ハンドル切るとゴリゴリ感がする?
我が家のSRV250は、そのハンドリングの良さや燃費の良さ、そしてシートの出来が最高なのでロングツーリングや峠を少し流す場面でも使いやすさで右に出るバイクはありません。 そう一番のお気に入りバイクなのです。最近オフロードに興味出てからはXR250弄りが多くなってしまったけれど、やっぱSRV250は最高です。(笑)
そう言いつつもここ2ヵ月ぐらいでしょうか?気になっている点がありました。ハンドルを右や左に切るとセンター付近で少しゴリゴリ感があるのです。殆ど気にならないといえば気にならない程度の引っかかり感なのですが、理由は分っていました。
そうステムベアリングのグリス切れだろうと予想していました。多分ですが1993年にヤマハのラインで製造されて以来、一度もグリスアップされてないと思います。
今日は有休休暇を会社から頂いていたので、最近ずっと放置状態だった?SRV250のメンテ日として作業開始です。
三脚を使ってやぐらを設置
とりあえずハンドル外したり、トップブリッジ外したり、メーター周りも宙ぶらりんになるし...フロントサスペンションも抜くし...不安定な姿勢となること間違いなし。
ならば三脚の出番でしょ! やぐらの代わりじゃないですけどヘッドライトの上側に三脚が位置するように設置しての作業となりました。
分解するバーツ多いですよ! 今回のステムベアリングへのグリスアップ作業は骨折れますな~
- フロントブレーキキャリパー
- フロントタイヤ
- ヘッドライト
- ハンドル
とにかくボルトやナット緩めて分解、分解...
メーター関係が固定されているサブフレームは2箇所のブルとと2箇所のナットを緩めれば、ごそっと取れます。
三脚で作ったやぐらから紐で吊り下げておいてくださいね~ 分解したパーツ類がダラーンとなって、ハーネス類を傷めないように三脚から紐でぶら下げておきましょう!
既にステムナットが外れてますが、27mmのソケットが必要です。ブログ主はTIGER800のリアシャフト分解時に必要で購入していたので、新たに買う必要はありませんでした。
周り留めを外すステムを固定してある2との特殊ボルトにアクセスできます。この特殊ボルトを回す工具はありませんでしたが、ヤマハ純正工具のリアサスを調整する工具が使えます。
そのままでは使えませんが、セットするとある部分の隙間に六角レンチとか詰め物をしてピッタリフィットするようにすると使えました。<肝心の写真撮り忘れてm(__)m >
ベアリングの玉が当たるレース部分も錆あり。そして若干の打痕があるような...
赤錆発生! グリスも僅かに残っている程度です。この段階で開けて確認できたことが不幸中の幸いか?
古いグリスや錆を取って、レース部分はピカールでピカピカ状態にしておきました。続けてZOILグリスをタップリと注入しておきます。
赤錆発生! グリスも僅かに残っている程度です。この段階で開けて確認できたことが不幸中の幸いか?
古いグリスや錆を取って、レース部分はピカールでピカピカ状態にしておきました。続けてZOILグリスをタップリと注入しておきます。
グリス系のメンテ作業は手袋してやるのでカメラで写真撮りながらは結構大変です。
ばらした順序と逆の順番で組み付けて行けば、復元作業は難しくはありません。但し、ステムを固定する2つの特殊ボルトは締めすぎると左右動かした時にゴリゴリした感覚があったり、硬くて動きにくくなりますので程々で且つ緩すぎないように何度も調整が必要です。
ばらした順序と逆の順番で組み付けて行けば、復元作業は難しくはありません。但し、ステムを固定する2つの特殊ボルトは締めすぎると左右動かした時にゴリゴリした感覚があったり、硬くて動きにくくなりますので程々で且つ緩すぎないように何度も調整が必要です。
基本的にはこの作業はプロがいるバイクショップに依頼した方が良いとされています。
明日の高山方面へのマスツーリングはSRV250で行くことにしよう!
2021年7月23日追記
ハンドリングがめっちゃ素直で快適に!
SRV250本来のナチュラルで峠道でも思った通りにトレースできるクネクネ走行が思いのままに! グリスアップの効果を感じることができました。やっておいて正解でしたね~
XR250のステムベアリングへのグリスアップの練習課題としてSRV250を生贄にしたのは秘密です。
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