そのスタイルがハンパない? ホンダラクーン
1980年頃に発売されたRACCOONという原付のこと。 皆さんご存知ですか?
排気量50ccの2st原付です。
1887年頃だったと思います。学生だった私に親父からのプレゼント! 親父の友人から中古車を譲ってもらったとのこと。勿論、走る曲がる止まるに問題がない状態でした。
この古いバイクは学生時から2011年まで大切にメンテしながら大切に乗ってました。
50ccといえども2ストで5速ミッションの本格的なエンジンを与えられてましたので、
80kmまで刻まれたスピードメータはしっかりと振り切ることができました。
ユニークなスタイルだったので、町を走ると視線を感じることが多々あり思い出深いマシンです。
空冷エンジンでシンプルな機構だったので素人の私でも十分メンテできたことが、長く付き合えた理由かもしれません。
エンジンのポート研磨したり燃焼室の鏡面仕上げしたり...楽しかったです。
RACCOONは2ストロークエンジンです。 パワーバンドに回転数をぶち込むと気持ちの良い加速が得られます。 でもオイルポンプが壊れたりオイルが空っぽになると焼きつきの恐れがあります。
そんな時でもメンテは比較的簡単なのでエンジンを開けて焼き付き部分をコンパウンドで滑らかにすれば、復活することもあります。
再びきっちりと高回転まで回るのは2ストの面白さでもあります。
インマニがアルミ製だったり、内部のバリや段差を削って少しでも吸気側の抵抗を減らそうとしたり、なにかと可愛がっていた記憶があります。
ヘッドライトが角ばっているのは、その当時では斬新だったのかな?
テールライトの樹脂肉厚も今では考えられないほど、厚みが確保されていて頑丈です。
でかい! ごつい、年代を感じるウィンカーランプ
メーターはオーソドックスなタイプ
オイルをまき散らすこともありませんでした。
2011年には訳あって、愛知県のある方のところへお嫁にいきました。
いまでも元気に走っていることを祈ってます。本当はお嫁に出したことを後悔しています。長く大事に乗ったバイクはやはり手放してはいけません。
そんなことから、Vamos Raccoon と名乗っている私....
がんばれ! アライグマ
エンジン始動の動画
当時のカタログ
それにしても当時のカタログの女性のキャラといいコスチュームといいインパクト強すぎ!
仕様
メーカー HONDA
車名 ラクーン
型式 MM50
エンジン 空冷2サイクル単気筒49cc
最高出力 6.0ps/7,000rpm
最大トルク 0.62kg-m/6,500rpm
ミッション 常時噛合5段リターン
車両重量 76kg
懐かしの愛機のフォト
Youtubeで気になる動画
どういう訳か分りませんが、海外に渡ったRACCOONが朽ち果てた状態からFull Restoration(フルレストア)により素敵な一台に仕上がるまでの動画を見つけました。気になる方は下記をどうぞ。
本田技研工業株式会社 (Honda)の公式Youtubeチャンネルでは、走行確認テストの動画を配信しているようです。気になる方は下記をどうぞ。
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