蛍光灯のLED化はDIYでお手軽に! 

天井埋め込み方式の蛍光灯をLED化



今回は丸形蛍光灯交換用LEDライトモジュール(マグネット式)を使って自宅の洗面室の埋め込み型蛍光灯をLED化したので紹介します。

使用したLEDモジュールは下記です。
  • メーカー:REUDO
  • 商品名:LIGHTING PRODUCTS for LED
  • 型式:RE-MGLMーR0765
このLEDモジュールを見た途端に宇宙艦隊USSエンターブライズ号を妄想してしまう人は相当なトレッカーに違いない!
(トレッカーとはスタートレックを熱狂的に愛して止まない人達の総称です。)

ちなみにブログ主もスタートレック(スタトレ)の大ファンで子供の頃からTV版宇宙大作戦から映画はもちろん小説(単行本)も読みあさった人間だったりする。

スタトレに限らず小学校低学年から『謎の円盤UFO』とか海外のSF番組が好きでTVをガン見していたのは両親から見れば変わった子供だと思われていたかもしれない。(笑)

さて、冒頭からタイトルから逸脱した話題になってしまったので本題に戻ります。

自宅の浴室や洗面室の照明は白熱灯か蛍光灯が採用されてます。15年前に建てた家なので標準仕様としては妥当な設備です。

蛍光管の寿命なのかグロー点灯管の劣化かは不明ですが、洗面室の蛍光灯がついに点灯しなくなりました。約15年間お役目ご苦労様でした。
交換方法として新品の丸形蛍光灯のまま使うという方法もありましたが、世の中には蛍光灯をLED化できるモジュールもあるという話を御近所さんから以前聞いていたこともあって、アマゾンを徘徊して探してみました。

埋め込み式の照明器具外装を流用してLED化

洗面室の照明は天井に埋め込み式となってました。リビングやその他の部屋にあるシーリングライトは電源がアダブタ式になっており、簡単に本体を交換できますが埋め込み式は本体ごと交換するのはちょっと面倒ですね!

こんな時は蛍光灯部分をごっそり取り除いてLEDモジュールに入れ替える方法も良いのではないでしょうか?

天井に埋め込まれた蛍光灯をまずは取り外します。本体は天井にビス2本で固定されてました。ネジを外して100Vの線2本を外せば簡単に取れます。 
100Vの配線を弄る時はブレーカーを確実にOFFしてから作業して下さいね。
(ちなみに工事資格が必要ですよ!)

本体を取り外した後の天井面はこんな状態です。

100Vが出力される配線が剥き出しです! つまりブレーカーをOFFしてないと大変なことになります。

本体裏に貼ってあるウレタンスポンジと天井面が接する部分は黄ばんでますね~
黄ばんだエリアにある2個の穴は本体を天井に固定するためのビスの跡です。
もう一箇所離れたところにある傷は、何か凸部が当たっていた傷跡でしょうか?
アマゾンを徘徊するとサイズ的にもピッタリなLEDモジュールを発見! 楽天やYahooショップで比較するまでもなく、そのまま購入しました。(笑)

amazonでポチッタ後で値段を比較してみると、どのネットショップ系でも1200~1500円で購入できることが分りました。

従来が30Wの丸形蛍光灯だったのでLED化することで30W⇒7Wと、省エネ効果も期待できます。LEDモジュールが簡単に手に入ることに感謝ですな~

蛍光灯の分解と配線

特に難しい作業はありません。屋内に配線された100Vの2本の線をLEDモジュールの2本の線に接続するだけです。まずは蛍光灯の内部基板だけにします。裏側から2本のネジを外せば簡単に基板だけ外れます。
次に不要な部品を撤去します。蛍光管、安定器、インバータ、点灯管、口金など部品は不要となります。

尚、100Vの線を接続する方法としては今回は取り外した部品を再利用します。
下記写真の白色部品となります。
再利用する白色部品は屋内配線(むき出し)を差し込むだけで板バネの力で接触圧が保持できるので便利そう! 本体から白と黒の線も含めてニッパーで切りました。
四角形の金属基板は再利用するのでここまで分解します!
残った樹脂部分です。少し変色がありますね~
再利用した白色の部品から延びる線とLEDモジュール側の線を半田付けして絶縁テープで保護します。 この白い部品は金属基板の適当な場所にビスで取り付けました。
金属版にLEDモジュールの強力マグネット(3個)で固定する方法を選択します。

マグネットを使わずにマグネットを固定しているネジを金属板にねじ込んで固定する方法も考えましたが、マグネット方式がお手軽ですから...

モジュール自体が軽いので地震等の揺れでも金属版から離れることは無いでしょう!
装着イメージはこんな感じかな~ それにしてもマグネットが強力ですな!
金属版から引き離すのが大変でした。
さて、天井に実装していきましょう! まずは金属板側からネジ2本を使って天井面に固定します。次に、もう一度ブレーカーが落としてあるのを確認してから配線開始です。
屋内から延びている配線の先端を白色の部品に差し込むとバネ構造で線を挟み込んでくれる親切な構造設計でした。正式名称は何て言うんだろうか?
白色部品のカバーをして、結線部位は出来上がりです!
この状態で点灯確認しておきます。ブレーカーを入れた後に、壁にあるスイッチをONします。おお~ LEDが眩しく輝きます。
その後、白色の部品のカバーをします。もちろんブレーカーは再度切ってから作業していますよ! カバーの固定はネジ1本締めるだけ。 簡単! 簡単!
そして復元作業に掛かります。LEDモジュールをできるだけ中心にくるようにレイアウトします。但し、最終的にはカバーで覆うので光源が中心から外れていても影響はありません。

マグネットが金属版と密着する部位で配線を挟み込んだりしないよう気を配ってLEDモジュールの位置決めしましょう!
最後にシーリングの半球カバーを取り付けて点灯させると、こんな感じに仕上がりました。

DIYでLED化のメリット、デメリット

メリット
  • スイッチONで直ぐに点灯する。
  • 眩しいほど明るい。
  • 省エネ効果がある。
  • 軽量
  • 購入価格が安価
デメリット
  • 電気配線が必要となる
  • 耐久性が未知数
  • 経年劣化で暗くなるかも?
  • 保証無し(発熱、火災)

その他

LEDモジュールの詳細写真(裏表)を載せておきます。
  1. REUDO 丸形蛍光灯交換用LEDライトモジュール(マグネット式)
  2. 型式RE-MGLMーR0765
1年以内の故障はリュウド株式会社の保証があるので、点かなくなったら交換可能です。
購入した時のメールやアマゾンの発行する領収書等は保管しておきましよう!

LED側
裏側
マグネットは3箇所あり強力な磁力で金属とくっつきます。放熱用の金属も厚みがあってLEDの熱劣化を防止してくれそう!

リュウド株式会社が作成した取付方法説明書が添付されてますので、初めての方でも安心!?


感想(換装)

円形蛍光灯管を蛍光管形そのままでLED化できる物も世の中に売られているのは知ってました。

方法としてはグロー管だけ取り外して、蛍光灯部分をLED内蔵蛍光管もどきに取り替えれば一切工事や改造しなくてOKというお手軽な品です。

今回、前から興味のあったLEDモジュールを購入して換装にチャレンジしてみたのですが、思った以上に簡単でした。

あとは経年劣化で光度が落ちてくるとか、いきなり点灯しなくなるとかないことを祈るばかりです。

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