パンダジャッキの改造と電動化 バイク用

お仲間のバイクメンテ



先週のことお仲間の一人:OGさんがCB400Fourに乗って我が家の青空ガレージにやってきた。どうやら自らDIYでメンテをしてみたので、カンコツを教えて欲しいとのこと。
作業は下記4点でした。
  • クラッチレバーが重い⇒ワイヤーに潤滑油を注入
  • ブレーキフルード(前・後)の交換
  • チェーンの緩みあれば調整
  • チェーンへの注油
チェーン関係を弄るとなるとセンタースタンドかメンテナンススタンドが必要になってくるのですが、CB400Fourにセンスタは装着されていませんでした。私もメンテナンススタンドも持っていないので木製の自作ベンチ(高さ200mm)をエンジン近傍のフレームに当ててリアタイヤを浮かしました。

そんな経験から我が家にもバイクを持ち上げる道具あればいいかな~と思っていたので、1時間程の作業で工具を製作しました。

簡単に説明すると自動車に付属してくるパンダジャッキのお古をバイク用のジャッキアップ工具に改造します。

既に廃車にして久しい90系のマークⅡのパンダジャッキを使ってヘッド部に木製のアタッチメントを付けただけです。ということで製作というよりは改造になりますね!

下取りに出しても、解体屋へ直行する運命の古い車を処分するときは、再利用できる工具やパーツ類は可能な限りキープしてからディーラーさんに渡すようにすると何かと後日に役立つものですね~

パンダジャッキの改造手順

要は既存のパンダジャッキのヘッドに木製片を取り付ければいいのでできるだけ簡単な案1と少し加工が必要な案2を考えていました。

構想1

木片にネジを取り付けてジャッキのヘッドを金属片でサンドイッチして木片を固定する。

使う道具と材料はこんな感じ

順調に木片にボルトを貫通させる穴を空けて順調に作業は進みます。

サンドイッチ構造としてヘッド部に木片を固定してみました。 
結論としては、ダメですね~

挟む力が弱すぎて木片がグラグラしてしまいます。
重たいバイクを上に載せるのでこれでは危なくて使う気になりません。
この案は没となりました。

構想2

木片を直接パンダジャッキのヘッドにボルトでリジットに固定する。

安物電動工具ですが十分に働いてくれます。金属部に穴を貫通させるべく加工していきます。
金属片の散乱防止と、穴部のバリを避ける為にエンジンオイルを垂らして加工を進めます。
穴部のバリが抑えられつつ、穴部の貫通はもうすぐです。
穴が貫通すれば木片をボルトで固定して出来上がりです。
裏からはナットでガッチリと固定できてます。グラグラすることもなく強度は完璧ですな~

そして、更に手動(人力)でレバーをクルクルするのが面倒な人には、電動工具を使って人力に頼らないジャッキアップが可能となる便利なパーツを紹介します。

エマーソン 車載パンタジャッキ取付金具
車載ジャッキヘルパー EM-234
 差込角12.7mm 21mmソケット対応

これがあれば、インパクトレンチがあれば簡単にバイクより重い車でも軽々ジャッキアップできます。 6Vや12Vの電動ドリルのトルク出せないものでもゆっくりですがジャッキアップできると思います。


え! これ持ってるの? と突っ込まれそうですが....
只今、お悩み中でございます。(笑)

というのも、折角なら自動車のタイヤ交換の時も楽がしたいと考えると、私の持っている海外安物電動ドライバーでは回転トルク不足で、最後は従来の手動回転レバーが必要だと思ったからです。

そうなると電動ドライバーと手動回転レバーを交互に使えるアタッチメントの方が便利です。そこで、別の候補品として探したアタッチメントがこれです。

パンタジャッキ用
早回しソケットアダプター
WHSDN077


これなら電動と手動を交互に使い分けできるので、そういう使い方をする人には都合が良いと思います。結局、後者の方を購入しちゃいました。

電動工具とソケットアダプタを結合させる棒状のものは過去に買ったアレを使います。


動画もご覧下さいね~ 昇降動作が実に簡単にできることが分ると思います。

類似品がアマゾンで検索すると沢山出てますのでお好みの物をどうぞ!

そろそろタイヤ交換?

実はこの改造にはもう一つ目的があります。
タイヤ交換する際のタイヤビード落としの工具として活躍してもらう予定です。

SRV250のチューブタイヤならタイヤレバーと自重を片足に込めればビードも落ちます。但し、TIGER800は幅広のラジアルタイヤで硬そうなタイヤなので人間の力以上の工具を必要とします。

Youtubeを見ていたらパンダジャッキを使ったビード落としの映像が飛び込んできたので、この技を使ってビード落としにチャレンジしてみます。

タイヤ交換はまだ先の話かもしれませんが、まずは工具を一つ準備しました。
お次は長めのタイラップかPP(ナイロン)固定バンドをAmazonで入手かな~

タイヤの銘柄

TIGER800に装着されているタイヤはミシュランのアナーキⅢというものです。いろいろ調べてみると、後継タイヤはアナーキアドベンチャーという銘柄のようです。

BMWのR1250GSの標準タイヤという記事も見たことあるので、第一候補としてはアナーキーアドベンチャーにしたいと思ってます。

アナーキーⅢはヤフオクで中古品が結構出回ってます。溝はまだあるけど製造年が4~5年前の品です。

自分としては中古タイヤでもそんなに気にしないので第二候補としてありかなと考えてます。
2020年11月22日 追記
結局、いろいろ悩んで今と同じ銘柄:アナーキーⅢの中古タイヤを格安で購入して、DIYで交換しました。もちろんパンダジャッキもビード落としの小道具として大活躍してもらいました。(笑) DIYでタイヤ交換した記事はこちらです。

0 件のコメント :

コメントを投稿

コメント頂いた内容は非定期の確認となりますので返信が遅くなることがあります。
ご理解頂ければ幸いです。