新型コロナ後の経済
聞きなれない単語『スクラップインセンティブ』という表現を使いましたが、日本語にすると「自動車買い替え補助金制度」という意味で使われます。
自己流でバイクメンテを楽しんでいるブログ主なので、経済なんて見通しできるのかと言われてしまいそうですが、ツーリングも自粛モードで書くこともないので無理くり書いてみることにします。
経験を踏まえて考えたり、歴史は繰り返すという観点で今後どんな施策が国から出てくるか想像(妄想)してみたいと思います。その第1弾です。
新型コロナウイルスの影響は航空業界、鉄道業界、自動車業界、観光業、飲食業とあらゆる分野に経済的な影響を及ぼしています。
今後は新規感染者数が減少していくことで経済活動も少しずつ回復していくかと思いますが、絶好調という状態になるには数年必要じゃないかと個人的には思っています。
現在経済指標の一つである株式市場では、大規模な金融緩和ややれることはなんでもやると言わんばかりの財政出動によって金が市場にじゃぶじゃぶ流し込まれてます。
そして、下がりすぎた株価も金融施策に素直に反応して戻りを試していますが、経済全体がV字回復となるとはとても思えません。
今は良いことにも悪いことにも反応が敏感すぎて、株価が大きく上下していくでしょうが、長期トレンドでは水平飛行から下降すると推定してます。
もう一度大きな下げ局面は来ると考えてます。 5月6月に各企業から決算発表があるのでそこを無難に乗り越えれば少し違ったシナリオも持ってはいますが....
過去の事例を思い出せば2008年9月15日に米国投資銀行:リーマン・ブラザーズ・ホールディングス(Lehman Brothers Holdings Inc.)の経営破綻がトリガとなって世界規模の金融危機と経済収縮が数年続いたという経験則が思い出されます。
スクラップインセンティブとは
リーマンショック後の日本経済立て直し策の一環として、政府がお金の回りを良くしようとして打ち出した施策の一つとしてスクラップインセンティブというのがありました。一言で説明すると、『環境に良くない(排ガスが汚い)古い車を廃車にして、環境性能が優れた車に買い替えすれば、国は補助金を出しますよ!』
というものです。2009年当時に日本でもこの施策が行われており、該当する車の買い替えをすれば、普通自動車は25万円、軽自動車は12.5万円が補助金とし頂くことができました。本当にありがたい制度でした。
ブログ主もこの制度に乗っかって、トヨタのマークⅡ(90系)からノア(70系)へ買い替えた一人です。
これから長期に不況が続き世界同時的大不況になれば、今後この制度が復活するかもしれませんね!
古い車に愛着がある人はどんな条件を出されても、廃車にする決断はしないと思います。
但し、『車も10年以上乗ったし、EVやHV車に買い替えたいな~』と考えている人は、我慢比べとはなりますが、今は辛抱して数か月粘れは....
もしかしたらスクラップインセンティブが復活するかもしれませんよ。(笑)
スクラップインセンティブを活用してノア(70系)を購入した時の記事はこちらです。
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