ノア(70系)のヘッドライトのお化粧直し

2液性ウレタンクリア塗装でコーティング

この記事は2020年7月に書いた記事をリファインしたものです。
あれから3年経過しました。月一回プレクサスでヘッドライト表面のコーティングをやってきましたが、もう限界です。ヘッドライトのアクリル材質は黄色に変色して表面も細かな亀裂が入っています。
しかたないので、表面をもう一度コートできるよう紙やすりで削っていくことにしました。
単純な作業なので写真だけ掲載します。

まずは養生

板金を傷つけないよう配慮するのは基本ですね!

400番で粗削り

800番で更に削ります

1000番で表面整えて

1500番で仕上げして完了

上面に2液性ウレタン塗料塗るから1500番程度の仕上げでOKです。 細かな傷は気にしてないので、黄色が透明になれば目的達成! と今回のゴール設定は意外と緩めです。

表面を台所にある中性洗剤で洗って、油分や細かなゴミを流します。そしてアクリルクリア吹いて仕上げます。塗装は3回重ね塗りしました。

左側と右側ともクリアな感じが戻ってきて大満足です。 機械使ってペーパー研磨してもよかったけど、今回は全て手作業でやりました。疲れてます(笑)


ちなみに今回はウレタンクリアでコートしましたが、表面を2000番で仕上げた後にヘッドライトスチーマーで表面を溶かして新品同様の輝きを取り戻す方法もあります。
詳細はここです。 揮発させて使う薬品はジクロルメタンというものです。
 

ヘッドライトの黄ばみを低減(2020年7月)


土日は雲が多く小雨も降ったりとバイクでお出かけするにはちょっと辛い状態でした。そうバイクツーリングはお預けで、買い物に行くためにちょっとバイクに乗っただけなのです。

こんな過ごし方だったので、スッキリしない気分まま月曜日を迎えてしまいました。
日曜の午前中はTIGER800のマフラー取り付けに必要な部品作りをして約2時間は時間が潰せました。

その後、行こうと思えば山方面に向かって2時間は走れたたと思いますが、雲り空を見ると『山方面は雨降ってるよな~』とつぶやき、出撃する気もなく諦めモード。

部屋でゴロゴロする性分でのないので玄関周辺の掃除やら雑草取りやら野良仕事で気を紛らわせていました。ふとNOAHのヘッドライトを見てみると、黄ばみが酷くなっていることに気がつきます。

たまには我が家のNOAH号もメンテしてあげようかな~ という気になりました。
ということで、野良仕事も1時間で切り上げて、続けてNOAH号のヘッドライト黄ばみ取りを開始しました。

昔購入したケミカル剤が残っていたのでこれを使います。確かホンダバモスのヘッドライトの黄ばみを取る為に購入した記憶が残ってます。

バイクは手を掛けてメンテしたり洗車するのですが、車に関してはなんでもいいから乗れればOK的な考えの私。11年以上お世話になっているNOAH号のメンテとしえばオイル交換とバッテリー充電ぐらいでしてあまり可愛がってませんでした。(笑)


黄ばみ取り作業の様子

巷で紹介されている作業なので改めて紹介するまでもありませんが、3~4ヶ月毎に同様の作業をやるための備忘録としてブログに書き留めることにします。

養生は大切

研磨剤が入ったケミカル剤でヘッドライト表面を擦るので、まずは板金側に傷が入らないようにテープで養生します。養生専用テープがあれば理想的ですが、無いので100均ショップで購入したがガムテープで代用です。

そして、ケミカル材をキッチンペーパーを折りたたんで8枚重ねにした状態でケミカル材をペーパーにつけます。

最初は薄く引き伸ばすように全体に塗ります。その後、ペーパーにケミカル材を再度塗りやや強めに擦っていきます。

この作業を3回繰り返し、仕上げはプレクサスで透明な樹脂表面をコーティングしてできあがりです。

Before

After

思った以上に上出来だったので、右側も養生してから同様に作業し透明さが復活しました。

私が使用したケミカル剤は『Blue Magic Lens Restorer』という商品です。アマゾンでは事業者向けとして紹介されてますが、個人でも購入は可能です。
布にケミカル剤を付けて手で丁寧に擦っていけば、根気さえ維持できれば効果が出てきます。レンズの黄ばみが酷い場合は擦る体力も必要です。

体力に自信がない人は電動工具に頼ってください。(笑)黄ばみが酷い部分だけでも電動工具にバフ用の回転アタッチメントを付けて少し押し付けるようにして研磨することをお勧めします。

私も電動工具の力を借りて黄ばみが酷い部分のみ活用してみました。手で擦るよりは早く仕上げができます。

一連の作業でレンズの透明さは復活したので、なかなか良さげな商品だと思います。 明らかに海外製と分かるパッケージが怪しいですが... 

ケミカル材は1000~4000円と幅広い価格帯のものが沢山売られてます。価格差と対費用効果にどのようない因果関係があるかは経験値が少なすぎて私には判りません。(爆)

豆知識

黄ばみの主原因は、ヘッドライト樹脂材料ポリカーボネートの表層劣化です。車が走行する時に表層細かい砂や塵がアタックして細かな傷が入ったり、洗車好きのユーザーさんがごしごし表層を擦ったりすると少なからず傷が入ります。

この傷が積み重なってくると、傷の凹部に汚れが堆積したり、表層のコーティングが取れてしまい、紫外線による劣化も始まります。これらが原因で曇ったり黄ばんだりしてきます。

屋外の青空駐車でヘッドライトが常に直射日光に晒される環境下だと劣化は急速に進みます。我が家も青空駐車で、職場駐車場も車のフロントが南側に向いて停車するので条件としては一番劣化しやすい環境となります。

費用

近くのカーコンビニ倶楽部とかディーラーで依頼すれば左右セットで4000円~7000円ぐらいでやってくれます。DIYが好きな方は自分で、DIYは好きじゃない又は財力が豊富な方はプロに依頼する。と自分にあった方法で愛車を奇麗に保ちたいものですね!

車検とメンテナンス頻度

黄ばみを放置し続けると、ヘッドライトに必要な光量が得られなくなり最悪の場合は車検に通りません。

長く乗り続ける方は3~4か月毎に黄ばみ取り作業をDIYでやっておけばそれほど苦もなく黄ばみは取れますので挑戦してみては如何でしょか?

ケミカル剤(研磨剤)で黄ばみを取ったら、何らかのコーティング剤でポリカーボネートの表面を保護することを忘れずに!

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