TIGER800のパニアの活用方法
いきなり衝撃的な写真で申し訳けありません。 タイガー８００用のパニアフレーム（H&B)をSRV250で活用できないか、仮決めフィッティングをやってみました。
結論から言いますと、作ったステーの強度が弱く実用には程遠いということに.... 残念です。
次回は構想から練り直しますが、備忘録として使った工具やら失敗談をつらつらと書いてみたいと思います。
それにビジュアル的にインパクト強すぎです。どう考えても大容量パニアがでかすぎて目立ちます。このままパニアの下にタイヤでも付ければサイドカーになりそうな雰囲気です。（笑）
さて、早朝から玄関前の駐車場で店を開いちゃったんで、その後起きてくるカミさんから厳しいお言葉が発せられる覚悟をした上で作業開始です。（爆）
7月19日は朝5:30起床、ガレージの無い私は暗くなったら作業できないので日が昇ると共に、目が覚めます。（笑）
P&Bのパニアフレームは便利
タイガー800で使用しているＨ&B社のパニアフレームはクイックリリースと呼ぶのでしょうか？（正式名称としてはLock it system）
六角レンチ一本で６箇所のネジを1/4回転するだけで、サクッと取り外しができてしまいます。こんな感じで外れるのです。
左右を繋ぐ、『く』の字の棒は新たに自作してSRV250のサイズと合わせ込む必要があることは分かってます。そもそもタイガーのリアシート周辺はSRV250よりかなり横幅があります。
工夫は必要かと思いますが、仮にSRV250のフレーム側に黄色の丸印が嵌合できるステーを自作して取り付ければ、流用できるのではとニヤリとしつつ、構想と現物合わせの作業を開始します。
型紙は大切！
現物合わせでモノづくりは型紙が大切ですよね！ いつもダンボールを使って型紙を作ってます。
今回もベースステーになる部分はダンボールで作ってみました。
ホームセンターで200円弱で売っているステーなので最初から強度を気にしていたのですが、リアのステップで下から支えるので何とかなるんじゃないかと、甘い考えで作成し始めます。
結局、強度不足で駄目だったんですけどね～
近くのカーマホームセンターで前日購入したステーにダイソーのラベルが．．．今はホームセンターでダイソーの商品を売る時代なんですね～
使用する取り付け穴は２箇所です。（赤〇印）
それなりに強度は確保できる穴位置を選んだつもりです。但し、ホームセンターのステーがね～
薄っぺらすぎて駄目だったんですよ。３mmの板厚ぐらいは必要だと後で思いました。
穴あけはステップドリルが便利
既に長孔が空けてある部材に8mmや10mm、12mmといった穴を空ける作業は家庭内DIYでは大変です。通常の金属ドリルでは位置決めもままならず、ドリルの刃が長穴に喰い込んだりして四苦八苦。悩んでいたところに救世主登場です。
御近所のMさんに相談したところ、『ステップドリルを使うべし！』とのアドバイスとドリルの刃まで貸して頂き感謝感激です。（ありがとうございました。）
またステーを固定する治具までセットで貸して頂いたので穴あけ作業は一気にスピードアップ！思えば、ツーリングから帰ってからは、このステップドリル（金色の円錐形状）のおかげで作業時間は１時間強であっという間に完了することができました。
早朝から工具不足で作業していたときは３時間も掛かって、『ああでもない こうでもない』の繰り返し。（笑） 適切な工具を使って作業しましょう！ 会社で掛け声しているのに自分はやれてなくてお恥ずかしい．．．．
やっぱり強度が足りません！
仮組してパニアを付けてみました。もちろんパニアケース中は空っぽのままです。その状態でも自作ステーが荷重に耐えれず撓みます。明らかに強度不足ですね～
タンデムステップにもステーを作ってネジ締めした後、パニアフレームを下から支える予定だったのですが中止しました。上の二か所の強度不足のままでは実用に耐えれません。
構想を練り直すことにします。
タンデムステップ部のステーも含めて、板厚のアップが必要と判断しました。
TIGER800のパニア流用計画、先がまだ見えそうにありません。
参考までにTIGER800についているH&Bのステーの頑丈さが分かる写真を載せておきます。
あのBMW1200GS空冷のパニアステーはどうなった？
以前、BMW1200GS（空冷）のH&B社のパニアフレームをヤフオクで落札した話をここで書きました。
落札した理由は、もちろんSRV250での活用だった訳です。但し、下記の理由でこのパニアフレームは使用しないことになりました。
上部取付部は１点留めでSEV250のウィンカー部ジャストフィット！ 但し、タンデムステップへの取付部が急激に内側に食い込む形状だったので、リアサスペンションと干渉して流用には適さないことが分かったのです。
格安で落札してラッキーと思ってましたが、全くの新品なので欲しい人がいるはずです。 再度ヤフオクに流す予定です。（笑）
H&B製のステーを躊躇なく切断して、SRV250に無理やり付けたYB125用キャリアへ溶接するという荒業も考えましたが、切断機やら溶接機やら個人のDIYの範疇を超えてしまうので止めておきます。（ボソ）
それにしても、早朝作業⇒ツーリング⇒洗車⇒夕方作業⇒ブログ作成 と凄く充実した日になりました。（ハッキリ言ってちょっとお疲れモードです。）
ヘプコ＆ベッカー社のLock it system
サイドパニアステーのLock it
systemについて参考となる写真を２枚紹介しておきます。
TIGER800用
R1200GS用
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