車

知ってた？　ボンネットのスプリングは錆だらけ

錆びるべくして錆びたノアのボンネットスプリング

７０系のノアを購入して９年経ちました。　大きな故障も小さな故障もなく、時にバンパーを擦ったりしながらも、エンジンは快調で家族や大物荷物を運んでくれる頼もしい車です。

そんな頼れるノアですが２年前（１６年６月頃）にボンネットのスプリングを交換しました。
その時の話と現在そのスプリングがどうなっかを書きたいと思います。
基本的に兄弟車のＶＯＸＹも同じ部品ですのでＶＯＸＹユーザーさんも参考にして下さい。

交換の背景

定期的なエンジンルームの点検時やバッテリーを交換した際に、気になったのはボンネットを開ける時に、機能するロック部でした。　このロックヒンジを見ると強烈に赤錆に覆われたスプリングがありました。



通常はエンジンルームは高温になるので金属類の錆が進みやすい場所ですが、それなりに考えられた防錆が施されています。具体的には塗装やメッキですね！

なぜこのスプリングだけが錆びるのでしょうか？
同じような場所（写真の赤さびの奥の方にありますね）に小型のスプリングもありますが錆びてません。この大きいものだけが錆びてます。しかも、写真を良くみるとコイルのように巻かれた部分に赤錆が発生しており、左右の固定された部分は錆がありません。何故でしょうか？


興味もあったので新品部品を発注してみました。




ディーラーに物を取りに行きました。　１個８６円だったので３個注文しておきます。錆びは部品のバラツキなのか？　という疑問もあったので．．．．３個を比較してみれば何かわかるかもと思ったりしたわけです。





なぬ？　スプリングの巻き巻きがぴったりくっついている状態がイニシャル状態なの？　ということは、巻いてある部分は両隣と接触している部分は防錆処理（メッキ）が無いのでは？　えええーーーそんな加工方法ありなのか？

部品の正式名称はフードロック テンション スプリングと呼ぶらしい。

新旧比較

引っ掛ける半円部分は錆ないのは線材が全てメッキで覆われているからですね！間違いありません。スプリングを伸ばすと、隣接部分にはメッキが無いか在ったとしても薄いのでしょう。新品に交換した状態は下記です。


たぶん１年もしないうちに錆びてくると思います。エンジンルームは高温で湿度も高くなりがちな環境ですから．．．．

2018年7月現在の状態 

若干の錆が出ているようです。許容範囲ということで良しとしましょう。

ちなみにボンネット側は？？？？
塗装の剥がれた部分は塗装が剥げている部分は錆びてますね。

トヨタ車のこの部位はみな同じようなスプリングが使われているのでしょか？
読者の皆様、もしよかったら教えて下さいね。

2023年4月現在の状態

相当錆は進みました。予備のスプリングを付け替えることにしましょう！

２～３分もあれば簡単に取り換え可能です。だれも見ない部分なのに．．．　まあ自己満足ネタということで許してちょ！