TIGER800にハザード機能追加
※白線の上を浮いているように見えますが↓...合成写真じゃありません。
夏休み自由研究(工作)の第2弾は『TIGER800にハザード機能を追加しよう!』 というネタです。す。
これもトライアンフを愛する偉大な?先人達がDIYで挑戦している内容です。
今更?と言われそうですが、ネット上でもTIGER800情報は少ないので、今後挑戦する方の参考になればと考え記録に残します。
マスツーリングでご一緒させて頂いているTIGER800Xc乗りのUさんがハザードスイッチを追加している現車を見せて頂いたこともあり、この連休中に一気に工作することにしました。
又、先人のブログを拝見したり、現物のハザードスイッチを購入(500円)し中身を分解することで自分でもハザードスイッチ追加が出来そうと目途付けできたので挑戦します。
尚、タイガー800(無印)を始めとしてトライアンフ車はハザード機能が省略されている場合が多いです。最新モデルではハザード機能は最初からありますしハザードスイッチは最初から付いています。(新車買う方は心配ご無用です。)
TDX850のハザードスチッチ観察
ヤマハのTDX850のスイッチをヤフオクで購入します。落札価格は他に競り合う人もなく500円というリーズナブルな価格で入手してます。(送料が掛からないように壱濱部品の店頭で受け取りました。)
落札状態
ネジが欠品でしたが、どうせ分解するので関係ありません。(笑)
本当はヤマハXJR1200やXJ6用のライトスイッチを流用したかったのですが、なぜかXJR1200は中古品の価格も高く、XJ6 Diversionは市場で部品単品中古が流通してません。
XJR1200用のスイッチ部分を流用すると出来栄え上GOOD(隙間ができない)と分かっていましたが、『まあいいいや』と少し妥協しました。 気長に待って安い中古(XJR)があればまた購入することにします。
外観はそれなりに経年劣化を感じさせますが、内部はそれなりに綺麗なものです。
片っ端からネジを緩めて部品単体に分解します。
欲しいものはこの4点です。
スイッチを動かすとベージュ色の稼働部品がスライドします。
スライドした時に3本の線が1箇所で全て繋がるような構造です。
ウィンカーリレーの出力1本とターンランプ左右が繋がるイメージですね~
Tiger800(無印)の左スイッチ
左スイッチの機能は3つと実にシンプル
- ヘッドライトLo-Hi
- ホーン
- ウィンカースイッチ
工作するターゲットは目隠しされている蓋の部分です。
左スイッチの分解
Tiger800のスイッチの分解は実に簡単です。下から覗いてネジ2本を外すのみで完了!
(ちなみに左スイッチモジュールの右についている2つは前オーナーさんが付けてくれた品々
- ダイヤルはグリップヒーターON&温度調節
- スイッチはフォグランプスイッチ(+B直結)
ちなみにフォグランプスイッチは+B直結だったのでリレーを追加してこのスイッチでリレーをON-OFFする仕様に変更済みです。IG連動でON-OFFとしました。
ネジ2本を外すと上下にパカッっと割れます。
おっと、グリップヒーター加工時の接着材がはみ出してスイッチカバー側に....
この際なのではみ出し分は綺麗に取り除いておきました。
本来ハザードスイッチが入る部分は目隠し蓋(ゴム)が裏からロックされてますので
ロックをマイナスドライバーで外しながら、表からグイグイ引っ張ると目隠し蓋は取れてきます。
ちょっと、強引に取っちゃたみたい。ロック部に少しダメージを与えてしまったようです。
まあ、再利用しないので良いけどね~
ハザードスイッチが動く部分の溝がTiger800は長いのでスイッチ部分はやっぱXJR1200用を流用するのが正解ですね~
ダンボールが映っています。気が付きましたか?
タイガー800の強大なタンクの上にダンボールを載せガムテープで止めます。
なんということでしょう♪ とても便利な作業台に早変わり。
これならスイッチをバイクから分離して作業しなくても、このまま作業が続けれそうです。
さて、Tiger800側のスイッチのバラしを進めます。
最低限のネジだけ緩めればいいとは思いますが、簡単な構造なので全部分解! 分解!
ターンスイッチ部分に目的のはんだ付け部分があるはず...
ということで、ターンランプの左右に繋がる2箇所と、ウィンカーリレーに繋がる1箇所にTDXから取り外した部品のハーネス3本をはんだ付けします。(はんだ付け部分は赤色〇印)
ベージュ色の稼働部品は銀色のボールがカバー内側の溝と嵌る構造で2段スライドするようになってます。画面左側の溝はハーネスの被覆線を挟んでテープで止めておきました。
これでON-OFFの1段スライドのみの動きになります。
もう少し拡大します。
ちなみにTDXから取り出した黒色の部品を溝に嵌めようとしたのですが、どうしても『パチッ』っとはまりませんでした。仕方ないので黄色〇部分の凸部をニッパーで取り除きました。
すると、いい具合に嵌ります。
目的の工作はこれで全て完了です。スイッチモジュールをハンドルにネジ2本で取り付けて完成しました。 赤い△マークはUさんのお知恵を拝借しました。
ハザード点滅確認の儀
最後に動作確認です。 お! インジケータの左右が付いてます。もちろんバイクの4隅のターンランプも同時点滅で、見事ハザード機能が追加されました。
35℃近い気温でしたが、好きな事やっていると全く暑さは苦になりませんね~(笑)
お邪魔します
返信削除ハザード追加されましたか
かく言う私もXJR400Rのスイッチでハザード化しています
Tigerスイッチの長穴は100均のネイル用のプラリペア代用品で埋めました
ハザード位純正で付けて欲しいですよね
トラはちさんへ
削除おはようございます! コメントありがとうございます
リアフェンダーのマッドガードでは大変お世話になりました。
穴埋めは今後トライしていきたいと考えてたので一度100均を覗いてみることにします。ほんの少しの部品追加でハザード機能に対応可能なので本当に最初から付けて欲しいです。(笑)
これからも宜しくお願いします。