12月は駆け込みでふるさと納税
さて、本題のふるさと納税について紹介します。先週、昨年に続いて『ふるさと納税』に挑戦しましたので内容について紹介したいと思います。
昨年は鹿児島でふるさと納税をしたいと考えて、家計の足しにと黒豚や和牛が返礼品として頂ける案件を選択しました。 さて、今年はどうしましょう? ってな感じて計画や作戦もないまま、ふるさと納税のサイト 『ふるなび』 を徘徊し始めます。(笑)
今年は食品じゃなくていいんじゃない?
車やバイクのメンテナンスや古い乗り物のレストアなどを趣味としている人達は、一般的な傾向として、道具類にも思い入れが深く100均ショップやドンキホーテなどの格安工具を使うことはないでしょう。ところが私の場合は工具類に関しては無頓着です。
最近はホームセンターで買った格安ラチェットの回転部分(ロック)が調子悪く、新しいの買わなきゃな~と思っていたところです。
ということで、ふるさと納税返礼品で工具が貰える案件がないか調べてみました。
意外とあるある工具の返礼品
まず最初にラチェットを探してみました。すると検索にヒットしたのが大阪府河内長野市のふるさと納税です。返礼品としてラチェットがありました。
ブログ主が選んだのはトネ(TONE) 製スイベルラチェットRH3VHWです。
ふるなびのページはこちらです。
ヘッドが回転するタイプとのこと。使い勝手が良いのでしょか? ちょっと期待しちゃいますね~
これ以外にも、ショートタイプでヘッドが固定タイプの物がありました。
- 製品番号:RH3VHS
- ショートスイベルラチェットハンドル(ホールドタイプ)
- 差込角:9.5mm
- 全長:170mm
- 質量:215g
又は、全長が長く差し込み角が大きい12.7mmタイプもありました。
- 製品番号:RH4H
- ラチェットハンドル
- 差込角:12.7mm.全長:240mm
- 質量:485g
まだまだ探せば工具を返礼品としている自治体はあります。興味あれば探してみては如何でしょうか?
トルクレンチがあるじゃん!
お目当ての品が見つかったので、ついでにトルクレンチを探してみました。現状持っているトルクレンチは40~200(N・m)対応で差込角12.7mmの物です。
差込角12.7⇒9.5mm変換アダプタを付けて使えば下限は40N・mまでトルク管理できますが、もう少し下までトルク管理できるものが欲しいですね~
だんだんと贅沢癖が付いてきてしまったようです。(笑)
ということで探してみました!
見つけた品はトネ(TONE)
製のプレセット形トルクレンチT3MN50です。
ふるなびのページはこちらです。
- 製品番号:T3MN50
- プレセット形トルクレンチ
- 差込角:9.5(mm)
- トルク計測範囲:10~50(N・m)
- トルク精度:±3%
- 全長:308mm
- ケース寸法:w355×d97×h70mm
- 質量:520g
納税額がお高めとはなりますが、いっちゃいましょう!
納税額お高めといっても当該品をamzonで購入すると約2万円します。ちゃんと納得した上でふるさと納税してみました。
このトルクレンチがあれば、10~50N・mの範囲でトルク管理しながらボルトを締めることができます。キャリパーの取付部などに重宝しそうです。
(1週間後には返礼品が届きました。詳細はここを参照ください)
自分好みの返礼品ばかりでいいの?
いや、ダメです。カミさんにも何か貢物をしておかないと後が怖いですから...
正月も近いし、子供のお弁当の食材もいるので返礼品として『美味しいもの系』も探してみました。
いろいろ検討して下記4点を返礼品として頂ける自治体に追加でふるさと納税しました。
- 本ズワイガニしゃぶしゃぶセット(1kg)
- 魚沼産コシヒカリ5kg(長岡川口地域)
うなぎ好きなカミさんを差し置いて先日ひつまぶしを食べてきた後ろめたさ?もあったりして、うなぎ蒲焼を選択しておいて良かったです。(笑)
ワンストップ特例制度
確定申告する方は各自治体の魅力的な返礼品を選んで6個以上となっても大丈夫ですが、確定申告をする予定のない方はワンストップ特例制度を活用しないと税金控除をしてもらえません。
ワンストップ特例制度を選ぶ方は各自治体への寄附は年間5つ以内とする必要がありますのでお気を付け下さい。
高校授業料の無償化
興味ない人は読み飛ばしてください。(笑)
従来、高等学校等就学支援金の基準が住民税(道府県民税+市町村民税)から算出される所得割額で無償か有償かの判断がされてました。
残業が無茶苦茶に多かった時や会社業績が絶好調でボーナスが多かったりして、ぎりぎり無償基準をオーバーする場合に、住民税を見かけ上少なくする為にふるさと納税を利用した方も多いと思います。(今までの話)
ところが、ふるさと納税をすることで高校授業料の無償、有償が変わることが不公平だという声があったらしく、2020年7月からはふるさと納税を使って高校授業料の無償化するテクニックも今までのように使うことは困難になりました。
2020年7月からは下記の金額を基に金額が決まってます。
市町村民税の課税標準 × 6%(市町村民税の標準税率)-市町村民税の調整控除
※課税標準は課税対象の所得合計と理解して下さい。
調整控除は、扶養控除として本人または家族の控除がある際に、所得税及び住民税の控除差額に基づいて控除される種類のものです。
但し、下記の所得控除(13種)は引き続き無償判断時に考慮されます。
課税標準(課税所得)=所得控除を差し引いた後の所得合計
市町村民税(住民税)における13種の所得控除を次に示します。
・ 社会保険料控除
・ 小規模企業共済等掛金控除
・ 生命保険料控除
・ 地震保険料控除
・ 寡婦・寡夫控除(*)
・ 勤労学生控除(*)
・ 障害者控除(*)
・ 配偶者控除(*)
・ 配偶者特別控除(*)
・ 扶養控除(*)
・ 基礎控除(*)
・ 雑損控除
・ 医療費控除
(*)は所得税と住民税で控除額が異なり、調整控除の算定対象
毎年、確定申告をしている方は『ああ そうゆうことね~』と理解できると思います。今年初めて挑戦する方は、内容を十分理解して所得控除を申請してみましょう!
ボーダーラインの方! 運が良ければ? 高校授業料無償化の権利を引くことができるかもしれません。一般的なサラリーマンの場合は基本的には医療費控除ぐらいしか申告する案件ないけど...(ボソ)
その他
2019年のふるさと納税の記事はこちら
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