酷暑に打ち勝て! 伝熱対策『フレームガード』TIGER800

尋常じゃないフレームからの伝熱


暖かくなってきた今日この頃、但し新型コロナウイルス自粛の真っ最中。どこにもいけません。(笑)

実は昨年夏からずっと悩んでいたことがあります。タイガー800には耐えることが困難な?重大な問題を抱えています。(え! マジ?)

それは見出しに書いた通り夏場のツーリングでニーグリップできないくらいフレームが熱くなるという現象です。

これはTIGER800に乗ったことがある人しかわからない熱さだと思います。
何故にこんなにもフレームが熱くなるか? 熱くなるフレーム近傍を見ると...


え! 驚きです。エンジンヘッドに近い部分とフレームがマウントされてボルト固定されている部位があるじゃないですか? ここからエンジン本体の熱が容赦なく伝わってくるのでしょう。(たぶん)

ラジファンの排熱はまだ耐えれるとしても肝心な時にニーグリップできないのはライディングに関わる案件なので見過ごせません。

それが解消することを願ってカスタムアテムを購入です。新品購入なのですが購入先はヤフオクです。(笑)

正式名称

Triumph Tiger 800 Frame Protector Kit A9780014
購入単価11000円(税込み) 送料:1600円 総額12600円
購入方法:ヤフオク(PayPayで支払い)
・タイラップ16本?は付いてません。
・裏側に製造年月日の刻印あります。2012年9月と10月でした。
自分にとっては万単位の金額をバイク用として購入することは稀なので、今回の購入した品はお金で解決できるなら直ぐにでも対応しておきたいことだったのです。

いつもならDIYでなんとかしようと一考する自分なのですが、今回はレアな出品に思わず即買いだと決断しました。定価だともう少しお値段がお高いようです。
入札で競合する方もいませんでしたが値段的に格安という訳でもなかったからだと思います。ところが後で調べるとセカイモンでも同様の額で購入可能でした。(笑)

フレーム(ヒート)ガードの構造

このフレームガードは転倒時やライディング時に傷が付くのを防止する機能を狙ったというより、フレームからの伝熱をライダーに伝えないようにするヒートガードだと確信しています。(笑)

フレームと接する部分は必要最小限に抑えられています。そうしないとフレームの熱が樹脂製のガードに伝熱してしまいますから.... 

そしてフレームとガードの接する面が適度に空いていることで樹脂の蓄熱も放熱する思想だと考えます。所々に空いた穴にタイラップを通して固定する方法は理に適っているのだと思われます。

取り付けの儀

フレーガード(上)

シートを外した方が作業し易いです。ワンタッチで嵌め込むような構造に出来なかったのでしょうか? タイラップ(3箇所)での取り付けは面倒です。長い指と器用さがあればタイラップの締め付けも難しくはありません。


フレームガード(下)

標準で付いているステップ上のガードのボルトを少し緩めて隙間を空けてから、先端を差し込んだ後は、タイラップ(3箇所)で取り付けてます。その後、ボルトを締めなおして完成です。


サザエの蓋が気になった方はこちらをどうぞ!

TIGER800の特徴的なデザインである鋼管フレームが隠れてしまうのが残念ですが、来るべき灼熱の夏ツーリングに欠かせないアイテムとして装着しちゃいました。

ニーグリップの効果

今までの鋼管フレームに直接当たってゴツゴツ感があったのが、フレームガードがお陰で少し当たりがソフトになったような... そんな気がするだけです。
たぶん、何か効果があると思って乗っているのでブラボー効果だと思います。実際は変わらないと考えてます。

ヒートガード効果の確認

8月まで待ってからの確認になります。期待が大きすぎると落胆するかも....
追ってレビューをしたいと思います。 


取付方法の抜粋

マニュアルから取付方法を説明した絵を抜粋してまとめました。
まずは上部のフレームプロテクターの取付方法です。 4コマある絵の右下にワイヤリングハーネスが見えてます。 このワイヤリングハーネスはタイラップ(ケーブルタイ)で結束しないように注意が必要です。

もう少しで完成です。仮締めした部分を均等に少しずつ引っ張って仕上げていきましよう。上部のフレームプロテクターが固定できるはずです。

お次はロワーフレームプロテクターの作業開始です。ヒートガードの内側に食い込ませる形でセットします。

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