中古リアホイールを調達! リムの振れは如何に? XR250

 クラック入りのリムは危ない

前回のタイヤ交換時にリムにクラックを発見した。このまま使っても良いんじゃないかと思いつつも林道走るオフロードは山の中で石や木の根っこにタイヤをヒットさせることが頻繁にあると思われるため、山の中で走行不能となる可能性大です。

ここはクラックの無いリムにしておきましょう! ということで新品ではなく中古品を手に入れました。(笑) 冒頭の写真は近くの解体屋さんに出向いてリアホイールを受け取りにいった時に目にした125cc(ピンクナンバー)のバイクです。

めっちゃカッコいいじゃないですか~ こういうカスタムも素敵です。XR250はフルサイズでパワーもそこそこあるいいバイクですが、、125ccでおしゃれに乗れるバイクもいいなと思いました。

(このカスタムバイクは後日、KAWASAKI KLX125だと分かりました) 

さて、話を戻します。今回手に入れた中古リアホイールは税込み11000円! 実はバイク購入費用よりも高いです。(爆)

XR250を手に入れてから、いろいろケミカル材は部品を購入しています。最低限の費用でオフ車を手に入れて走れるようにする企画だったので、あまりに費用が嵩むのは不本意です。

別途整理して、発生した費用については纏めて報告したいと考えます。

中古ホールのオマケはお宝?

今回落札したリアホイールはXR250純正サイズと全く同じです。リムの腐食や傷については現行に対して、腐食少なめで傷多めという状態。なんどかタイヤ交換されているようでタイヤレバーの傷が数箇所に見られます。

ビードストッパーの取り付け穴もついています。現行のクラック入ったリムもビードストッパーの穴だけありました。

そして、オマケが付いてます。そのオマケとは… ブレーキローター、スプロケットの2つです。

オーストラリアのMGEAR製(メタルギア)です。 使用限界厚み4mmに対して4.5mmもあります。これはアタリと引きましたね~ 現行の純正ローターは4mmギリギリなのでこのローターはありがたいオマケでした。

<メモ> ↓ネットからのコピペ↓
メタルギア社高品質なモ-タ-サイクルパ-ツを製造するオ-ストラリアのメ-カ-です。
36年間に渡ってモ-タ-サイクル界で培ってきたエンジニアリングと技術的な専門知識は
オ-トバイ用ブレ-キディスクに生かされてます。

ブログ主はMetal Gear Worksというブランドは今まに聞いたことがありませんでした。

DRC製スプロケット D34-02-043

つぎのオマケはドリブンスプロケット43丁の紹介です。
DRCスチール製の見るからに頑丈そうなスプロケットです。肉抜きを大胆に施しているので純正スプロケのスチールと比べてめちゃ軽いと思われます。
ネットで新品購入すると売価で5000~5900円なので、殆ど摩耗していないスプロケットが付いてきたのは運がいいですね! オークションで単品取引もあるようです。

重量測定すると557gでした。アルミ並み(多分300g以下)に軽いとは言いませんが、スチール製でこの重量とは驚きです。
丁数によっていろいろとバリエーションがあります。デザインがいいですね~
バリエーション詳細はこちら
そうなんです。このスプロケットは43丁です。純正40丁に対して若干低速重視となります。林道メインなら純正よりもDRC製を使った方が走りやすいかもしれません。早く装着してみたい。(ワクワク)

<メモ> ↓ネットからのコピペ↓
あえて、スチール製にこだわり素材、熱処理の最適化でアルミ製とは比較にならない耐久性を誇る。高精度なレーザーカットを駆使したデザインは極限までの肉抜き加工を施しながらも強度バランスに優れ、一般的なスチールスプロケットに対し約3割の超軽量化を実現。

良いことばかり書いてあります。信用しるとしましょう!

お約束のようにブレーキディスクやスプロケットの固定ボルト類は錆びで強固に取り付いていたので例の儀式(CRC-556)で前処理後にボルトやナット類をナメないように取り外し、そのまま花咲クリーナーで暫く浸かってもらいました。
そして錆び取りや清掃が一通り完了し今日の中古ホイール再生作業は終了です。
有名どころのスプロケットと
4.5mmの厚みがあるほぼ新品ブレーキディスク

スポークホイールの振れ修正

この中古ホイールの出品時のコメントとして少し気になる点がありました。Yahoooオークションで出品されていた時の抜粋を下記に示します。

●商品説明 状態・詳細

純正リアホイールです。 リムめくれなどはないものです。交換組み換えのベースにどうぞ。いかがでしょうか。腐食や傷あり、簡易バランサーで回した感じ振れあります。

気になっていた部分は『簡易バランサーで回した感じ振れ在ります』という説明文です。左右や用下に5mm以上振れていたら調整面倒だな~と思ってました。

実際に確認すると3mm程度上下に1箇所だけ振れがありました。仕方ないので、5~6本スポークを緩めたり締めたりすると使用許容範囲に調整できました。

10分以内の調整で振れがここまで収まるなんてラッキーです!調製後の動画を御覧下さい。

このホイールのスポークは多分に漏れず、錆はそこそこ発生していました。このまま使う予定でしたが、梅雨時でバイクに乗れない時期が重なったこともあり塗装することにしました。

お化粧レベルのなんちゃって塗装ですが遠目なら何とか騙せる程度まで処置できました。

おまけ

実はベアリングのグリスアップをしようとシールを開けたのですが、残念なことが判明しました。使われていたベアリングは裏表があるタイプだったようです。表をグリスを注入できる側と定義すると、このホイールはスプロケット側もブレーキディスク側もベアリングの裏側にしかアクセスできないような取り付けになってました。

裏表逆に取り付けられているのでアクセスできる側のシールを開いてみたものの、樹脂のリテーナーが見えるのでグリスを簡単には入れれません。リテーナーは若干スキマがあったのでチマチマとグリスを少しずつ注入したもののあまり効果が無さそうな気がします。
一応ベアリングの異常有無は下記3点をチェックして大丈夫でした。

  • ベアリングを指で回してみて、「ゴリゴリ」感をは無かった⇒OK
  • 前後内部の回転体を押したり引いたりしても段付きは無かった⇒OK
  • ダストシールより内側に漏れで出たグリスは無かった⇒OK
このホイールはタイヤレバーによる傷も何箇所もあったし、ベアリングも自分で交換できるスキルのあるユーザーさんが大切にメンテしてきたことを随所に感じる品でした。


機会あればベアリングも正規方向で組み直してみるかもしれません。ちなみにネットで調べてみると機能上は裏表どちらに打ち込んでも通常の使い方なら問題ないとのこと。さて、スポークの錆びとアルミリムの白さびをどう処理するか考えながら寝ることにしようかな~ それより先にフロントフォークのアウターの白錆び処理をしたほうがいいかも(爆)

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