ナックルガードと防風機能
タイガー800のナックルガードは拳を守るためにあります。小枝が道にはみ出ている林道など走るときに、手(拳や指先)に枝や前方走行車の飛び石が直接当たらぬようガードしています。
一方、冬場にガードがあると防風効果もありのでグリップヒータとセットで使えば指先が冷たくなるのも防ぐ効果があります。
ところがタイガー800のナックルガードは面積がやや小さくて防風効果が弱いと感じます。形状としては先端がから上下に傾斜しているので風を上側と下側へ気流が発生するため、走行時は見ため以上の効果が期待できます。
もっと防風性能が欲しい
これから訪れる極寒の季節に備えて、もっと防風機能をアップさせたい。
そんなことを考えて昨日は左側ナックルガードの取り付けの角度の微調整をしたりした。
『もっと面積が大きければな~』そう思いながら昨晩眠りについたところ、朝起きて御飯食べていたら、急に閃きました!
機能重視でデザインは二の次でよければ....あの方法があるじゃないか!
採寸はダンボール
思いついたら止まりません。即行動です。
7:30だというのに青空ガレージでゴソゴソ始めました。(笑)
こういう時は、紙に絵を書いて寸法を入れて形状を考えてという設計的な方法もありますが、現物合わせが手っ取り早いです。
どうせ見た目はかっこ悪くなるのは判ってます。(笑)
機能重視ですよ! 寒くなければいいんです。
いくらなんでもかっこ悪すぎです。もう少し正確に採寸しなければなりません。
ナックルガードをグリップエンドから外してみましょう
グリップエンドのネジを外せ!
特に難しくありません。六角のネジを緩めるだけです。
TIGER800にはキジマのグリップヒーターが付いているのですが、このグリップヒーターをつけた店の人が誤って、グリップを少し奥まった位置まで押し込んだようです。
グリップエンドの固定穴が外側に出っ張りすぎてますな~
店の人ってプロのようでプロじゃない? まあ自分のバイクでないので取り付け時に拘りなんてないのでしょうね~
ナックルガード内側に隠せ!
ダンボールを内側につけてみました。
装着は内側で日頃は誰にも見られないようにします。(笑)
イメージがだんだんできてきましたね~
採寸完了⇒加工開始
発砲ウレタンを樹脂で挟み込んだような部材を使って採寸用ダンボールと同じ形に切っていきます。ダンボールを当ててカッターで切るだけ。切った後はネジ穴をドライバーで貫通するだけです。
素材がやわらかいので加工も簡単ですね~
あっという間に左右共に出来上がりました。
それではさっさと取り付け開始です。
ナックルガードの内側に納めます。折り曲げて収納するイメージです。
型がつくようにこの後暫くテープで内側に密着させておきました。
グリップエンド部を中心にして内側に納めたシールドは回転できるようになってます。
凄く寒くてグリップヒーターMAXでも手が冷たい時があれば...
『え!? そんな状況は1~2℃ぐらいの時だけ』そう思いながらも風が手の甲に当たるイメージをしつつシールドオープン!
ナックルガードは夏でも付けっぱなしの人が多いかと思います。
夏はシールドを内側にクローズ状態として涼しい風を手に当てて、冬はオープンで面積増やして防風機能アップという企画でした。
さて実際に使うことがあるのでしょうかね~(笑)
高速走行で耐えれる強度があるかは不明です。もし使うことがあれば追加レポします。
おまけ①
材料が余ったので、丸型に切り取ってみた。
何に使うかと言いますと、TIGER800の純正トップボックスを取っ払った際に台座に見える銀色のネジ山を隠すための栓として使います。
べつに見えても良いのですが、何となく作ってみたら良い感じに収まりました。
私は中古で手に入れましたが、もしかして純正品で栓が売っているのでしょうか?
ちなみに4箇所ある穴(シルバーに光るねじ山が見える穴)はサイズが異なります。
シート側の穴のほうが若干小さいのです。
最初同じサイズで4個作ったので失敗こきましたよ!
無駄な作業が増えてしまった。(ボソ)
まあネジ山が丸見えよりは見栄えがいいかな~
手作り感が満載ですがね!(笑)
TIGER800にも12V出力のUSB端子を付けちゃいました。
フォグランプスイッチをONするとUSB端子に12Vが通電します。
但し、連続通電ではなくDUTY50%で高速でON-OFFするようにしてます。
平均値(連続通電相当)で約6.5Vとなります。
ヒートインソールへの電源として使う予定。
SRV250の時と同じですね!
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