タンデム用グリップと熱収縮チューブの相性はバッチリ! TIGER800

 タンデム用グリップのカスタム

TIGER800には丈夫で握りやすいタンデムグリップがあります。

過去にブロブ主と息子で高速道路や茶臼山に向かって走った際はこのグリップのおかげで、凄く乗りやすくて体を安定させやすかったとタンデムした息子が言ってたのを思い出します。

いつか自分もタンデムシートに乗ってみたいと思ってます。その為には誰かにタイガーを運転してもらわなきゃならないけど... 

そして、このダンデム用グリップはTIGER800を押したり引いたりする際にバイクを安定させて動かす時にも大助かりなんです。

左手でハンドルの左グリップ、右手でタンデム用グリップを握ると凄く安定してバイクを移動できます。

難点としえば、冬は素材の金属の冷たさがダイレクトに手に伝わって冷たいということと、金属表面がツルツル過ぎて滑りやすいということでしょうか?

それならば...ということでタンデムグリップに熱収縮チューブを巻いてみました。

え!たったそれだけでカスタムしたとか言っちゃって大丈夫!?(笑)

タンデムグリップは2点固定

車検前の復元作業時にトップボックスの台座下を分解していた際にグリップの取付部位をマジマジと見てみると、簡単に分解可能だと分かりました。
という訳でついでに分解作業を始めます。

台座を分解する時にグリップの1箇所はネジを外すことになります。つまりグリップは残り1箇所のボルト(下の写真参照)を緩めればすぐに取り外すことができました。
そして、ストックしてある熱収縮チューブ(直径30mm)を175mm程使います。もう少し長くてもいいかもしれません。

この写真のグリップで説明すると、熱収縮チューブはグリップの右側から入れるしかありません。実はチューブを嵌め始めると、いきなり難所にぶち当たりました。

熱収縮チューブと格闘?

多分フックとかを引っ掛ける為に凸になった部分があります。一瞬『え! ここって通過できるの?』と思わず声に出しそうなぐらい、絶望感に包まれます。

と思いきや、少しずつチューブを移動させると直径30mmのチューブがギリ通過できました。TIGER800のハンドルグリップに巻いた熱収縮チューブは直径40mmでしたが、もう一回り小さいサイズで対応可能です。
次の難関は90度に曲がった部分です。ここも根気よく少しずつチューブを動かしていくと何とか通過できました。短気な方は内側にシリコンスプレーでも吹けばスルッと通過できると思います。
何とか目的の場所までチューブを持ってくることができました。
さて、熱収縮チューブを収縮させる熱源を決めましょう! 手持ちの熱風ドライヤーもこの冬場ではパワー不足です。かと言ってガスバーナーで炙るのは熱量多すぎるし...

ということで台所のガスコンロを弱火で換気扇付けて10分ぐらいかけて全体を炙ることにしました。
『工業的作業を台所のコンロでやるのは止めて!』 奥様からクレームを浴びました。

『ちょっとだけ!』と子供のような理由を言ってやり続けましたよ(笑)
両側の2箇所を手で持ってコンロの上で熱収縮チューブを炙ります。
まるでスルメイカを炙っているような気長な作業です。

1本目は慎重に炙りましたが、2本目は少し強火で炎にダイレクトに当たるような距離で急激に熱を加えてみましたが、このチューブは臭い匂いも出ず溶けることもなく加工性能も優秀でした。
バイクに戻して完成です。ブログを見ているTIGER800乗りの皆さん! これ絶対いいですよ~
この時期に素手で握っても冷たさを感じないし、握った感覚も適度な摩擦があって滑りません。
取り回しが楽になりますのでお勧めです!

見た目がカッコイイと感じる方とダサイと感じる方と真っ二つに割れそうですね。
私は前者でしてカッコイイと感じました。(笑)
バイクの色に合わせて、赤や青、緑といったバリエーション品を選んで自分だけの一台を作ってみては如何でしょうか?

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