息子と二人でオイル交換 V40 D4

素人のVOLVOのオイル交換

バイクのオイル交換は何度も経験してきたので、朝起きて思いついたら1時間もあればやってしまうブログ主。

但し、車はディーラーに丸投げのお任せな人だった。理由は至ってシンプルです。
①新車購入時にオイル会員になっているとオイルの実費だけで工賃無料
②廃油処理ももちろん無料
③トヨタノア購入のディーラーさんはホンダ車(N-WGN)も工賃無料でやってくれる

このトヨタカローラ店さんは本当に神対応なお店です。おまけに、バッテリーとか廃タイヤとかも無料で引き取ってくれます。(いつもありがとうございます)

さてカミさんのVOLVO V40はどうでしょうか?
さすがにトヨタカローラ店も対応不可だと思います。
(実は怖くて聞いてません)

事前にオートバックス、イエローハット等の量販店に聞きこむと、
  • オイルゲージが物理的なものじゃないと対応不可
  • 上からオイル抜けるタイプじゃないと基本的に対応不可
  • アンダーカバーがあると割増料金
  • 基本的に外車はお断り
などの理由で大抵の場合はお断りとのことでした。外車ってややこしいのね~(笑)
正規ディーラーであれば、もちろん対応してくれるおですが、V40ディーゼル純正オイルがお高いこともあって、工賃含めて22000円以上とか聞くと、マジって心の中で囁いてしまう始末。

V40もDIYでオイル交換すべし!

ということで、VOLVO V40D4のディーゼルエンジン専用オイルが手元に届いたので初めてのV40オイル交換に挑戦してみた。この専用オイルは5Lで12000円という高額な品です。

安い軽油と高燃費(街乗り14.5km/L、遠出18km/L)とメッチャ喜んでたけど、1万km毎にオイル交換するとなると、高級オイルの負担がやたら気になります。

さて実際の作業説明に移りましょう! 今回は息子も手伝ってくれるらしい。VOLVO V40に最も長い時間乗って、走行距離も一番多いのでメンテしてみようという気になったのでしょか?

バイクと違う点はジャッキアップしてエンジン下のドレインボルトを取らなければならない。しかもドレインボルトもオイルフィルターもV40はアンダーカバーで覆われており、全て外さないとアクセスできないということでしょうか?

車高が低く簡単に潜れないのでジャッキアップとウマ(リジッドラック)を掛ける必要があります。ということでウマ購入の費用も発生です。(特価品:2本で3000円)

ジャッキアップとウマ掛け位置

V40のフロント側のジャッキアップポイントは比較的広く、パンダジャッキでアップした位置のすぐ横にウマを掛けれそうです。実際の様子は写真をご覧ください。
運転席側を先にアップしてウマを掛けて、助手席側も同様にウマを掛けつつジャッキもサブで支えてます。息子の若さを最大限活用してジャッキアップ数回やってもらいました。
安全の為に、リアタイヤはしっかりと輪留めして車が勝手に前後に行かないよう配慮しました。
これでやっとアンダーカバーが外せます。(めっちゃ苦労する)
やっぱバイクのメンテの方が簡単です。エンジンがむき出しですからね~

アンダーカバーはフロントに5本のボルト(トルクスT30)
両サイドに3本ずつ(トルクスT30)、センターに1本(トルクスT30)
合計:12本です。(5+3+3+1)

面倒なんで電動工具の力を借りました。なるべく頭を車体の下に突っ込まないようにしています。

なんだかオイルのお漏らしを発見してみましたが、どの部位のオイル滲みか気になります。
意外と広範囲に滲んでますね~ 赤〇部分が空いているので、ココに大きなジャッキを当てて持ち上げてもいいような気がします。調べなくては....
無事にトルクスボルトを全て外してアンダーカバーを取っ払ってみると、あらお漏らししてる箇所はここなのね~ エンジン本体じゃなくてホース状部分から滲んでいるようす。今回は処置しませんが、ここは何の部品(通り道)なのか調べなくては....

赤〇部分全体がオイリーです。バンド2か所で止めている部分の隙間から滲んでいるのだろうか…????
今回は見なかったことにしてターゲットのオイルパンにあるドレインボルトを緩めましょう。(黄色〇印) とりあえずトルク管理しないで締め付けれるようにマジックで位置だけマーキングしておきました。
右手でボルトを緩めて、最後は左手でボルトを外す予定で左にシリコン手袋してたのに、結局右手の軍手のまま外れちゃって右手がオイルまみれ(笑)
この後、オイルフィルターも交換しようとしたのですが、フィルター脱着用レンチのカップの高さが薄くて、使い物にならないことが発覚。もっと深いタイプ(高さ)が必要でした。
カップサイズは86~87mmでOKでしたけど...
写真の橙色部のボルトだけ外して、オイルフィルター内部のオイルも抜け切るまで放置します。30分ぐらい放置して黄色部のボルトを取り付けました。

交換用のフィルターも準備してましたが、残念ながら交換は次回オイル交換までお預けですね~ 

今回はトライしませんでしたが、自転車用タイヤチューブ(パンクして捨てる予定の物)を板状に切って、オイルフィルターに伸ばしながら巻き付けて無理くりカップを圧入気味に嵌めればゴム摩擦が効果を発揮して外すことができたかも。




ドレインボルトも新品ワッシャーに付け替えて、マジックでマーキングした位置まで締め付けます。アルミワッシャーなので力入れれば入れるだけ潰れて密着していきました。

さてお待ちかねのオイル投入です。フィルター交換しなかったので4.2Lを目標に入れました。このオイルのボトルは容器のサイドが透き通っていてオイル残量が見れる優れもの。

そしてを抜くと注ぎ口が伸びるという痒いところに手が届くような仕掛けがありました。
さて、エンジンカバーを外してオイルを注ぎましょう。ちゃんとしたオイルじょうごを持っていますが、暑さに我慢できなかった息子が飲んでいたペットボトルがあったので、オイルまみれになってもそのまま捨てれる利点から、底をカットし有効利用です。
底部のカットが雑なのはご勘弁! ちゃんと水洗いしたあとにティッシュで綺麗に内側の水気は取り切ってます。
オイルゲージはメーター内から確認(イグニッションON、その後さらにONで長押し)
中心からやや多めの量となりました。
前オーナさんが2回目車検(2023年6月1日) 走行距離:82600kmでオイル交換、その後91100kmほど走行した記録が残ってます。

そして、我が家に11月に来てから約5475km走りました。本日96776kmなので前回のオイル交換から約14000km走ってますね~  もうちょっと早めに交換してあげたかったけど、ウマ購入の決断が遅かったんだよ ゴメンなボルちゃん 

サービスリセット方法(OBDテスタ不要)

前回のリセットから、一定の距離(または日数?)を走行すると、『サービスに予約してください』とか『メンテナンスの時期を過ぎています』とかの表示がメーター内に表示されるようになります。

とりあえず、この時点でサービスを促すメッセージは出ていませんでしたが、サービスリセットもついでにやりました。

Youtube見ながら、操作を頭に叩き込みます。
  1. スマートキーをソケットに装着
  2. メーターTRIP2に切り替え
  3. IGーON
  4. 運転席開放
  5. IGとウインカーレバー先端SW同時長押し(15秒ほどかな)
  6. メータ内インジケータ3回点滅した瞬間に2つのSWを離す
以上で完了ですね!

次回1万km走行後にオイル交換予定です。その時はフィルターも替えます。
あとはオイル滲みの対策を調べなければなりませんな~(爆)

部品紹介



流用可能なドレインボルトのパッキン(今回は純正らしきものを使いました)

◇2024年6月6日追記
追加で発注しておいたアリエクからオイルカップレンチが届きました。1週間以内の到着だったので、たぶん日本国内に在庫があってそれが届いた予感。

今度はカップの深いやつを購入です。いい音しましたよ!(笑)
音色が聞きたい方はこちら↓
amazonでも類似品を購入できるようです。
オイルフィルターレンチ

次回のオイル候補

VOLVOのD4エンジンはディーゼルエンジンであり、メーカ推奨のオイルが指定されてます。Castrol Edge Professional V 0W-20(VCC RBS0-2AE規格対応)

代替として使える可能性の高いオイルを規格適合度や入手性を考慮して、どれがいいかをAIに聞いてみました。

すると、品質とコストを考えるとトヨタのディーゼル専用オイル(C5 0W-20)がいいのではないかとの回答あり。

このオイルはVOLVO D4エンジン(VEA系ディーゼル)の規格(ACEA C5/VCC RBS0-2AE)に適合しているのが安心材料。みんカラ等でも使用実績が確認できます。

おり、ンキング結果

VOLVO D4エンジンのコンディション維持のためのオイル交換ガイドVOLVO D4エンジン(VEA系ディーゼル)のコンディション維持のため、オイル交換はエンジンの清浄性、潤滑性、燃料効率を保つ観点から重要です。標準的な推奨間隔は、合成油使用時で走行距離7,500-10,000マイル(約12,000-16,000 km)または1年ごとですが、欧州規格では最大30,000 kmまで可能とされ、厳しい条件(市街地走行、短距離多用)では短めに調整します。 

以下に、6銘柄をコストパフォーマンス(1L単価の安さと耐久性・規格適合度を考慮)が高い順に並べ、各銘柄の推奨交換間隔(走行距離ベース)を記載します。

すべてACEA C5/VCC RBS0-2AE適合の0W-20合成油のため、基本間隔は共通ですが、メーカー情報に基づき調整。厳しい条件時は半分程度に短縮を推奨します。

Toyota Genuine Diesel Engine Oil C5 0W-20 (1Lあたり約875円)
推奨交換間隔: 16,000 km または12ヶ月ごと(通常条件)。厳しい条件では6,000-8,000 km。 低価格で長寿命を維持し、D4エンジンのクリーン性を保つ。

Mobil Super 3000 Formula VC 0W-20 (1Lあたり約1,600円)
推奨交換間隔: 10,000 km または12ヶ月ごと。最大15,000 kmまで可能だが、ディーゼルエンジンでは10,000 kmを目安に。 コストバランスが良く、エンジン保護に優れる。

Castrol Edge Professional V 0W-20 (1Lあたり約2,000円)
推奨交換間隔: 12,000-16,000 km または12ヶ月ごと(VOLVO推奨に準拠)。極圧下でも耐久性が高く、D4の長間隔運用に適す。

Liqui Moly Special Tec V 0W-20 (1Lあたり約2,000円)
推奨交換間隔: 拡張間隔対応で最大20,000 km または12ヶ月ごと。ディーゼルエンジンで10,000 km以上を推奨し、摩擦低減効果が高い。

Motul Specific RBS0-2AE 0W-20 (1Lあたり2,288円)
推奨交換間隔: 8,000-11,000 km または12ヶ月ごと。VOLVO専用設計で、短めの間隔がエンジン清浄性を最大化。

Ravenol VSE 0W-20 (1Lあたり約2,500円)
推奨交換間隔: 12,000-16,000 km または12ヶ月ごと(耐久性向上設計)。シフト安定性が高く、D4の長寿命維持に寄与。

結論:
トヨタのディーゼルオイルを使ってみようと思います。20L缶を購入すれば4回は交換できる計算です。

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