先人達の教えは大切に
Tiger800(無印)のチェーンガードが短くてチェーンオイルが飛ぶという話はTiger800乗りの大先輩達のブログやみんカラで良く書かれている話。
最初は『へぇ~ そうなんだ。そんなに飛びまくるのかな~ まあ汚れは拭けばいいし...』と思っていました。
ところが、TIGER800と数百キロ乗ってみると、汚れが気になり始めました。
『やはりこれは短すぎる...』
ナンバープレートの裏側までオイルやチェーンに入り込んだ泥水が飛ぶ状況を目のあたりにして、『何とかしなければ』と思うようになってきた。
ちなみにモデルチェンジしたTiger800はチェーンガードが設計変更されて延長されているらしい。
つまり取付互換性があれば、新タイガー用をディーラーで購入すれば事足りるのだろう。
ところが根っからのDIY好きな性格がそうさせてはくれない。(笑)
先日作成したPCX125のリアマッドガードの切刻んだ残骸がを眺めるにつれ、なんだかイメージが湧き上がる.....
自作してみるか...
面倒かな?
結構時間かかるよな~
自作ワンオフ品で現物合わせだしな~
と悩むこと10分。どうせ台風で外出れないし...やってみるか!
一旦決断すれば行動は早いのが私の性格...
使えそうな部分を先端が尖がった工具とカッターナイフを使って切り出します。
長さは出来るだけ長さを確保したかのですが、結局95mmぐらいしか取れませんでした。
固定方法はどうする?
接着材も検討しましたがやはり強度面で不安があります。金属ステーを使う方法が無難です。見栄えは悪いのですがやはりバイク部品は強度が大切!
標準のチェーンガードの樹脂の厚みとPCXフェンダー残骸の厚みが若干違うとでステーを少し加工して段を付けて表面がフラットになるようにしています。
作業時間は約2時間
写真で紹介するとあっという間ですが、樹脂の切り出しやら形を整えたり、破断面にヤスリ掛けてサンドぺーパーで面取りしたりと結構な時間が掛かってます。(笑)こういった時間が楽しいんですよね~ (え!? 楽しくないってかぁ~)
8月16日の午前中には既に雨が止んでいたので、早速実車へ装着しました。
シルバーのネジ山が目立つので、この後ブラックで塗装しておきました!
明らかに付き足したと分かる造形でカッコ悪いですが、機能優先で割り切ってます。
約95mm延長することができました。
ネジ山をブラックで塗装して、このぐらいの距離から見ればいいんじゃない?
そう、言い聞かせて効果の確認の為30kmぐらい走ってみることにします。
その前に敢えて、粘度の低いエンジンオイルをチェーンに少し垂らしておきました。
エンジンオイルはサラサラなので飛びます! 飛びます!
田舎道を走ってきました。それにしても暑い....
効果の確認
走行後にチェーンガードの裏側を見てみると...オイルを見事にキャッチしていました。いい仕事してくれているじゃなの~
作って良かったと思えるこの瞬間。
但し、ナンバープレートの裏に若干のオイルは付着していました。
今回は実験の為に敢えてエンジンオイルを塗布してみたのでこの結果ですが、チェーンルブを使えば大丈夫だと考えます。
エンジンオイルを使って、ナンバー裏に絶対に飛ばないようにするには、95mm以上の延長かスプロケットのRに合わせて囲い込むような形状にするしかないかもね!
道に寝転んで下からのアングルで写真を撮って振り返ると、草むらにトンボさんが止まってます。
こちらも激写しておきましょう。 自然の中でトンボをじっとみることなんて何年振りかな~
8月31日追記
延長部分のステーとナットも黒色にお化粧してあげました。
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