そろそろ限界? サザエさん
  バイクのフレームとスイングアームを結合しているボルトとナット部をピボットと呼びます。由来は英語のpivotとのこと。pivotは「回転軸」という意味があるとのこと。
  我が愛機TIGER800のピボット部にはサザエの蓋がお飾りとして付いています。但し、梅雨の長雨と湿気によって両面テープの接着力が限界を迎えたようです。
  本日、湿気を飛ばそうとバイクカバーを取ると、サザエの蓋がポロリしてました。
  (サザエの蓋を付けた背景はこちら)
  そもそもピボット部分のシャフトにはスイングアームがスムーズに動くようにグリスとかをたっぷり塗っています。グリス部分に走行中の雨水、泥水等が入り込むと良くないのは想像できます。
  ということで、ピボット部分を覆うカバーやキャップが世の中には存在します。ピボットカバーと呼ばれています。ベタなネーミングですね!
  水やゴミ、砂を嫌ってピボットカバーを付ける人は多いようです。初めから標準で付いているバイクもあります。ならば、TIGER800に付いているサザエの蓋なんて何の効果もないじゃん。
そうです! その通りです。蓋を付けたのは単なるネタなのです。
  数週間でポロリすると思っていたのが、予想に反して10ヵ月も剥がれずに頑張ってくれました。(笑)
TIGER800のピボットカバー
  純正品やサードパーティーからTIGER800用のピボットカバーは発売されいるのでしょうか? 探してみましたが検索に引っ掛かりませんでした。 内径37mmぐらいの品を探してもなかなかありません。
  仕方ないので、自宅のクローゼットの旧型部品のパーツやらガラクタが一杯詰まったダンボールの底を探してみると直径37mm弱のゴムカバーが転がってました。
  『これでいいじゃねぇ~』思わず呟きます。それでは早速、工作してみましょう!(笑)
ゴム加工にはカッターナイフ
  ゴム栓の表には4つの小さい穴が凸部に見えます。これをカットして見栄え良くできる自信がないので、このままにしちゃいます。
  ゴム栓の裏を見ると同様に凸形状のボッチがありました。ゴム栓は両面テープでピボット部のボルトの頭とボルトの先端に貼るつもりだったので、このボッチは取らなければ接着力が発揮できないと考え、見えない裏側は凸部をカットすることにしました。
  以前、タイヤの廃却時にゴム(タイヤ)をカッターで切ったのですが、ゴムは引き裂きながらカッターの刃を当てていくと、容易にカットでします。今回も小さなカッターにも関わらず難なくカットできました。
カット後の状態はこんな感じ(下図)
さあ! 貼り付けよう
  ピボット部の油脂をアルコールで落として綺麗にします。そして、両面テープを裏側に貼って狙いを定めて貼りググっと押しておきました。さて、何か月持ちますかね~(笑)
左側
ボルトの先が飛び出してます)
  ゴム栓を押し込みます
  若干、飛び出します。もう少しシャフト(ボルト)の長さを短くできなかったんですかね~
右側
    ボルトの頭が奥まったところにあります。汚れがついたままの写真ですが、ちゃんと綺麗にしてから貼りましたよ~
  
  こっちも同様にゴム栓を押し込みます。
  これで少しは、雨や砂、ゴミが入るのが防げるのでしょうか? 乞うご期待!
トライアンフ純正ピボットカバー(シャフトカバー)
ちなみに純正部品は当然のことながら見栄えや機能も完璧!です。
メルカリで出品されてましたが。あっという間に落札されていました。



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