初めまして! TIGER800

TIGER800フルパニアで搭乗



台風6号「ナーリー」が発生する中、鈴鹿では4耐や8耐が始まろうとしています。
そんな最中に私は一人旅のフィナーレです。

旅の最後のお楽しみは一番待ち望んでいたイベントを満喫させて頂きます。
つまり納車の儀でございます。(笑)

『え!いきなり一体何のこと?』 状態の人はこちらをご覧下さい。
(別ウィンドウで開きます。)

兼ねてから連絡を密に取らせて頂いていたK様宅に到着後、マシンコンデションや各種装備の説明、そしてメーター類の操作方法を一通りご説明して頂きました。

大切に愛情込めて乗っていたことが判ります。パニアに貼られたシール類がその歴史を物語っているようです。走行距離は43100kmとそれなりに行ってますが前オーナーK様も数回ほど北海道へ行ったりしたと聞けば納得です。


K様もTIGER800との別れと新オーナーへ旅立つその瞬間は感無量だったと思います。
お互いバイクの前で記念撮影をし合いました。

バイク好き同士なので初対面にも関わらず直ぐに打ち解けた雰囲気で日頃のバイクライフについて話したり、あっという間に一時間が経ちました。

当日は台風ナーリー襲来前の貴重な晴天となりました。
そして朝から気温がぐんぐん上がり、凄く暑くなりました。既に駅からK様宅に歩く間に体力を消耗しています。

とは言え初めて見る現車に気分はアゲアゲ状態!。脳から変な物質が出ていること間違いありません。



SRV250と長年お付き合いする中で大型バイクの想いも増してきました。
ツーリング仲間のお一人がTIGER800XCに乗っているのを数ヶ月前に見てからというもの乗ってみたい気分が盛り上がってきます。

中古市場で探せど、なかなか出てこない中古車のタマの少なさに閉口しつつ、ついに個人ユーザーさんと商談成立です。

ファーストインプレッション

TIGER800(無印)のファーストインプレッションを書いておきます。ゆくゆくは弄ったりメンテしたり良い面や悪い面も見えてきますが、最初に乗った印象は大切ですよね!
シルエットはこんな感じです。

鋼管フレームというのでしょうか?複雑に組まれたフレームに3気筒エンジンをマウントしオフ系のポジショニングにホイールはキャストです。
自分の乗り方としてはロードがメインであること、シート高を少しでも低くしたいこと
そしてチューブレスのバイクも1台欲しいこと。(SRV250はチューブタイプ)
からXCタイプの選択はしませんでした。

(XC:クロスカントリータイプはスポークホイールタイプ)

自分が足長族なら選択肢としてXCも有りだったかもね~

走行レビュー

まずは高速道路の八王子インターまでの市街地走行です。
ネットではアイドリングからスタートする時にクラッチの繋ぎが神経を使うとか、急にエンストする持病がある個体があるとの情報ありましたが、実に走りやすくクラッチミートも容易でした。クラッチレバーの握りやポジションも良好で重くは感じません。

スロットルレスポンスも良好でトルクやパワーもSRV250とは異次元のエンジン特性です。『こりゃ凄いな~』というのが正直な感想です。但し、大型バイクも慣れてない中でフルパニア乗車は気を使います。(笑)

途中でガソリンスタンドに寄って燃料満タン(19L)で準備OK!
自宅までの320kmを立ちゴケなく無事生還できることを祈ります。

八王子ICはETCで難なく通過、TIGER800の本性を確かめるべくスロットルを徐々に開けていきます。

巡航80km/hが問題ないことは言うまでも無く、100km/hでも風圧も感じずに余裕です。
ヘルメットを付けた頭を少し屈めると風切音が全く聞こえないのが驚きです。

平日で第2東名も空いていました。試験走行区間での120km/hも100km/hと変わりません。途中、車が増えて頻繁に追い越し車線側へ出て加速しました。

たぶん幻だったのでしょう160とかいう数字を見たのに車体は凄く安定していたような...たぶん夢を見たのでしょう。(笑)




Xデーも無事に完了

梅雨が明けたのにいきなり明日から台風襲来には面食らいましたが、Xデー当日は朝から晴天ではTiger納車の儀に神様も味方してくれたようです。14:15頃には自宅に戻ることができました。高速で思う存分スロットルを開けた燃費の結果は以下です。

◇320km走行の内訳
20kmは市街地走行(内10kmは給油満タン前に走行)
300kmは高速道路走行

満タン法での燃費は310km/14L=22km/Lでした。

あまりにパワーがあるバイクなのでスプロケットの変更をして2次減速比をもう少し下げてもいいかな~と思ってます。

お約束の立ちゴケ

ライダーにとって立ちゴケは必ず通る儀式?
しかも納車当日にやっちまうのは良くある話。

私も他聞にもれず... とはなりませんでした。
但し、自宅についてセンタースタンドを掛けようとした時、その悲劇が訪れるのです。
何が起こったかは...次回に書くことにします。

蒸し暑い中で走り続けるとは結構体力を消耗してしまうものです。おじさん年齢になってもまだまだ若い気分でいると思わぬことが起きますよ! 
夏場を走るライダーの皆さん十分に水分補給してくださいね~


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