ノア(70系)2列目シート補助席の取り外し方

ノアはバイクのトランポになれるのか?

我が家のマイカーはノアです。70系なのでもう13年以上前のモデルです。走行距離は6万6千km。エンジンも元気ですし、壊れない限りはずっと乗ることになるでしょう(笑) 

購入当時は家族でお出かけとか大人数で旅行とか考えて買ったミニバンでしたが、その使命を全うできたのは10回程度でした。

それ以外の使用用途としては8人乗りである必要はなく、活躍した場としては子供たちの自転車がパンクしたときの運搬。

そして子供がワンルームマンションへ引っ越しのする際の荷物運搬でした。 そう、人が乗るためというよりは物を運ぶのに重宝してきたノアでした。

話は変わりますが、最近はバイクでオフロードを走ることも増えてオフに特化したタイヤをチョイスすると舗装路走行時に柔らかいタイヤが削られる悩みも抱えることに...

できれば交換サイクルを長くしてお財布が軽くなるのを防ぎたいのですが、遠くの林道まで行くとなると、舗装路走行でタイヤの山がどんどんなくなっていく状況が辛い。

ならばオフロードバイクをトランポに乗せて現地まで行くという手もありますが、はたしてノアはその用途に耐えうる車なのでしょうか? 今日はその予備的な作業をしてみます。

ノアを購入した当時シートは下記の3種類が選べました。
  • 8人乗り(ブログ主のノア:ワンタッチタンブルシート)
  • 7人乗り2列目シート(回転機構付き)
  • 5人乗り3列目シートレス
大勢の乗せる前提だったので一番人数が乗れる8人乗りを選び購入した記憶があります。

70系前期の8人乗り用は2列目シートに通称『補助席』と呼ばれる薄っぺらいシートが備え付けらています。 今ではこのシートはなくある意味レアなシートです。
バイクを載せるトランポにするかは別として、まずは補助席を外してみることにしました。
分解するともとに戻せない可能性があるので、写真をたくさん貼って自分自身の備忘録としたいと思います

①樹脂カバーを外します。上ではなく横向きに引っ張ると筒状の樹脂パーツが外れます。更に大きな円形カバーを止めているネジを2本外してみましょう。小さめのマイナスドライバーを樹脂の隙間に差し込んで両側のはめ込みを浮かせます。浮かせた状態で樹脂カバーを上側に引っ張ります。樹脂パーツが剝ぎ取られて露になったヒンジ部をみると大きなボルトが3個あります。黄色〇印のボルトです。 
これを緩めてしまえば補助席のシートが背もたれごと取れます。
それにしても汚い... ワイヤーが通っているので、外しておきましょう
樹脂ロック(前側)とネジ(後側)を外して、シートベルト近辺の樹脂カバーも外します。この補助シートの取り外しは非常に簡単な手順でできることが分かってきました。
固定台座の上側と下側の樹脂カバーを外します。上側は下側と樹脂の爪ロックで固定されているので爪を折らないように慎重に外していきます。
その後、下側の樹脂カバー取り外します。複数個所がネジで止まってますので全部ネジを取り外すとフレームだけになります。

フレームを固定しているボルト2本を取り外します。
ワイヤー類は樹脂カバーの隙間から入れてしまえば目立ちません。
ヒンジとシートベルトの取り付け部に樹脂カバーをして元通りの状態にします。

黄色の〇部分はボルトを戻しておきました。目立つようならこのボルトを利用して目隠し蓋を固定できますね!ちなみにシートベルトの根本側のボルトも次回復元するときにボルトが無いと騒がないでいいように取付けてます。

取り外した補助席のパーツの数々

このままバラバラ状態で保管しておいても良かったのですが、とりあえずモジュールの状態まで復元しておきました。
ちなみに、この状態でノアの荷台の床下収納部のスペースに入ったので、家の中で保管場所を確保する必要はなくなりました。

2列目シートの中央に大きなスペースが誕生です。

たぶん、オフ車1台なら2列目シートを取り外さなくても座面を起こしてこの状態にすれば積めそうです。(ワクワク!)

荷台の寸法測定

全長 2100mm
高さ 1160mm

XR250 全長 2175mm

フロントタイヤが運転席と助手席の間に少しだけはみ出るけど、このままでもトランポできそう! でもね、まだラダーが無いんだな~ 購入する? それとも自作(DIY)ですか?
先はまだ長そうだな~(笑)

ノアがついにトランポ化

 ついにノアがトランポになりました。詳細はこちら

その他

実は2018年10月頃に気になるバイクがあって、現車確認して良ければそのまま持って帰る計画がありました。

ノアで持ち帰るべく補助席付いたまま2列目シート外したことあったけど、シートがやたら重くて腰がやられるかと冷や汗かいた記憶が蘇ります。

補助席だけ事前に外しておけば、もっと楽だったのかと今頃気づきましたよ。(笑)
2018年当時の写真は下記

シート改造車と車検

いろいろ調べてみると、取り外した補助席は車検時は必ず復元しておかなければ、車検には受かりません。この状態で車検を通すなら改造申請が必要となります。

但し、補助席を外した状態でも8-1=7人乗車であれば、一般道路で警察の方にキップ切られることはないそうです。   

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