ノア(70系)の車検はギリセーフ

車検5回目の交換部品



6月初旬の某日に車検のコバックさんでノア(70系)の車検を受けてきました。事前に下回りをチェックして交換対象となるようなブッシュやゴムカバーが無いことを確認しておきました。

但し、所詮は整備士でもない素人の私...
見落としがあることは覚悟はしていました。なんせ70系のノアですから車検は5回目。購入から11年経過している車体はどこかしらガタがきても驚きはありません。

ドキドキしながら入庫時の簡易検査の結果、整備士さんからのお言葉は
『今回はギリギリセーフですが直ぐに交換しておいた方がいい部品が見つかりました。』とのこと。

『交換しておきますか?』と尋ねられたのですが、
『現状で車検が通るなら交換無しでお願いします』と答えておきました。

ロアアームボールジョイント

『そろそろ寿命ですよ!』と促された部位はロアアームボールジョイントを保護するゴムブーツ(ゴムカバー)です。 

ゴムブーツの表面にヒビが入り始めているので2年後の車検まで破けてしまう可能性大とのこと。(本件はノアの車検のページにも追記しておきました。詳細はここです。)

ロアアームボールジョイント内のリンク(金属と金属が擦れあう部分)を保護するために、リンク部分にはグリスがたっぷりと充填されています。

このゴムブーツが裂けると雨がリンク部分に浸入して錆びを発生させます。錆びが発生してしまうと、動きが悪くなるだけでなく腐食が進んでリンク部のボールと筒構造が物理的にスポッと抜けて大惨事になってしまいます。

その時は延命処置でなんとか...と思っていましたが、思い切って自分で交換することにしました。とは言え、まったく未経験の私なので現在Youtubeで勉強中。(笑)
とりあえず部品だけは発注しました。

ジョイントの役目

フロント・サスペンションはタイヤが上下に動くときにバネとダンパーの働きで衝撃を吸収してます。同時に左右ステアリングを切った際にタイヤ自体が左右に動くことで舵をとる機構が組み込まれています。



但し、サスペンション機構や左右にかじ取りする機構をリジットに取り付けてしまうとスムーズな動きが阻害されてしまいます。人間の関節と同じように車がスムーズに動く際に自由に動けるジョイント部分(ボールジョイント)が必要なのです。

構造図:JAMSのHPより


ボールと凹部の組み合わせ部分に摩擦を抑えるグリスがたっぷり入っている訳ですが、このるのはこのグリスが漏れたり、他の部位に飛び散ったりしないことは勿論ですが、雨水等が大切なジョイント部分に侵入しないようブゴムブーツで保護されている訳です。

事例:JAMSのHPより

ゴムブーツ(ゴム)の入手方法

Amazonで探してみるとタイロッドエンドブーツ & ロアボールジョイントブーツのセットでで売られているようです。

更に探すとロアボールジョイントブーツ単品も見つけましたが、今回はPayPayで支払いができるヤフオクで探すと、OEM品かデッドコピーのアセアン互換品だと思われるモノを見つけたのでポチッとな~

送料込みで1370円でした。

本日、モノが届いていたのでレターパックライトの梱包をあけると、中からKoyoベアリングが出てくるというサプライズ!

あれ、送る品を間違えたなと思いきや、ベアリングにしては異様に軽い。もしやと思い外から箱を押してみると、弾力性のある感触が....

たぶん、レターパックライトの厚み3cm以内というサイズを満足させるために、ゴムを圧縮させるための仮梱包と推定しKoyoの箱を開封すると



出てきました。お目当てのゴムブーツが!


これで夏に向けての自由工作のお題ができました。その時には始めての作業で苦労するかもしれませんが、大好きなDIYを楽しむことにします。

作業が完了したらレポします。

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