ツーリング

愛知県　県道３３号線

クネクネが好きなら県道３３号線が楽しい！

愛知県はライダーにとって幸せな県だと感じます。少し走れば海や山といった起伏や景色を楽しめる場所が沢山あります。


南に走れば雄大な太平洋が迎えてくれます。どこまでも続く水平線と、２つの半島（知多半島と渥美半島）で海岸沿いをのんびり走りながら楽しめます。

一方、山方面に向かえば、隣接する岐阜県や長野県まで続く国道が充実しており、道中の信号の少なさと相まって、片道で約２時間走れば、奥深く自然豊かな森林の中を走ることもできるのです。

どちらかといえば山方面がを走るのが好きなのですが、今回は愛知県道３３号線を紹介してみたいと思います。


県道３３号線は瀬戸設楽線とも呼ばれており愛知県の瀬戸市と北設楽郡設楽町を繋ぐ道です。
実はこの道、私にとっても初走行です。

最初に印象を説明すると、『実に面白い！　また走りたいよ、この道！』　いう感想になります。
万人がこの感想を持つかは微妙ですが、私のように重量の軽いバイクでクネクネしながらギアのシフトアップとダウンを繰り返し、走るのが好きなら人なら同じ感想を持つと思います。（笑）

一部区間は建設中の設楽ダムが完成すると一部路線が水没するとのこと、
そうなると水没道路の区間は道が分断されてしまうので、新たな道を建設するらしい．．．

瀬戸設楽線は初めから終わりまで一気に走れば68kmと結構な距離になります。
今回は設楽町側から走り始めて、豊田市辺りで降りるルートでほぼ半分を走っただけですが、
山の中での孤独感がなかなか素敵でした。（笑）

コース紹介

手作り工房山遊里→三河湖→設楽町→県道３３号線
そして伊勢神トンネルが貫通する山の山頂側に逸れてクネクネ走りながら
トンネル入口（愛知方面側）手前のドライブイン跡？ぐらいで国道１５３号に出る。

実は設楽町から豊田市に向かう県道３３号線沿いには要所となる所はほとんどありません。
道幅がやや狭い山の中を走るといるイメージです。

・大名倉トンネル（内壁が自然の岩が剥き出し）
・名もない砕石所？（ダンプカーに注意！）
・清流公園（吊り橋あり）
・段戸湖（釣り人が１名発見？）

でしょか？　

道幅も狭いのである程度バイクに乗りなれた方で直線番長じゃない方にお勧めな道ってことです。

三河湖までの道

岡崎市から３３１号線で三河湖方面へ向います。田舎道で所々で見かける桜や梅が綺麗に咲いていると、思わず立ち止まって見入ってしまいますね。

途中で手作り工房山遊里の南側に思わず写真を撮りたくなるような場所があったので撮影タイム！とばかりに休憩しました。

お昼

ファミリーマート設楽町清崎店に寄って、お昼は簡単に済ませるいつものスタイル。
少しでも走る時間を確保したいところですが、なにやらとなりに五平餅やら産直野菜販売、軽食ができる店がリニューアルオープンしていました。

店の名前は八雲苑

昔からあるお店ですが改装されたのでしょか？　店主に聞くと本日４月１４日にリニューアルしたのでイベントでキャベツ５０円を企画しているとのこと。　数週間前に渥美半島に行った時も立派なキャベツを持ってけ（無料）イベントやっていたのを思い出しました。
今回もバイクなのでスルーです。



人気は手作りの五平餅（わらじサイズ）、アユのつかみ取りでその場で塩焼きにして食べれたりするそうです。　運が良ければ地元の猟師さんが射止めた猪の肉を食べることもできるそうです。

夏はアウトドア好きな家族で賑わいそうですね。

山の中は１０℃

この日は平地では１８℃程で日差しも出て暖かい一日でした。田舎道の住居は小高い丘に建てられた建物が多く、そこまでは坂道になっている場合が多いですね。

各々の家が玄関に続く道に配色を工夫した木々の花をレイアウトしていました。凄く綺麗に咲いていた家先でまたしても撮影タイム。



但し、県道３３号線を走っている途中で日差しが雲で遮られると、１０℃中での走行はちょっと寒く感じました。　グリップヒーターがあると幸せになれます。（笑）



県道３３号線の途中で砕石場のような場所があり、大型ダンプが出入りしてました。
ほとんとバイクや車に出会わない道でいきなりここで大型ダンプとすれ違ったりするのでちょっと危険なポイントですね。安全運転を心掛けましよう。

段戸湖

自然が豊かで山の奥深くまで歩いて行ける道があります。バイクじゃありませんよ！　自分の足で歩く体力がある人は是非挑戦下さい。

私は少し様子を伺ってすぐに引き返しました。（笑）

湖では竿を優雅に振りながらフィッシングを楽しむ人がいたりして、人生楽しんでるな～って素直にいいなと感じました。

この後は写真はありませんが、伊勢神トンネルが貫通している山の山頂を目指し、セコ道を突き進んでみました。

いつものパターンですが、進入禁止の看板に進行を阻まれUターンする羽目にあったりと楽しい道中でした。

結局、歩いたり写真撮ったりで帰宅も１６：００頃になってしまいましたが、楽しい道を発見できたので、また瀬戸設楽線（県道３３号線）を走りに行きたいと思います。