キャンツーデビューは極寒の2月? SRV250

お待ちかねのキャンプツーリング


秋の初めに企画した初キャンプも諸事情で流れ流れて、極寒の2月という時期に初体験することになりました。まあいいじゃないですか予定は未定、思い通りにならないのは世の常です。

50年以上生きていると、だんだんと悟りの境地に足を踏み入れ始めるのは良くあることです。(笑)

本日はお仲間のUDさんからのお誘いでキャンプツーリングをすることになりました。現地周辺でよさげな林道もあれば、テント張ったあとに少し走るオプション付きです。

ベース地は12月に鍋企画をやった某所です。

当日はUDさんもセローで出動する案もあったのですが、キャンプ道具を十分準備できてないブロブ主を思って重厚アドベンチャマシンのR120GSで登場してくれました。

それでは時系列的に紹介していきます。

積載予定のキャンプグッズ

アマゾンのキャンプ道具を一通り揃えました。選ぶ基準は『安い』という単純明快なもの。
どっぷりとキャンプにハマるのかわからないので最初から一流品を購入するのはやめときます。

そもそもそんな財力もありませんしね~(笑)

バイク用品でも怖い物見たさに中華製を積極的に買ったりするのが好きなブログ主! 安物買ってドハマりする当然の流れ? といえば誰もが納得してくれるでしょう。 

大物だけでもこれだけあります。これらのかさ張るキャンプ用品をバイクで積むのも初体験。上手に積載できるか一抹の不安はぬぐえません。
大きくて重たいものは軍隊で使うような綿袋に押し込み、リュックサックには大きくかさばるけど軽いものを入れます。

シェラフとかエアマットとか、ゴム製湯たんぽ、グランドシートとかなどは軽いのでリュックに入れます。
トップボックスは食材や調理の為の携帯用ミニコンロやクッカーを入れて、当日使う食材等を入れてます。(冷蔵庫に入れているので朝一に忘れないようにせねばなりません)

積載状態

トップボックスはベースにカチッと嵌めれば固定は問題なし、大袋はゴム紐で固定してますが、これだけでは当然不安なのでネットも併用して固定するつもりです。

そして、ライダーが大型リュックを背負ってライディング! 本当はおおきなリュック背負ってバイクの運転は避けるべきなんですが、今回は背負います。
待ち合わせのコンビニでの駐車場です。天気が良いですが風が冷たく強いです。現地ではポカポカ陽気になっていることを祈って出発しました。
現地に着く間際に、別行動のお仲間AOさんからLINE連絡がありました。どうやら現地に先発偵察隊として既にラーツーを開始して現地で待っていてくれました。何かとお世話になっているAOさん! いつもありがとうございます。

本日はKAWASAKIのW650かと思いきや、グロムをチョイスし軽く流して来たようです。
現地到着からテント設営まで見守ってくれました。こんどは一緒にキャンプしましょうね~
手際よくUD先生はテント設営完了! その横で手本を見ながらもっとも設営が楽なBUNDOK製のワンポールテントを設営したブログ主。
但し、テンパっていたのか設営中の過程を表す写真は残っていなかった。(笑)
設営途中に赤セローのKさんが登場です。テント張ったら林道散策に行くことで既に了解済みです。Kさんは今晩のディナーまでお付き合いして頂く予定です。
しばし相談、ちょっとこの道はヤバいかもGSデカくて転ばしたら大変ということで暗闇の先に見える道はパスしました。
良さげなフラットが見つかったんで、ここを走る準備を始めましょう~
ゆっくりと発進するR1200GS! いつ見てもカッコイイぞぉぉぉ~

ほとんど舗装路に落ち葉という安心の路面でスイスイ進みます。
行き止まりのところから未舗装路でアップダウンな道があったので1台ずつトライ! 
その後、一番近いホームセンターで薪買って、食材を追加しつつテント村?に到着。到着すると他のキャンパーたちは焚火やコンロで美味しい匂いを周囲に拡散し始めてました。腹が鳴ります。昼飯食べずに林道探索に向かっちゃったので考えてみれば昼飯抜きでしたよ

我々もぼちぼち焚火でも始めることにします。といいつつ焚火は経験豊富なUD先生にお任せです。ブログ主のテントはキャンプ慣れしてないのが一目でわかります。テント内が乱雑ですな~
入口と逆方向からみればそれなりの絵になりそうですか? 焚火に火が灯ったようです。煙が上がり始めました。
ブログ主は家庭の延長上?で調理係として働きます。一人では効率悪いので、Kさんに串挿しをお願いしつつ餃子の準備を始めるブロブ主
餃子の準備と言っても、既に包まれた状態の餃子を焼くだけ...
フライパンとアルミ箔で作った蓋が大活躍!? 
手際よくやる姿を見られると、家でもよく台所に立つのがバレバレだったりして(笑)
美味しく餃子が焼けました。皆さん腹減っているのであっという間に完食。
串も出来上がりました。3人分ですが足りないかもしれません。
UD先生からキャンプらしい料理をレクチャしてもらいましょう! ダッチオーブンに鶏肉と玉ねぎを丸ごと入れて、焚火の上に豪快に置くだけというワイルドな調理方法です。

鍋内が高温となりオーブンと同じ環境にして焼く料理! こういった料理が食べれるのもキャンプならではですね~ UDさん! ありがと~

ダッチオーブンを開ける前に期待を込めてポーズを取る二人。というかブロブ主が強要したのでモデル?の二人には申し訳けない気もしたりして... 自撮り棒で自撮りするのも変ですからお許しを!

ダッチオーブン開封の儀(期待を込めてOPEN!)
美味そうなチキンとアルミホイルに包まれた玉ねぎの丸焼き!

どちらも甲乙付けがたく、舌がとろける美味しさ!

玉ねぎの丸焼きは初めて食べたけど今度マネしたいな~
味付けはお約束の?クレイジーソルトを使います。どうやらこの調味料をKさんが気に入った様子。調理する手さばきも様になってきました。
おっさん3人が実に嬉しそう。現実世界からの逃避とバイク談義は至福の時間ですな~
すると野営地に警察車両が見回りに来ます。Uさんが隣接するテントの女性に話しかけるのを事前にブロックすべく、地元ポリスの出動です!
冗談は置いといて、最近の山火事報道とか見ていると火の始末だけは責任もってやらなければと思うおじさん達。肝に銘じて火の用心だけは徹底します!

話題をワイルドな? 男の料理に戻しましょう!
串ごとダッチオーブンに入れれば、豚肉やネギも柔らか仕上げでメッチャ美味しい!
そして今日は満月! 楽しいさは夜まで続きますよ~
Kさんは知り合いのとバッタリ遭遇、そしてお互いバイク乗りということで意気投合!
楽しい会話で盛り上がります。人と繋がることのできるキャンプはメッチャ楽しいです。
知り合いの方からの餃子のお裾分け。旨いです(本日2回目!)
お礼にとばかりにビーフシチューで感謝の気持ちを伝えます。ビーフシチューといいながら肉は豚肉だったりする。(笑)
昨年12月に催したデーリー忘年会では黒焦げになってしまった焼き芋も、今回はそれなりの見栄えで上手に焼けてます。

お味も上出来でございます。(キャンプなんで何食べても美味いですよ)
ね! 美味そうでしょ 3人分で3本焼きました。
焚火は測る場所でも温度は変わりますが220℃~測定限界以上(400℃以上)で近くにいれば至福の温かさを感じることができます。焚火信者になりそうです。
今日は満月。野営地は照明もないですがこの夜は終始明るくランタンや懐中電灯なくても辺りが良く見えました。こんなに晴れ渡っていると深夜から早朝にかけての放射冷却が怖い(笑)

ここでKさんが離脱。この日は林道散策と夕飯のお付き合いをしてくれてありがとうございました。次回はテント張ってお泊り期待してます!
周辺のキャンパー達も仲間たちと楽しそうにやってます。
2人になってからは、バイク談義に花が咲き林道もっと走りたいねと語り合います。ブロブ主は最近好んで見ているYoutubeチャンネル『ミツクロ』を紹介しました。

タブレットで『ミツクロ』動画をみながら時を過ごすこと約30分ほど。そんな腕はないにも関わらず動画みると林道走りてぇぇ~という気持ちが沸き起こります。

キャンプ場にハイテク道具を持ち込むのは興冷めするというご意見もありまが、ブログ主は圏外となる場所は怖くて泊まれませんし、一人でしゃべる人もいない場合はやることなくなり困ります。(笑) 圏内エリアが絶対条件かも!

まあ、一人ならキャンプしながらブロブ書いているかもね~(爆) 

快適な睡眠をするには軽装すぎた私

『2月の山の中だから舐めちゃいかん!』『氷点下用のシェラフを持っていけ!』と通なキャンパーの助言を分かっていたつもりでしたが、結論言うと寒くて2時間毎に目が覚めました。(笑)

睡眠の為に準備した道具は以下
  • アンダーシート(テント下)
  • コット(高さ:300mm)
  • エアシート(コットの上に敷く)
  • シェラフ(0~15℃用)
  • 使い捨てカイロ6個(腿、脇、背中)
  • 湯たんぽ1個(2L)
寝入りは足元の湯たんぽも温かく、焚火で温まった体だったので瞬秒で寝落ちしました。確か深夜0時頃。今回の命綱はゴム製湯たんぽ! ありがたい存在でした。
ところが数時間後に余りの寒さに飛び起きます。チェックするとシェラフの首回りをしっかり締めて寝たはずなのに緩んで口が開いてます。

冷気がシェラフ内部に入り込んできたので寒いはずです。トイレに行って再度シェラフの首回りを締めて寝ました。10分くらいで寝れました。

1度起きることは2度起きます。(笑) 2時間後の4時頃にもう一度目が覚めます。また口があいてました。シェラフの留め口はしっかりしてますが私の寝相が悪いのか直ぐに緩んでしまうようです。樹脂製のアタッチメント固定具では役不足なのか...

更に寝ようとしましたが、湯たんぽの温かさも人肌ぐらいにまで冷めてしまったので使い捨てカイロを足元に4個追加投入して寝ます。20分くらいしたらカイロも温かくなったので、眠ることができました。

しかしながら、朝の冷え込みは尋常ではありません。放射冷却で冷えた冷気がテントの下から入ってきます。(ちなみにテントはスカートレスで殆ど野外にコット広げて寝てるのと同じ感じでしたね~

たぶん熟睡した時間は4時間位じゃないでしょうか?(笑) 次回は防寒対策をもっと考えて臨みます。 キャンプ通の人に話したら『よく死ななかったね? 寝れたの?』と言われました。

テント表面は霜だらけ、内側は結露した水滴が凍ってます。日常から非日常を望んたとは言え、一歩間違えば生命の危険に足を踏み入れていたのでしょか?(大げさ?)

テントもスカート付きじゃなにので冷気は容赦なくテント内に流れ込みます。(悲)
6時前に起きたのは私一人かも? 体温上げる為にラジオ体操のメロディを頭の中でリフレインさせて体操を始めるブログ主。誰も写真撮ってくれないのがちょっと寂しい。(笑)
テント内部を測定するとマイナス4.5℃! 『こんな環境で良く寝たな~』 自分のことですが変態ライダーの領域に踏み入れてしまったようです。

生まれて初めて氷点下環境で眠ったことになりますね~
次回も同様な体験したときは、深夜に寒さで飛び起きる動画でも残すことにします。今回はそんな余裕はありませんでした。(笑)
早朝トイレのついでにバイクの様子をみると、シートはバリバリに凍ってるしこの状態でエンジン掛けようとしてもキャブヒータのパワーだけじゃエンジン掛からない気がしてきました。
GSも至る所が凍ってます。
ごそごそし始めた私に気が付いたUD先生(キャンプ歴長い)が手際よく朝から焚火を付けてくれました。ありがとうございます。
周辺を見回すと、昨日使いっぱなしの調理器具も凍ってます。
ガスも低温環境に晒されて、着火や安定燃焼ができません。使い捨てカイロのパワーで缶を温めながら使いましょう!
昨夜の時点で凍ったどん兵衛は食べれるのか?
まあ何とかなりそう、中身はドライだから凍らないか?(ふふふ) 
UD先生のチタン製はしが素敵です。それに対してブログ主は割り箸です。この後は焚火の燃料となりました。

朝から麺類でも寒い環境下では瞬く間に食べ終わりました。その後、ふるさと納税で手に入れた煮込みデミグラスハンバーグまで食べる凄まじい食欲! 日常ではありえない朝食メニューです(笑)
GSで沢山の必要品を積んでくれたおかげで行きも帰りもSRVは最低限の荷物で済ますことができました。感謝!感謝!
午前11時頃に無事帰宅できました。直ぐにテントやシェラフ、アンダーシート等の水滴を日干しして乾かして次回に備えます。
(え!あんな寒い思いをして次回に備えるの? やっぱ変態!)

写真左上にはNSR250が偶然にも映っていた。
温かくなったらMさんともキャンプ行きたいです。お仲間沢山誘って楽しみたいですね~

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