事前予習なしの分解はやめよう!
週末土日は雨模様と諦めていた中、幸運にも三河地方は雨無しでした。走りに行ってもよかったのですが今日はメンテの日とします。お題はタイトル通りです。(笑)但し、フロントフォークオイル交換が何かと時間が掛かって想定外の連続でした。フロントフォークのオイル(クッションオイル)を交換するだけなので
- フォークをステムから取り出し
- トップボルト開放
- 古いオイルを排出
- オイル高さを90mmを狙って入れる
- ボルト締めて 終わり!
と安易に考えていたら大間違いでした。ズブの素人メンテナンスは危険です。やっぱりYouTubeとか先人のブログを参考にしてから作業するのが大切をしみじみ感じました。
実は以前SRV250のフォークオイル(クッションオイル)交換をするべくフォークを取り出してトップボルト開けてバネが出てきたので、同様にやればオイルだけ交換するのは簡単と考えていたんですよ~ (なぁ~にぃ♪)
サス取り外し
いきなり分解写真から入りましたが、一応順を追って説明しておきます。(自分の為の備忘録です。) 最初にバイクにフロントサスペンションが付いている状態で、トップボルトだけ緩めます。自分の持っているソケットレンチは22mmがありません。ヤマハの車載工具を使いました。
車載工具は短くて力が入りません。ウンともスンとも言わず回らないので、手で力を入れるのは止めて反対側を木槌でトントンと叩いて、インパクトのような荷重を掛けるとスンナリと緩みました。
そして取り外し完了! 錆びている部分を隠していたカーボンシールは取り外しました。組み付け時に新しいシールを貼る予定です。
それにしても、玄関先のタイルが過去の作業で垂れたオイル滲みとなっているのでカミさんに怒られる日が近いと若干ビビッてます。
取り外し完了です。ここまでは順調です。そうここまではね~
折角なのでアウターの白錆びとインナーカーボンシール部の錆びを少し取り除いておきました。業務用アイスクリームの空箱は昨夜綺麗に洗って取っておきました。空箱にする為に相当量をヨーグルトと一緒に食べたブログ主。甘いもの大好きです。(笑)
クッションオイル交換のショータイムが始まります。
飛び出すスプリング!
通常はトップボルトを緩めていくと内部で圧縮されたバネの反力で飛び出してくるといわれています。SRV250はその通りでした。
ところがXR250は飛び出しなしでした。インナーチューブが最も伸びている状態でトップボルトを緩めるとバネも伸びきっている状態となっており手で引っ張るとバネが見えてくるという現象と遭遇。 想定と違ったのでアレ? っといった変な感覚です。
そして内部とご対面! 何なんですか?これは、
トップボルトに棒が連結されてます。知識が無い状態でぶっつけ本番だったので一瞬体が固まりました。
とりあえず分解できそうなところを緩めればいいんじゃね~ とばかりにトップボルトの裏側に付いていたナットを緩めるとトップボルトが単体で取り外しできました。
棒と表現したのは、内部にクッションオイルが通る筒状になってました。そんなことも知らずに分解していいんかい!(怒) いいんですよ(自己責任)
サスの専門家の方から素人がサス開けるんじゃない! と叱られそうですが仕組みを確かめる工程が楽しい変態ライダーもいるということでお許しを...
SRV250と違うのはトップボルトに筒が連結されていることだけではありません。カラーが無い? バネが長短で2種類で構成されている?
後でググって気になったことは、短いバネに関してガレ林道好きな人は交換部品のように定期的に換える人がいるとか、いないとか?
XR250のフロントサス(正立)に詳しい人にいろいろ教えてもらいたい。(ボソ)
おおぉぉぉ オイルの色が汚い 黒緑色?但し、匂いは普通です。
もしかしてホンダ純正のクッションオイルは緑色なの? ならば意外と綺麗ということかな~ 全く素人には分らない。 オイルはシャビシャビというかサラサラといったな感じかな。
もしかしてホンダ純正のクッションオイルは緑色なの? ならば意外と綺麗ということかな~ 全く素人には分らない。 オイルはシャビシャビというかサラサラといったな感じかな。
そして、新品オイルはホンダ純正のホンダウルトラクッションオイル5号..と思ったけど安さ優先でスズキの5番を使います。(なぜホンダ純正はヤマハやスズキよりも高いのか?)
とあるブログで調べると、ホンダの5号はとスズキの5号の40℃の動粘度が分りました。
ホンダ5号:16~17
スズキ5号:16.8
動粘度が同じならいいじゃね~ そんな安易な判断?でスズキ製採用です。
たぶんバイクメーカーがクッションオイル作っている訳ないし、WP社とかMOTUL社から仕入れているだけと推定すれば同じ物か? もっと勉強していろいろ知りたいな~
ちなみにヤマハの10番はSRV250用です。(フォークオイル換える前提でストックしたけど手付かず状態でした。)
ちなみに、XR250の正立フォークオイルの規定値はオイル量:477cc、油面は全屈時でフォーク上端から90mmとのこと。新品オイルが17ccほど足りませんが、たぶん古いオイルが抜けきってないし、多めに入れて抜くよりも少しずつ追加して油面を調製した方が楽かな~と思ってのことです。
ちゃんとした道具が無くても交換できるのか? をテーマに今回チャレンジしています。
最初はPPバンドテープで油面90mmを調製しようとしましたが柔らかくて真っ直ぐ入らないのでボツ(笑)
ブレーキフルードを交換するときに使う透明チューブで90mmの位置固定して片側をちょっとバキューム(注射器で吸ったか、人間が注意深く吸ったかは想像にお任せします)
460cc入れた後、少しずつ足していって吸った時の圧を感じながら90mmの調整完了です。
なんや! 人間が吸ってるのか? ←良い子は真似してはいけません。
少しづつ足しているので結局、吸い出すことはありませんでした。ドンピシャ90mmにできました。(ということにしておきましょう!)
気体と液体では軽いバキューム時の感覚が全く違うので人間センサーも侮れませんよ。何度も言いますが真似してはいけません。
油面確認してバネを順番に組んでいきますが、例の筒が下に落っこちちゃうんで糸で引っ張りながらやってます。専門家の人はどうやっているのだろうか?
順調に作業は進んで、事前に洗剤に漬け込んでそれなりに汚れを落としたゴムカバー(蛇腹?)を圧縮した状態にして組み易いようにしておきました。こうすればバイク組む時に楽ですよ! インナーフォークの集団発生した点サビエリアは組んだ後にカーボン調シールで隠します。(前回の様子はこちら)
順調に作業は進んで、事前に洗剤に漬け込んでそれなりに汚れを落としたゴムカバー(蛇腹?)を圧縮した状態にして組み易いようにしておきました。こうすればバイク組む時に楽ですよ! インナーフォークの集団発生した点サビエリアは組んだ後にカーボン調シールで隠します。(前回の様子はこちら)
サービスマニュアルはまだ入手できてないので先人のブログから拾ってきた値
フォーク割り締めボルト
UPPER:32N・m
LOWER:20N・m
LOWER:20N・m
トップボルト
52N・m(ソケット無いのでトルクレンチ使えずマーキング方式)
トップボルトの裏のナット
15N・m
フロントアクセル
74N・m
アクセルホルダ
12N・m
キャリパーボルト
20N・m
トルクレンチで管理しながら締めてみました。ネットで拾ってきた値は正解なのだろうか?
これにてフロントサスペンションのクッションオイル交換は終了!
ワイドステップ化
XR250の純正ステップ(フットペグ)は軽量なのは良いけど、ちょっと小さいかも。そして我が家のそれはたぶん転倒か林道走行で石とかとぶつかった? 定かではありませんが変形しています。
これから林道をスタンディングで走るならステップは大きい方がいいよね!
という訳で中華の国に発注していた品が7/8に届きました。 ついでにこれも取り付けておきましょう!
いつものようにゴミ袋のような風合いですが、ちゃんとエアクッションに包まれてきて安心できる梱包仕様(笑)
ケチってスチール製にしたけどアルミ製なら、もっと見栄えが良かったかもね~ まずは機能重視で仕上げていきましょう!
開業? いやいや近所の人達の噂ですよ。開業なんてしませんから...(笑)
試走
今日は朝8:00~17:00まで青空ガレージでずっと作業してました。脱水症状にならないよう水分だけは取り続けましたが、やっぱ疲れますね~
17:30頃から30分ほどXRで走りましたが、フロントサスのポヨン♪ポヨン♪が改善されてサスが戻るときにジワーっと動くような感触を得ました。
いい感じです。そうなるとリアも何かと改善したくなる。(笑)
ワイドステップもスタンディングが凄くやりやすくなりました。ブーツ履いたときにその恩恵をもっと感じるのかもしれません。
ちなみに、まだオフロードブーツありません。(爆)
集合写真
この日は更にルネッサとSRV250もマフラー純正戻しや、タイヤ空気圧調整(SRV、ルネッサ、タイガー、XR)をやったので、バイク屋開業に向けて記念撮影しておきました。開業? いやいや近所の人達の噂ですよ。開業なんてしませんから...(笑)
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