実は簡単! 椅子の張り替え



我が家のダイニングテーブルと椅子は18年前に買ったものです。それなりに汚れが目立ちますが、致命的なのがシートの破れです。買い替えるという選択肢もあるのですがDIYで簡単に張替えできますので方法を紹介します。

シート破れの状態

むざんな状況です。椅子は全部で4脚でその内2個がこんな状態です。シートはビニール系で表面がつるつるした状態の物です。子供が小さい時はよく食べ物をこぼしたりするのでビニール表皮は掃除や後かたずけには便利がよかったです。



但し、今回張替するにあたってはちょっとイメージチェンジの意味もこめて布系を選択します。子供達も大きくなり、物をこぼす人は我が家にはもう居ないので問題ないでしょう。

使う工具は何?

分解に使う工具は一般家庭にあるとプラスドライバー、マイナスドライバーです。結構な力で組付けされている場合でも、ネジ穴にドライバーの先をしっかり押し付けてネジ山を舐めないよう注意して回せば大丈夫です。
もう1種類どうしても必要な工具はタッカーです。巷にはたくさんのタッカーが売られてますが一般的なもので大丈夫です。




今回は近くのホームセンターで売っていた一番安いものを購入しました。タッカーで使う針も同時に買ってくるのをお忘れなく!










座面の前処理

張り替えにあたり、古い表皮は取り除、き中のスポンジ(クッション)の上に新品を貼るのが正攻法だと思いますが、今回はビニールの表皮をそのままに重ねて新しい布を貼る方法を選びました。

理由は破れた状態のまま、使っていた影響でスポンジ部分も痛みが発生しており、布をその上に貼った場合に凸凹することが予想されたためです。



座面の分解

椅子を裏から眺めるとネジが見えるはずです。ネジは4~6箇所で、座面と骨組みを固定しています。このネジを丁寧に取り外して座面だけを取り出します。


張替作業は簡単

分解した座面を布に当てて、タッカーで貼っていきます。コツは座面の布がたるまないように思いっきり引っ張りながらタッカーで固定していくことです。
4方向を仮止めしたあとに少しずつ手繰り寄せて、布を固定していきます。
最終的には仮止めの針は外して再度引っ張って止めるなど、一度固定した針も外して打ってを繰り返してOKです。要は表面(座面)の布部が傷つかなければ、裏は見えませんから....







再組立て

取り外したネジを再利用して同じ位置に座面をセットしてネジを固定して下さい。



文明の利器を活用するのもありです。 タッカーを使った表皮貼りで握力が無くなった人は電動ドライバーを使ってくださいね~


完成の様子

残りの2脚も張替する予定です。



基本的にはどんなタッカーでも使えます。

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