一夜を共に揺られ向かう先には...
いきなり思わせぶりな見出しですみません。皆さんの期待に添えない色気もないお話となりますのでご勘弁を...
さて本日は東海地方から関東方面への移動手段の話になります。
高速夜行バス『キラキラ号(さくら観光)』の話です。
ちなみに数年前は仕事で関東地方に出張することが多かった私ですが、今では職種も少し変化し営業的な仕事や重要案件を一人で交渉に出かけることも少なくなりました。
そんな環境の変化からここ数年は国内での遠方日帰り出張や海外への1泊2日弾丸出張で身を削ることも無くなりました。
ビジネスで使い古された言葉に『時間は金なり』があります。ビジネスで無駄に時間を費やすのは死活問題です。
従って仕事で関東方面へ移動する際は迷わず新幹線を使いました。東海道新幹線を使ってのぞみやひかりを乗り継げば関東エリアを特別遠いエリアと感じることはありません。
長距離の移動手段
一方、プライベートな案件(レジャーや友人と会う等)で関東エリアに行く場合はどうでしょうか? 個人的な案件であっても時間は重要ですので、移動時間が少ないのは大歓迎です。とは言え、限られたお小遣いでやり繰りするためには交通費はきるだけお安くしたいものですね!
私の場合は睡眠時間は平均5~6時間ぐらいでした。 昔から人より睡眠時間が少なくても元気な体質でしたが、最近は加齢の影響で短時間で深い眠りを得ることができないので、6~7時間が必要になってきたようです。(笑)
ということで新幹線の運賃を削りつつ、貴重な時間は効率的に使いたいとなれば、睡眠時に移動するという考えが浮かびます。寝る時間を移動時間にしてしまえば移動時間が多少掛かろうとも問題ありませんね。
いろいろウンチクを述べましたが、要は安くて昼間の貴重な時間も確保できる高速バス(夜行バス)を利用して関東方面に出かける方法を考えてみたというネタです。
高速バスで深夜に移動
高速バスとは高速道路を走るバスのことなのですが、①定期的に運行し高速道路の途中にある停留所に停止する高速バス
②バス会社が主要駅から主要駅まで夜間に走らせるタイプの高速バス(夜行バス)
と大きく2つのタイプがあります。
今回利用するのは後者の高速夜行バスになります。
調べてみると、愛知県の出発場所としては複数あるようですが栄駅、名古屋駅を出発地点とするルートが 発着本数も多く料金も安く提供されていました。
自宅から名古屋駅まで行くには電車運賃が掛かりますが、それでも名古屋発の方が西三河の近傍駅を出発するタイプの高速バスより料金が安く設定されてました。
尚、快適さを優先すれば、高速バスもピンキリです。
- 横3シートの各席独立タイプ
- 前後幅確保(通常比1.5倍)で足元余裕
- リクライニング角度140度以上
- フットレスト有り
- AC電源完備
- WI-FI完備
- トイレ、ドレッサー完備
などあるようで驚きでした。
又、車両安全にも気を配っており
衝突防止装置付きとか、ドライバー居眠り防止装置とかをアピールしているコースグレードが多々あります。
今回は最安値を狙うことも考えたのですが、そこそこの快適性と途中の停車が少なくノンストップ優先しつつ選択したのはこちら!
さくら観光さんの『キラキラ号』です。(←新しいウィンドウで開きます)
キラキラ号の特徴
- 名古屋⇒横浜⇒新宿のルートで走る
- 24時発で6時30分には新宿に着く
- 横4シート(ちょっと残念)
- リクライニングは140度
- フットレスト有り
- AC電源完備
- トイレ無し(有りのバスもある)
眼鏡を外し瞼を閉じれば瞬間的に眠ることができる私なら、これぐらいの装備で十分でしょう!(笑)
料金は如何に?
注目すべきは出発する曜日によって価格差が大きいことです。火曜~木曜の深夜に出発する便を選択すると驚くべきの価格が設定されてました。 例えば木曜日の24時発の便ですと、なんと2300円(税込み)!なのです。今まで高速夜行バスの事情を全くしらなかった私にとって衝撃的な価格です。
但し、この価格の条件としては予約の変更が効かないという縛りもあります。
早期に予約したものの天候や私事で他の日に変更したくとも出来ません。一定のキャンセル料を支払った後に改めて他の日を予約する方法となります。
乗るかそれともキャンセルするか(キャンセル料は発生します)の2択しかないことを納得できるなら、名古屋駅までの電車運賃を加えても3000円以内で東京新宿駅まで連れて行ってもらえます。
私の場合、利用日の1ヵ月前に予約したとは言え、2300円は衝撃的な価格でした。
ちなみにキラキラ号の場合は60日前から予約可能です。
予約の方法
インターネット上で24時間いつでもオンライン予約できます。従ってパソコンやスマホがあれば誰でも簡単にできます。
最初にアクセスする為にはメンバー登録で電話番号やらE-mailアドレスや氏名を入力する必要があるので少し面倒ですが一度メンバー登録してしまえば予約は簡単です。
乗車希望日時と乗る場所と降りる場所を入力するだけです。申し込みの最後に支払い方法を選択する画面になるので、クレジットカードかコンビニ支払いかを選びます。
後日、予約受付完了のメールが来るのでコンビニ支払いの場合は、発行された番号をコンビニの端末に入力して予約が確定となります。
私はファミマで支払いを完了させしたがその際に予約表を渡されました。(下記参照)
実際にどの席に座ることになるかは当日まで分かりません。
好きな席に座りたい場合は追加費用を払って座席指定することもできます。
当日はこの用紙をもって名古屋のゆりの噴水の前に集合するだけですね!
ちなみにバス車内に飲み物や食べ物、スマホ、荷物は持ち込み可能です。
大型の荷物を別途持ち込みたい場合は、バス会社に事前に相談して許容範囲の大きさか確認しておく必要があります。
スキー板やサーフボード、釣り竿等の長い物は難しいかもしれません。
(さくら観光さんHPから抜粋)
バスの床下に荷物を収納できるトランクあるのでケースサイズ(30×50×90cm)を守れば
1個までならバスのトランクに積み込みが可能です。
実際に名古屋から新宿バスタまでキラキラ号で移動したレビューは別途まとめて報告しますね!
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キラキラ号を初体験(レビュー編)豆知識
新宿バスタ:2016年にできた新しいバス移動の為の拠点(ターミナル)新宿駅新南口から「新宿バスタ」まで直結しておりそのまま行くことが可能です。
噂によると国はこのような大規模なバスターミナルを新宿以外の主たる場所に整備することを計画しています。「バスタプロジェクト」と呼ばれているそうです。
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