夏のツーリング 猛暑対策は万全?



猛暑が続く中、巷の天気予報では驚きの予想最高気温38度など注意を促している日々が続きます。それでも強者ライダー達はツーリングに出かけます。


人間の体温は約36度、体の中のエネルギーを使って基礎代謝を行えば必ず熱がでます。熱がでれば人間は体の表面から熱を逃がします。これは雰囲気温度が暑い場合。季節でいうと夏ですね。冬は熱が体の表面から逃げますので、体はエネルギーを使って発熱するのですがそれ以上に熱が奪われれば凍死してしまうので、服を着たりして蓄熱するわけです。寒ければ策はありますね!

それでは36℃以上の雰囲気でライダー達はどうやって熱を逃がせばいいのでしょうか?
そのコツを理解すれば、真夏は走らないライダーも少しは『ちょっと走ってみようかな?』って気分になるかも!


熱を受けない方法

直射日光を遮断

どんなに暑くても肌を露出させてはいけません。太陽からの熱線で皮膚に直接的なダメージを受けます。皮膚の汗腺は人間の大切な冷却器官です。バイクでいえばラジエターになりますので機能を維持する為と熱線を受けないためには、長袖と長ズボンそしてグローブが必須です。
できればメットのシールドは赤外線、紫外線を透過させない大部がいいですね。少し安全性は落ちますが、ジェットタイプのヘルメットがお勧めです。


走行ルートの工夫

直射日光を遮断する長袖長ズボンであっても、炎天下の中は走り続けるのは無理です。やはり走行ルート選びは重要です。木々に囲まれたルートを選びましょう! 所々が日陰なら何とか合格! 走行ルートがほとんど木陰で川沿いなら、風を受け走れば快適でしょう! 標高が高ければ更にGOOD!


時間の工夫(早起きしましょう!)

早く起きましょう! 夏は4時半ごろから明るいですよ 5時に出発し近場を200kmぐらい走って10時には帰宅  これなら渋滞もなく 快適に沢山の距離を走れますね!


熱を逃がす方法

服の素材

メッシュタイプのライダージャケットがお勧めです。
体の熱を放熱させるには体の表面の熱交換を効率よく行うことが重要!
だから、メッシュタイプで走行中の風を体により多く当てることのできるメッシュが最も効果的なのです。但し、肘や肩、背中のパットは入った物にして下さい。身の安全が第一ですから...

そして、メッシュタイプのジャケットの下には速乾性のある服がお勧め、スポーツ用のものでももいいですし、ワークマン?という作業服を売っている店にもいいものがありますよ。

ズボン(パンツ)は悩むところです。薄手のズボンが涼しいですが、風でパタパタするのは走りや運転操作時にあまり良くありません。パタパタしない範囲で薄い生地のものならOK、但し、膝とくるぶしはプロテクタおよびブーツで守って下さい。 もしもの転倒時はこの2か所が守られているかどうかが、ダメージを最小限に抑える秘訣です。

グローブ

これもメッシュタイプがお勧め。 革製のものはやめた方がいいです。汗を吸って蒸れますし、ライダーの手は車の運転時よりも重要な役割を担ってます。快適な状態でヒヤリ状態で危機回避をするには迅速な判断と手の操作が重要ですからね!

右手の操作: アクセル フロントブレーキ 

左手の操作: クラッチ ウィンカーレバー ホーンスイッチ

つまり 走る・曲がる・止まる の全てを担っています。


バイクのフロントスクリーン

これはちょっと面倒かもしれんが、夏と冬でフロントスクリーンを2種類準備して走行中の風がライダーにあたるように、夏は背の低いものに変えてしまうという手段です。

荷物はバイクに固定

ショルダーバック、リュックサックなどを背中に背負っているとやはり放熱が妨げられます。少しスポーツ走行をしたいときも体には何もない状態で右左に体重移動したいですしね!

汗をかこう!水分補給

え! 汗かきたくないので...いろんな工夫してるんじゃないの? と突っ込まれそうですが...
水分補給をたっぷりおこない、吸収の早いポカリスエットやアクエリアスを積極的に飲み、発汗しながら風をメッシュジャケットからタップリ肌に充てれば、体感的には涼しさが大幅に増しますよ。
汗をかく前提で服を選べば、もしくは着替えも準備する。このくらいの気持ちで夏を走ればいいのではないでしょうか?

ハイテク技術の恩恵に授かる

クールスーツとかアクアジャケット、ドライブクールベストと呼ばれる服をジャケットの下に着るという手です。それなりにお高いハイテク服ですが、冷たい液体やガスが服全面を流れるので渋滞にハマって風があたらない状態でもOKです。 真夏の猛暑日み革ジャン革パンを着て平然としている人がいたら、このハイテク技術を恩恵を得ているかもしれませんね。



トランポを手に入れる

これはなかなか実現しませんが、信州の標高が高い山々を走れば夏も快適です。そこに行くまでが暑いだけです。それなら現地までは車で行ってしまえ! という軟派?な考えです。バイクを運ぶトランポは自分1台でよければ最近は軽自動車でもバイクが登載できるモデルがありますよ。

私も18年7月に発売されたのホンダのN-VANが気になってます。




N-VANの詳細レビューはこちら

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