Tiger800

メンテナンスの覚書　TIGER800

締め付けトルクを守ろう

メンテナンス時に何かと気になるネジやボルト類の締め付けトルク。
毎回マニュアルや電子データ（PDF)から数値を探し出すのも手間暇が掛かります。

ということで自分用にブログに書き出しておくことにしました。
その他の数値も参考として載せておきます。

◇締め付けトルク

オイルフィルター:10 Nm
オイルドレンプラグ:25 Nm
スパークプラグ:12 Nm
リアホイールスピンドル110:Nm
チェーンアジャス ターロックナット:15 Nm

フロントキャリパー取付ボルト：21Nm
パッド抜止用のピン　　　　　：18Nm
パッド抜止用のピンの封止ネジ： 3Nm（締め過ぎ注意！）

エンジンオイルを正確に！

◇エンジンオイル

API 規格　SH以上　且つ　JASO 規格MA
10W/40 　又は 10W/50 の部分合成油以上

◇エンジンオイル量

ドライフィル時　　：4.1L
フィルター交換時　：3.6L
フィルター無交換時：3.4L

◇代表オイル銘柄

Castrol Power 1 Racing 4T 10W-40（全合成油）
Castrol Power RS Racing 4T 10W-40（全合成油）

その他の諸元

事のついでにその他の数値を覚書として書き出します。
これからは記憶力が無くなっていく年齢に突入するのでこれからはこのページを自分で見ることになるでしょう。（笑）

◇フレーム

TIGER 800 XR
キャスター角 ：23.5°
トレール量 85.0 mm

TIGER 800 XC
キャスター角：22.9°
トレール量 90.0 mm

XRｘ　Lowタイプ
キャスター角　23.9°
トレール量　(86.6 mm

タイヤサイズと空気圧

XRx系
FR：100/90 - 19 M/C 57V　2.5 bar 　
RR：150/70 R 17 M/C 69V　2.9 bar

XC系
FR：90/90 - 21 M/C 54V  2.5 bar
RR：150/70 R 17 M/C 69V 2.9 bar

スプロケット＆チェーン

DID　Oリング付き
124コマ

FRスプロケット：16丁
RRスプロケット：50丁

ファイナルドライブ比　3.125:1 (50/16)

RRはデイトナ675の47丁も選択肢
ファイナルドライブ比　2.938:1 (47/16)

トライアンフ ストリートトリプル/85/R

純正用 ●純正設定
リア歯数：47
フロント歯数：16
二次減速比：2.938
チェーン：525-118
 675cc 2007年～2014年

トライアンフ タイガー 800

純正用 ●純正設定
リア歯数：50
フロント歯数：16
二次減速比：3.125
チェーン：525-122
800cc 2011年～2012年

トライアンフ タイガー800 XC

純正用 ●純正設定
リア歯数：50
フロント歯数：16
二次減速比：3.125
チェーン：525-124
800cc 2010年～2011年

トライアンフ デイトナ 675/R

純正用　●純正設定
リア歯数：47
フロント歯数：16
二次減速比：2.938
チェーン：525-116
675cc 2006年～2013年

トライアンフ デイトナ 675R

純正用 ●純正設定
リア歯数：47
フロント歯数：15
二次減速比：3.133
チェーン：525- 675cc 2014年～

スプロケットの材質

材質⇒クロムモリブデン鋼(SCM)
熱処理⇒浸炭窒化処理
表面処理⇒四三酸化鉄皮膜処理（黒色）
耐久性※⇒10000km～30000km

※耐久性は参考値。
　走り方、チェーンサイズ、メンテナンス状態で
　劣化状況は大きくバラツキます。

　フロントスプロケットはエンジンパワーをダイレクトに受ける為、
　十分な強度を確保する必要があるのでサンスター製が良いかも。
　クロムモリブデン鋼の鍛造材の採用品がお勧めです。

トランスミッション

1 速 2.615:1 (34/13)
2 速 1.857:1 (39/21)
3 速 1.500:1 (36/24)
4 速 1.285:1 (27/21)
5 速 1.136:1 (25/22)
6 速 1.043:1 (24/23)

グリップヒーターＳＷ

初代とXRxでボタンの色が違ってたりする。

FUSE-BOXと容量