亀裂が入ったあの部品はどうなった? SRV250

ナンバープレート板を修復せよ! 



SRV250のナンバープレート板はリフレクターより下側部分が取れている車両が多いです。
リフレクターが無いのは整備不良に該当します。

もし車検対象の250cc以上だったら間違いなくNG判定となるので、何らかの修理が必要となりますが、そこは車検無しの250cc! 無いまま走っている車両はSRV250に限らず、結構街中で見かけます。

SRV250もリフレクーが無いまま、走っている方もいるかもしれませんね!
法的権力をもった組織の方に見つからなければ、あれこれ言われることもないから、そのままにしている人も多いと思います。

とは言え、安全上のことを考えればリフレクターは必要です。特に夜間走行ではテールランプが光っているとはいえリフレクターでの反射光は後続車へ小型バイクの存在感をアピールする手段として欠かせません。

愛機のSRV250S(BB:ブルーイッシュブラック)も、この部分に亀裂が入り始めたのでヤフオクで中古品を落札し取り替えた経緯があります。

詳細は記事




さて、亀裂が入り始めたナンバープレートは手元にキープしてある訳ですが、亀裂の入った部位を見ながら、『何故この部位に亀裂が入るのか?』を考えてみました。

推定原因

ナンバープレートを付けてない状態では十分強度はあると推定します。何故ならブレーとを製作委託された部品メーカーではそれなりの、評価試験に基づいて品質保証されるので振動試験や衝撃試験は合格しているはず!!

となると、ナンバープレートを付けた状態で、様々な悪条件が重なると応力が集中して、クラックが入り始めるたと推定できる。

応力が集中する場所とはナンバープレートを保持している黄色部分(写真)である。



応力集中の悪条件とは


  • ナンバープレート自体の固定が緩くて、ナンバープレートが走行時に振れる。
  • ナンバープレート自体が変形していていると、下部の固定に応力が常に掛かっている。
  • バイク保管時にカバーが風でパタパタ揺れてナンバープレート板の一番下の先端を押したり引いたりする。

これらによって黄色部分に何度も繰り返し応力が加わって押し引きする力を加える

修理方法


本来ならクラックが入った部分を溶接して裏から補強の鉄片を追加して、強度を上げておく方法を取るべきだが、あいにく我が青空ガレージには溶接機が無い。

『ならば簡易的な方法を取るしかない!』 ということで、 強力接着剤を使って鉄片をクラック部に貼り付けて補強を試みました。
 
接着剤の強度を最大限に発揮させるには下地の処理が大切です。接着面の塗装は紙やすり等で落としつつ、その後は表面をアルコールで油脂等を取る等々、下地作りにはそれなりに配慮してみました。 

気休めに過ぎないかもしれませんが、クラックが入った部分(割れたた隙間)にも接着材を流し込んでおきました。



強度アップの効果は?

2日放置して十分に接着剤が硬化した状態で強度を確認すると、 『お! 結構頑丈じゃん...』
これなら実走行時に繰り返し振動が掛かっても耐えれそうな気がしてきました。

自分の作品を過信してしまういつもの悪い癖かもしれません。(笑)
後日、クラックの入ってない現車のプレート板と交換して本当に大丈夫なのかを実車確認をする予定です。

その際に、おまじないを一つ掛ける予定です。そのおまじないに使うのは両面テープです。

ナンバープレートの固定を2カ所のネジに頼ると下側の保持する部分がナンバープレート自体で押される可能性大なのでこの力を低減させておく必要があります。

具体的に言いますとナンバープレートの裏側に両面シールを張って、今回修復したプレート板と密着させた上で、プレートとプレート板を2箇所のネジで固定します。

クラックの入りやすい部位にナンバープレートが揺れてテコの原理で応力を発生させないよう広い面で固定して弱い部分に振動を与えない考え方です。

お色直しとカーボン調シール

裏面は屋根材のトタンに塗る錆防止剤入りの塗料で仕上げて、表面はカーボン調シールでお化粧をしておきました。


ついでに余り物のカーボン調シールでコツコツと....


DIYは楽しいです。(俺だけ?)

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