気が付けばバイク4台?
思い起せば、去年の今頃はTIGER800とSRV250の2台体制で楽しいバイクライフで何ら不満もなく、日々充実した日をおくってました。それから一年で気が付けば所有バイクが倍増し、近所からは(たぶん)変人扱いされるであろう4台体制という嬉し恥ずかし生活になっています。
今までの経緯はといいますと、V-Twinなエンジンでドコドコゆったり走っても良し、高回転まで回してクネクネさせればスポーツバイクな反応も見せてくれる、個性豊かなSRV250と出会ったのが2011年の8月でした。
この時は、近場の短距離をクラシカルなバイクでドコドコ走ることをイメージして購入したので、一日中300km以上走っても疲れない体質やオフロード走行まで興味を持つなんて想像していませんでした。そして4台も同時所有することも想定外です。(笑)
SRV250S:2011年8月 V型2気筒 27馬力
TIGER800:2019年7月 3気筒 95馬力
Renessa:2020年12月 V型2気筒 27馬力
XR250:2021年4月 単気筒 28馬力
なんだか増車ペースが早まっている...
というわけで、バイクを乗る時間は増え、メンテナンスに費やす時間は減ってくるという当然の状況に陥ります。
気が付けばエンジンを労わるオイル交換時期(インターバル)が長くなっていました。
特に空冷エンジンのSRV250Sはオイル交換はとても大切です。いつ頃オイル交換したかをブログを遡って確認すると、なんと交換してから1年経過してます。
今回は1年前のオイル交換記事に追記してメンテの状況を記載しようと思います。殆どブログ主の備忘録的な内容なので内容に目新しさはありません。
前回(2020/6/18) 今回(2021/7/3)
SRV250 44052km 46567km
Tiger800 49500km 54357km
走行距離的にはSRV250は2500km程しか走ってません。(少ないですね~)
センタースタンド無しのオイル交換は大変
さて、諸事情からSRV250のセンタースタンドはルネッサで使用中。センタースタンド付け替えるにもマフラー外さないとオイル交換できないし...
XR250のメンテナンス台(木製)をフレーム下に入れ込んでオイル交換することにしました。特に支障はありませんでしたよ!
前回はオイルフィルター交換してないので(なぜかそれは覚えていた)、今回交換します。オイルの色は黒いものの粘度はしっかりあってオイルの状態は悪く無さそう。前回はヤマルーブスポーツというちょっと良さげなオイル入れたからでしょうか?
今までやったことない確認をしてみました。オイル抜けきったところでエンジン下のドレイン締めて、オイルフィルター付けます。その後、オイルの給油口だけ開けたままエンジン掛けてみました。ちなみにオイルを抜ききった後に確認してます。(良い子は真似してはいけませんよ)
すると、オイル給油口からマフラー出口から出るような排圧を感じます。(驚) 若干の圧力を感じるだけかと思っていましたが、想定以上の圧力でした。
実はエンジン内部のピストンとシリンダーの摺動部は実は完全密封ではありません。
ピストンにはピストンリングがあり、ピストンリングとシリンダーの間は物理的な隙間があります。
そうしないとピストンが摺動できません。エンジン内部の圧縮と爆発工程で生じるガス圧の漏れはオイルの膜(油膜)で防ぐ仕組みです。空冷エンジンは隙間が大きめなのでエンジンオイルの汚れ方は水冷エンジンよりも早めです。
今回、オイル給油口から感じた圧力の程度が正常範囲なのか、もう5万キロ以上走ったエンジンなのでそろそろピストンリングも交換してあげた方が良いレベルかは不明ですが、そろそろピストンリングの交換を考えてあげたいです。
おまじない的にカオスな添加剤:ZOILも入れえおきました。個人的には好きな銘柄です。
TIGER800のオイル交換らラクラク!
続いてTIGER800のオイル交換に移ります。こちらはセンタースタンドあるし、ドレインも六角ボルトで簡単に外せます。
30分以内にオイル交換が完了できるストレスフリーのメンテナンス性です。
但し、前回のオイル交換とことなるのはエンジン下にアルミ製のガードが付いている点です。これ取り外すの面倒だから手の届かない部位にオイルが付くのは避けたいです。
オイルが2Lまでしか軽量できないのが少し面倒です。2回に分けて測量しながら入れました。これから夏場なので10W-50とか入れたかったけど手持ちのオイルはこれしかなかった。(笑) そして簡単オイル交換はあっという間に完了です。
中華からアレが届く
何度もこのブログで紹介しているアリババグループのネット販売会社AliExpressから送料無料または送料込みでの購入です。
取り付け紹介はまた別途ブログで書きますね~
②T5タイプのLED電球互換品
XR250のウィンカーリレー改造用に使います。XR250のウィンカーリレーはフロントウィンカーがポジションランプとして使えるような特殊タイプが使われてます。(新電元製)
--以降は2020年6月20日に書いた内容です--
ソロツーで疲れもあるけど...メンテは大事
ライダーは疲れ知らず? という訳ではありませんが雨で湿度がある時にオイル交換するとオイルに水分が吸収されて乳化? という一抹の不安もあったりするので、ツーリングから帰ったら一気にオイル交換をやっちゃいます。
まずはタイガーさんから開始
オイル交換のノウハウはくーたさんのブログでしっかり勉強させて頂いているので、2回目となりますが、そんなに不安要素はありません。記念すべき1回目のオイル交換が昨年の9月9日でした。現在の走行距離が約49500km 前回のオイル交換時が45500km。
ということで、9ヶ月で4000km程走ったことになります。やっぱ2台体制だと走っているように感じても意外と距離が伸びていませんね!
まずは主役の部品や工具を準備します。
使用するオイルは前回同様でCastrolのPOWER1 15W-40(部分合成油)4リットル缶
安くてアマゾンでお気軽に発注できるのでリピートしました。
オイル交換作業の様子
ドレインのボルトに狙いを定めます。
六角レンチを突っ込みます。
適度な力で開けれるようにメガネレンチを使って(テコの原理)力をじわーっと加えていきます。
ボルトが外れた瞬間にドクドクっと大量にオイルが放出されました。
ピントがあってません。(爆)
流れ始めたらオイルの注ぎ口も隙間を空けておきます。気分的に早くオイルが落ちるような気がしてます。(気休めだとは思いますが)
オイルフィルターの交換
昨年実施した1回目のオイル交換時にフィルターは交換しませんでした。なので今回はフィルター交換も初挑戦します。
準備したものはモノタロウのフィルター(型式:MONOT-4005) たぶん、類似形状のMONOT-4007とかでも取り付け可能だと思います。
MONOT-4005
高さ(mm) 70 ねじ径 M20×P1.5 外径(Φmm) 65 他社参考品番(エクセル)
BRC-560
MONOT-4007
高さ(mm) 65 ねじ径 M20×P1.5 外径(Φmm) 65 他社参考品番(エクセル)
BRC-620
高さが5mm違うだけの差?のようです。
そして、新品のオイルフィルターレンチも今回初めて使います。
くーた様から教えて頂いた情報によると、TIGER800のオイルフィルターの適合品(互換品)としてはMONOT-4007も含めて下記となるようです。
>キジマ:105-533
>デイトナ:67926
>エクセル:BRC-620
>ベスラ:SF-4007
そしてMONOT-4007
なので、MONOT-4005は取付け可能ですが自己責任でお願いします。ちなみに、トラはちさんからも情報を頂きまして、四輪用の HO-11-A
も使えるとのこと。 選択子が多いのは嬉しいですね!
私はついつい安い物を選んでしまいます。(笑)
滑り台を設置せよ!
オイルフィルターを外した時にオイルがはみ出て流れます。当然アンダーガード周辺がオイルまみれになります。この被害を最小限に抑える為に牛乳パックで滑り台を設置しました。設置というのは少し大げさでした。単純にガムテープで貼るだけです。
少しずつ力を加えて、緩めていくと...
オイルがはみ出てきますが、滑り台で影響は最小限に抑えることが出来ました。
さて取り外したオイルフィルターを確認してみます。
純正のオイルフィルターはTriumphとかロゴが書いてあって、カッコいいですね!
ゴムの輪形状もゴム面が平らで内側と外側が少し面より高く飛び出している構造です。
オイルを漏れないようにするには、どっちの構造が有利なんでしょうか?
MONO-4005はやっぱ5mmぐらい高いです。
そして気になるMONOT-4005の取付け適合ですが、問題なく取り付くことができました。
高さが5mm高いので、金属製のエンジンガード等を付けている場合は干渉とかあるかもしれません。MONOT-4005をチョイスする時は自己責任でお願いします。
取り付ける前に新品オイルを少しフィルターに入れて”おまじない”しておきます。
Oリング(ゴムリング)にもオイルを塗って押し付けされる面を馴染ませます。これもおまじない?ですかね~
ドレインボルトのパッキンも新調
前回のオイル交換はボルトのパッキンも再利用しちゃいました。トルクをかけて締める際に金属のパッキンが変形して密着する構造なので再利用はNGなのですが、一回ぐらいは...という貧乏性な性格が出てしまったようです。
アルミ製が付いていましたが、自分の場合はモノタロウの銅製のものにしました。
付いていたアルミ製の物は厚みや大きさ(面)もモノタロウの銅製よりも一回り大き目です。 このアルミ製のパッキンも純正なんですかね~
純正に対して厚みが薄くと面積が小さいので一抹の不安があります。
定期的にチェックしてみることにします。
購入品はこれ
そして、ネジを締めこんで最後に適正トルクで仕上げます。
(素人整備の手の感覚を適正と言っていいのかな?)
そしてオイルを3.5リットル程入れてオイル交換は終了です。
SRV250のオイル交換
こちらは何度も紹介しているので詳細は割愛します。今回の新ネタとしてはオイル注入口のネジ蓋のゴムパッキンを新調したことと。たぶん5年振りぐらいですよ(笑)
ドレインボルトの頭をナメないようにするコツの紹介です。
緩めるときにレンチをしっかりとボルトの頭に垂直に固定する必要があります。
自分の場合はレンチの背面に板を密着させて手でボルト側に押し付けなくても良いように工夫してます。こうすれば緩めるときにナメたりしませんよ。
板を滑り台形状にして板を押し込む程、高さが増すようにして密着する状態を作りだしています。
ネジを嵌める時も同様に板を噛まして作業するととても簡単にボルトが嵌ります。例の金網フィルターとバネが付いている状態をボルトで押し込んでいく作業はネジ溝とネジ山がカチっと会う部分を見つけて、最初にネジが会えば後はゆっくりとレンチを操作していけばニュルッとネジが埋まっていきます。
使ったオイルは御馴染みのこれです。空冷エンジンなのでオイルはできれば良いのを使ってあげたいですね~
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