維持するにはいいのかもしれない。
映画も好き小説も好き、経済の動きを予想するのも大好きだが、これだけ激しく変動幅がある時は休むが得策!
土日は寒いかもしれないがバイクで少し走ってみよう!
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