ナックルカードの角度を微調整

左側が少しだけスース―



TIGER800(無印)を前オーナさんから購入させて頂いた時からナックルガードが付いた状態でした。但し、購入する時に『左側にたとゴケしたことがあるのでナックルガードには傷がありますよ』と説明を受けていました。

以前TIGER800で寸又峡にソロツーに行った際に左側のグローブの甲に風が当たる感覚がありました。右側に対して、左側の風圧を感じやすかったのです。

『もしかして左はナックルガードの角度が変わってしまっているので?』 と思いながらも極寒の季節がなかなか来ないので放置しておりました。

本日も朝早く目が覚めたので、ジックリと確認してみることにしました。
すると、予想通り左側のナックルガードが少し下側に下がってました。


右側(立ちゴケ無し→後日コケました。)

ブレーキペダルの下側に約20mmハンドルガードが覆ってます。
写真を見てもどこが20mmなんだ! さっぱりわからんと怒られそうです。



この角度からでは20mmの寸法関係が分からないと思いますので図で説明します。


左側(立ちごけ有り)

一方、問題の左側はどうでしょうか?
立ちごけの後は目立たないように修復してあります。写真でジックリ見なければ気になりません。

本格的に修復するには紙やすりで凹凸をある程度削ってからバナーで炙ればいいのですが、全オーナーさんの修復方法で私は全く気になりません。



さて、定規で測ってみると、右側20mmに対して左側は37mmでした。この17mmの差が風を感じる原因だったようです。



ナックルガードの取り外し方法


ということで修正作業に入ります。TIGER800のナックルガードの樹脂カバーを外すにはグリップエンドの6角ボルトを緩めて、カバーの前にある大きめのネジを1個取るだけです。

ネジを外せばブリップエンドを中心にカバーが上側に回転させることができます。
そうすると前のネジを固定するステーが現れます。

なんとなくですが.....下側にステーが湾曲している感じがします。(黄色矢印)



右側が正しい角度という前提で長いボルトを探して、状態を見る為にはめてみます。

その結果は...やはり左側は下がり気味になっていました。
(正しい角度の右側写真を撮り忘れてスミマセン)



ステーを一旦外して角度を微調整することにしましょう。
外した直後はこんな感じで、少し変形しているような気もします。




プライヤー(工具)を使ってネジ(溶接ボルト)が上に向くように微調整です。
微調整すぎて殆ど違いないような.....


そして装着後の効果は....
イイ感じになりました。この状態で25mmぐらい下側が覆われてます。

暫くこの状態で走ってみます!
まだ風を感じるようならもうカバーの面積そのものを大きくするしかありませんね~



その後に近場を少し走りました。この日は暖かすぎて汗ばむ程の陽気でした。
今回の微調整が効果があるのかないのかさっぱり分かりませんでした。(爆)



そろそろ下界でも紅葉が始まりますかね~





  

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