ケミカル選びで差をつけて機関良好!

旧車:SRV250の御機嫌伺い



本日も暑い日になりました。いやいや酷暑を通り超えて政府は災害級と呼ぶくらいなので死の危険を感じてながら注意して下さいといっているようなものですね。

そんな信じられない暑さが続き、日本の最高温度新記録が出たとのこと。
NHKニュースでは『熊谷市41.1度 国内最高記録 07月23日 14時25分』との見出し。

国内で最も高い気温の記録が塗り替えられて、5年前の高知県の四万十市西土佐の41度を0.1度更新でした。命に関わる危険な暑さは夏のライダー達にも死活問題。

この高温雰囲気中に空冷エンジンのバイクを走らせれば、エンジン高温時に回転数を上げてもパワーが出ないと感じる領域に入ってきます。 とにかく走らないに限ります。

但し、走らなくても炎天下に直射日光を浴びた状態で路駐するのは危険です。
エンジン近傍は高温が配慮された設計になってます。 ここはそんなに気にしません。

どこが壊れる?

但し、メータ周辺の電子回路(特に電解コンデンサー)などは密閉された状態で直射日光を受ければ温度はうなぎ上り。 コンデンサーの容量が抜けたりして初期性能がでなくなる可能性大です。 体と共に旧型バイクもいたわってください。

又、フロントサスペンションのシール部やキャリパーピストンのシール部も旧車の場合はなんとか良品状態を保っていたのに、この高温雰囲気下で意図しない熱源からの熱伝導がきっかけでやれれてしまう場合もあります。

シートも直射日光を浴びると、軟化してタッカーで止めている部分の強度がなくなり、表皮が変形したりしますので要注意ですね。

とにかく旧車は屋根付き又は日陰でシートカバー(点上面に通気口有り品)でこの暑さをしのいでやってください。 

どうしても走りたい方はジェットタイプのヘルメットを選んで熱中症に厳重に警戒してください。

ケミカル品の活用

メタルラバー

サスペンションやキャリパーピストンのシール部にお勧めするのがメタルラバーというケミカル品です。可動部にシュッ♪ シュッ♪と一吹きしておくと効果があります。
可動部がスムーズに動きくようになります。(個人的見解)




フロントフォークとリアのサスペンションの可動部にしみこますように塗布します。
塗装面に付いた場合は丁寧に拭き取って下さいね~
昔実施した写真を使って解説します。塗布部を塗り易いよう下準備します。


フロントフォークとの摩擦部にゴムの亀裂が..ここも新品に変える時期が過ぎてますが、もう少し粘ります。リアサスペンションの状態もチェックします。



錆はなさそうですね





フロンドサスペンションのカバーをそっと開けます。




たしか1年くらい前にも開けたような記憶が....

金属部とシール部になじませるようにメタルラバーを吹きかけます。塗布した部分では炭酸がはじけるようにマイクロの泡がプチプチ弾けます。そうした状態がしばらく続きながらケミカルが浸透していきます。(写真じゃ上手くプチプチ状態が写せない...)



フロントサスペンションの左右へ注入完了!! 次はリアサスペンションです。





上手くなじませることができました。シールや可動部以外に付着した液は綺麗にふき取って下さいね。 



プレクサス

ボデーの保護やバイクのフロントスクリーン(透明樹脂)はワックスを遣う方もいますが、自分の場合はプレクサスという商品を使用してます。柑橘系?の匂いがするので嫌う人もいますが、コーティングという面ではいい仕事してくれますよ。

ピカール

年配の方はおじいさんが仏壇磨きで使っていた記憶がよみがえるかもしれませんが、
メッキに点錆やクスミが出た時、又はアルミ表面を光らせたいときはピカールがいいのではないでしょうか? 私の一押しです。
ピカールでアルミを磨いた結果はこんな感じです。鏡面仕上げ一歩手前ですかね~




高圧洗浄機

空冷エンジンのフィンの奥に入り込んだ汚れは、高圧洗浄機を使って一気に吹き飛ばします。但し、あまり近くにノズルをもってくるとフィンに塗装してあるタイプは塗装がはがれるので使うときは自己責任でお願いします。私がもっているのはジャパネットたかたでよく売り込んでいるケルヒャー製のものです。


0 件のコメント :

コメントを投稿

コメント頂いた内容は非定期の確認となりますので返信が遅くなることがあります。
ご理解頂ければ幸いです。