中華の国からバチ物が到着
やっと到着しました。アリエクスプレスで注文したPMセンサーのバチ物です。(笑)Amazonでも類似品を販売しています。リンクは下記
ディーゼル PM センサー 12V 4 ピン Volvo S90 II XC60 II V90 II V60 II 対応 32203033 0281006956 0281006957
外装だけ純正の箱を探したの?
相当品という名目でアリエクでは販売されていました。にも拘わらず外装はどうみても純正品っぽいです。VOLVOのロゴ意匠とかバーコードが読み取れるとか… 純正品の痕跡あり。
それでは比較検証していきましょう。(笑)
◆1枚目(ネットで調べて純正品の写真を抜粋)
◆2枚目(アリエクで購入した相当品、相当品なのにVOLVOやBOSCHロゴが印字!)1枚目の正規品に比べて2枚目のコピー品は、ボルボ(VOLVO)およびボッシュ(BOSCH)の公式意匠(商標ロゴデータ)と異なる点(フォント・文字間隔・プロポーションのズレ)が複数観察されます。
以下に具体的な比較・検証結果をまとめました。
1. 「VOLVO」ロゴの意匠比較
ボルボのブランドロゴ(「VOLVO」ワードマーク)は、セリフ(文字の端にある飾り)の形状や文字の縦横比率が厳密に定められています。
1枚目(純正品):公式意匠に忠実
「V」の角度と先端: 「V」の先端やセリフの角が滑らかかつ正しく配置されています。
「O」の形状: 「O」の文字は完全な真円ではなく、わずかに縦長で上下左右の肉厚の強弱(コントラスト)が美しく再現されています。
字間(カーニング): 文字同士の間隔(特に
V-O-L-V-Oの均等感)が最適化されています。
2枚目(コピー品):意匠の歪み・代替フォントの使用
「O」の形と太さ: 2枚目の「O」は純正に比べて円形に近く、文字の線の太さがほぼ一定(単調な線描)になってしまっており、純正ロゴ特有の美的な強弱(セリフ系フォント独特の抑揚)が失われています。
「L」の水平バー: 「L」の下側の横棒(底辺)のセリフの立ち上がりが純正より太く、平坦な印象を受けます。
レーザー刻印の輪郭(アウトライン化): コピー品はベクターデータを正確に再現したのではなく、画像をキャプチャして自動アウトライン化したような「角のわずかな丸みや膨らみ」が見られます。
2. 「BOSCH」ロゴおよびマークの意匠比較
ボッシュのマーク(円の中にアーマチュア/電機子を描いたシンボルマーク)とワードマーク(BOSCH)にも明確な差があります。
「BOSCH」ロゴマーク(左側の丸いシンボル)
1枚目(純正品): 円内の図形(「I」の字状のブロックと周囲のライン)の隙間・余白のバランスが非常に均一です。
2枚目(コピー品): 円内の線の太さが太く、中の余白(ネガティブスペース)が狭くなっています。そのため、中央のシンボルが少し潰れたようなバランスになっています。
「BOSCH」のフォント
1枚目(純正品): BOSCH独自のカスタムフォント(「S」の上下のカールや「C」の開口部の角度など)が正確です。
2枚目(コピー品): 「S」の文字の中央の斜めラインが純正よりも微妙に太く立ち上がっており、標準的なサンセリフ系フォント(Arial等)を無理やりBOSCHロゴに近づけたような違和感があります。
3. その他のテキスト・記号の検証
丸囲み「011」マーク(規格適合マーク等)
1枚目は綺麗な楕円形に収まっていますが、2枚目は囲み線がやや太く、中の「011」の数値フォントが縦方向に引き伸ばされたようなバランス(長体)になっています。
品番(32203033)のフォント
コピー品(2枚目)の「32203033」は、「3」の上の横線や「2」の曲線の描き方が汎用フォント(CourierやConsolas等)に近く、純正品の刻印フォントとは別物が使用されています。
まとめ
1枚目(純正品)は、メーカーが供給する正確なベクター形式のロゴデータ(CADデータや公式ロゴマスター)を用いてレーザー刻印されているため、VOLVOやBOSCHの商標意匠が寸分違わず正確に再現されています。
一方、2枚目(コピー品)は外見こそ非常に精巧に見えますが、「ロゴマークを撮影またはスキャンした画像から輪郭を起こしてトレースした」または「似たフォントで打ち直して配置した」痕跡(フォントのプロポーションや線幅の微妙なズレ)がくっきりと現れており、意匠の観点からも明確にコピー品(模倣品)であることが判別できます。
中国や新興国などでは、この品が純正品として堂々と流通しているのでしょうか?
内部ECUやセンサー素子の品質
外観(ハウジングやラベル印字)は非常に精密にコピーされていますが、AliExpress等で流通するコピー品PMセンサーの多くは以下の問題が知られています:
センサー素子の精度不足: 内部の圧電素子や電極プレートの精度が低く、ディーゼル/ガソリンエンジンの排ガス中の微粒子(PM)を正しく検知できない(または初期不良で数千km走行後にエンジンチェックランプ/DTCコードが点灯する)。
耐久性・ヒーター回路の信頼性: PMセンサー内部には自己加熱(バーンアウト)用のヒーターが組み込まれていますが、コピー品は基板の耐熱処理や溶接精度が低く、断線しやすいケースがあります。
2. 今後の使用・装着における注意点
エラーコード(DTC)の監視
コピー品を車体に取り付ける場合、O2センサーやPMセンサーはECU(エンジンコントロールユニット)とCAN通信等で精密にデータをやり取りするため、信号値のズレやヒーター抵抗値の違いによって「P420」等の排ガス関連エラーやチェックランプが点灯する可能性が高くなります。
比較確認ポイント
コネクタ端子(ピン)のメッキ精度や、防水パッキン(ゴムシールの密着性)にも純正とコピー品で微妙な硬さの違いが出ることがありますので、装着前に端子部分の作りも併せてご確認ください。
外装の刻印レベルは非常に高く見えますが、内部基板や素子精度には違いが生じやすいため、動作確認をしながら慎重に使用する必要があります。
上手く動けば儲けもの、ダメなら安物買いの銭失い(人柱撃沈)と割り切って購入すべきでしょう。
ブログ主は人柱的にこの品を購入してみましたが、今のところXC60D4のエンジンチェックランプは消灯したままでエラー警告がありません。次回、点灯したらこの品を取り付けてみる予定です。


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