スプロケット変更でハイギヤード化 TIGER800

納車1ヵ月のプチレビュー

※本記事は2019年8月31日に投稿した記事にスプロケット変更時のスピードメーター類の誤差発生に関する内容をtkyh様から頂いた情報をもとに一部修正&追記しています。

極上のTiger800をオプション装備盛沢山で売って頂いた前オーナーさんへの感謝の気持ちは途切れることはありません。

実車が来てから約1ヵ月が経過ました。最初はバイクに乗るというよりは乗らされている状況だったのですが、体がTiger800に馴染んでくとTiger800の良さが分かってきます。

乗りやすいのはもちろんのこと、エンジンの吹け上がりの良さや走りだすと車体の大きさも意識することなく、リーンウィズで後輪に過重を掛けながら曲がると気持ち良く狙ったラインを走れます。

Tiger800乗りのお友達も増えて、少しずつ広がるツーリングの輪!
本当にこのバイクで良かったと感じる今日この頃です。

純正スプロケットは頑丈

さて、前オーナー様とお話させて頂いた際にスプロケットやチェーンの交換履歴があるかという話になり、多分変更してないはずと教えて頂きました。

そうなると、走行距離も43000kmを超えることから、そろそろ交換時期だな~と想定していました。ところが先日に満を期してドライブスプロケット(フロントスプロケット)をカバーを外してみたところ、まだ何とか持ちそうです。

サンスター製のスプロケットだと思いますが凄い耐久性ですね~
回転時の振動や異音防止のために樹脂のリングが付いていたり拘りを感じます。
(ちなみにヤマハSRV250のドライブスプロケットも純正品はリング付きです。)


写真からも分かるように純正ドライブスプロケットは16丁です。

一方駆動されるリア側のドリブンスプロケット(リアスプロケット)は50丁でした。
赤〇印部に『SUNSTARR 50』の刻印があります。

そして緑〇印をみてみると、フロント同様にまだ交換時期ではありません。
リアに対してフロントは3倍以上チェーンと擦られるのとエンジンの駆動力をダイレクトにチェーンに伝えるので、同じ材質(強度)なら通常はフロントが先に摩耗が進みます。

偏摩耗やチェーンラインが出ていないという異常環境があったりすると希にリアがやたら消耗することも無きにしも非ずですが.....

スプロケットとギア比の整理

ということでTiger800の場合は

ドライブスプロケット:16丁
(FRスプロケット)

ドリブンスプロケット:50丁
(RRスプロケット)

従って、二次減速比(ファイナルドライブ比)は
3.125:1 (=50÷16)
となります。

ちなみにエンジン内部のクランク軸と各種トランスミッションギアの回転を経由してドリブンスプロケットの軸に到達するまでの比は

1 速 2.615:1 (34/13)
2 速 1.857:1 (39/21)
3 速 1.500:1 (36/24)
4 速 1.285:1 (27/21)
5 速 1.136:1 (25/22)
6 速 1.043:1 (24/23)

ってな感じです。

Tiger800乗りの先輩方が仰っているいるように街中でも6速まで入れて、丁寧にスロットル操作するとそれなりに走れるエンジン特性(トルク)を持っているタイガーちゃん!

今まで250ccのバイクをメインに乗っていた私にとってはパワーがあり過ぎなのです。
もっとハイギヤード化しても問題ないと感じ始めた次第です。
但し、ハイギヤード化しすぎて1速発進でエンストという事態は避けたいですが...

それならば先人のお知恵を拝借してドリブンスプロケット(リアスプロケット)を変えてみたいと.....

いつもの『自分でやってみたい病』が発症します。

ということで、トライアンフ製バイクの互換性を調べてみました。

ストリートトリプル/85/R

フロント:16丁、リア:47丁
二次減速比:2.938

トライアンフ デイトナ 675/R

フロント:16丁、リア:47丁
二次減速比:2.938

トライアンフ デイトナ 675R

フロント:15丁、リア:47丁
二次減速比:3.133

いずれの車種もドライブ&ドリブンスプロケットとも取付互換性は
あるとの情報が得られたので、ドライブ側(フロント)を1丁上げるか又はドリブン側(リア)を3丁程下げる方法が考えられますね!

材質と耐久性

軽量化を狙った場合はアルミ合金系の材質でできたスプロケットが最適です。
但し、一般ユーザーなら耐久性を優先したいはず!(え、俺だけ?)
となると
・材質:クロムモリブデン鋼(SCM)
 当然、強度アップの為の処置は必要

・熱処理:浸炭窒化処理
 見栄えも考慮すると単なる塗装じゃ不安

・表面処理:四三酸化鉄皮膜処理(黒色)

という三点セットを施されたスプロケットであれば、30000kmは耐久性として問題ないと思います。当然チェーンサイズや張り具合、マメなチェーン掃除とチェーンルブ注入が前提です。

amazonの中古品?

amazonは新品を販売していることは誰しも知ってますが、実は中古品も売っているのです。正確に言うとamazonのインフラを借りて個別のショップさんが中古品と明記して販売しています。

私を含めて多くの方が中古品、リユース品となるとヤフオクを利用していると思います。今回スプロケット探しをしているとamazonで目に留まるものがありました。

送料込みで\1793と格安でしたので速攻でポチッとクリックします。(笑)




そして届いた品がこちら! 
プチプチのエアクッションに入った状態で傷や衝撃が直接加わらないように頑丈な段ボールでサンドイッチされた状態でやってきました。 商品を大切にした送付方法で好感がが持てます。

購入先はTS-Parts(ティーエスパーツ)様です。愛知県の春日井市や名古屋に営業所があるショップです。もちろんヤフオク等でも出品しているショップなので知っている方も多いと思います。 豊富な品揃えで部品やバイクを販売しています。

外観を紹介。一通りクリーニングされているようで綺麗な状態です。

そしてトライアンフデイトナで純正品として採用されているSUNSTAR製の信頼の刻印。
ドリブンスプロケット47丁をチョイスしました。

拡大写真を見て分かるようにほぼ新品と違わない状態でほとんど消耗がないのでは?
と感じさせる状態良好品でした。(ラッキーです)

早く実車に取り付けたい気持ちが沸き起こります。(笑)
ちなみに、〇〇さんのブログを拝見するとTiger800スプロケットの減速比を変更するとスピードメーターや走行距離に影響するらしいのですが、そもそも遅めに出るスピードメータが正しい値に補正される方向にずれるとのことです。

ほとんど誤差程度の影響と思われますので、車検時には純正のスプロケット50丁に戻す前提で交換することにします。

リアタイヤの分解は初心者

SRV250のリアタイヤ分解は何度もやった経験があり、ブレーキ周辺のメンテも含めてやり切ることができるようになりました。

ところがTiger800は今回が初めてなので少し緊張気味です。(笑)
当然、持ち合わせの工具であれば何とかなるだろうと開始したのですが、いきなり中断です。

リアシャフトを締め付けているスピンドルナットのサイズがなんと!27mmでした。
当方はソケットレンチは24mmまでしかもってません。

その上のサイズは32mm(SRV250のドライブスプロケット用)を持っているだけです。
困りましたね~

ということで、困った時のホームセンター 『コーナン』に行ってきました。
購入してきたのは27mmのソケットレンチです。 
ついでにフロントの分解に必要なあの品もついでに購入しておきます。
(但し、今回はフロントはいじりません)
お勘定は1000円以内で済みました。(ホッ!)
さて、気を取り直して作業を開始です。まずはナットを緩めます。
ある程度緩んだら、手でクルクル回してスピンドルナットとワッシャーを取り外します。
こういった作業をするときはセンタースタンドがあるとありがたいですね~

そしてシャフトを抜く時にタイヤの自重が掛かって、シャフトが抜けにくくなることを防止する為にタイヤを板切れで嵩上げしておきます。

こうすればタイヤの自重は板に掛かりますので、シャフトを抜く力はは殆ど必要ありません。
スピンドルナットを外した側のシャフト先端を軍手をした手でトントンすると、反対側から出てきます。 この出てきた頭を手で引っ張ればシャフトが抜けます。
(すべて手作業可能なのは板切れ一枚のおかげです。)
センタースタンドを立てた状態でタイヤを外せばバイクが後ろに倒れてくることはないのですが、なにぶん今回が初体験です!

危険がないよう念の為にサスの下側に支えを入れておきました。(結局不要でしたが...)
シャフトを抜ききる前にチェーンカバーを外さねば....
タイヤが外れました。チェーンがスイングアームを傷つけないように養生は単にダンボールを当てるだけ。(ちょっと雑なんじゃないの!!)
タイヤが重い....SRV250の比じゃないな! こりゃ...
大型バイクということを感じさせてもらいました。(笑)
スプロケットを固定しているナットを6箇所取り外して、タイガー800純正(50丁)の上からデイトナ用の47丁を付けてみると、結構大きさ違いますね!
そして、消耗度合いを比べると、先端の両側のテーパー具合(削れ具合)が若干違います。
Tiger800の方が大きそうです。デイトナは何万キロ走ったのでしょうか?

いずれにせよ50丁も47丁もまだまだ使える品です。
タイガー800乗りの方はどのくらいの距離数で寿命が尽きてドリブンスプロケット交換するのでしょうか? 少なくとも43000kmではまだまだ大丈夫です。
ノギスで測定してみます。幅は若干ですがデイトナが大きそう。高さは同じ
結局、測った部位では消耗が始まってないので分らないということなのでしょう。(笑)
さてさて、変な事に拘って測定ばかりしていても作業が進みませんので、さっさと交換しましょう!6箇所を均等に対角線にあるナットを選んで順番に締めていきます。
きっちり掃除もしておきました。
反対側も点検します。ガタゆるみ等ありません。
3月に全オーナー様がレッドバロンで車検を受けて下さったので当たり前ですね!
ディスクブレーキのパットも点検しておきます。厚みからして大丈夫そうです。
今回は時間がなくてパットまで外して点検しませんでした。

チェーンアジャス ターロックナット13mmです。ボルト側は12mm
実は13mmのスパナが手持ちの工具箱にはありませんでした。(ガーン♪)

またしてもコーナンへ突撃か? と思ったのですが車載工具袋を開けてみるとちゃんと...
入ってました13mm! ありがたいですね~ 純正の車載工具って最高です。

全オーナ様のお守りの御利益もそのまま授かって、交通事故を起こさないように気を付けます。

チェーン張り用のボルト12mmを調整した後に、ロックナット13mmをトルクは15 Nmで固定します。

この工具では締め付けトルクは測れません。手の感触にてなんちゃって15Nmで締め付けておきました。

最後にスピンドルナット(27mm)を規定トルク110Nmで締め付けて完了です。
スプロケ上部に挟まっているスパナはチェーンの遊びを作る為の小細工。

その後、チェーンカバーを付けて完成です。

走行フィーリング

いいです。実にいいですね~ SRV250の排気量に慣れた私には、このTiger800ハイギヤード化は私が慣れ親しんだSRV250のフィーリングに似た感じです。

当面はドリブンスプロケット47丁で運用したいと思ってます。
(フロント:16丁、リア:47丁 二次減速比:2.938)

取り外した50丁のスプロケットは掃除して大切に保管しておきました。


次回車検時に標準50丁に戻しておかないと、スピードメーター精度NGとか言われそうなので!

ところがtkyh様の情報によるとTIGER800のABS付きは心配ご無用? ということが分かってきました。 貴重なメンテナンス情報を発信して下さっているくーた様のブログではABS無しタイガーは、スプロケット変更でメーター表示に影響がでることを検証して頂いてます。

     走行距離 速度計
50丁  106.3km  106km/h
47丁  100.0km  100km

これからは

100kmの距離を走行したら、実際は106kmの走行距離だぞ!
100km/hの速度が出ていたら、実際は106km/hも出てるぞ!

と読み換えることにします。

※後日読み換えは不要ということが分かりました。(下記参照)

ところが、tkyh様からコメント欄経由でABS付きはメーター表示に影響しないのではないか?とのアドバイスを頂きました。

2020年9月6日追記 その後数回にわたって内容を見直ししてます。(以下)

Googleナビで検証

コメント欄から有益な情報を頂くことができました。

>前後ホイールスピードセンサがあること、
>ABSモデルに限ってはこのホイールスピードセンサで
>車速を計算していそうなことがわかりました。
>(ABSなしモデルはクランクシャフト回転数から
>車速を計算しているそうです。)

早速、Googleナビで走行速度をリアルタイムで表示して確認してみました。
単位はkm/hです。誤差はgoogleナビの画面に表示される速度に対するTiger800メーター表示の誤差です。

Googleナビ メーター表示 誤差
 [km/h]  [km/h]  
0 0 0%
38 41 7.9%
48 52 8.3%
56 60 7.1%
64 69 7.8%
70 75 7.1%
平均値 - 7.7%

下記グラフは縦軸と横軸を間違って作成してしまったものです。無視して下さい。

下記が正しいグラフです。
グーグルナビ内の速度とメーターの速度表示を瞬間的に読みましたので測定誤差あります。
ご了承下さい。

Googleナビで表示される速度が真値とすると、メーター表示は真値に対して4.6%7.7%(平均値)程低い高い速度表示となりました。

車やバイクのスピードメーターは真値に対して、一般的に低め高めに表示されるようになっているという話もあります。この誤差率7.7%という数値も許容範囲内と思われます。

メーター表示の誤差がプラス側に表示されるのは、ライダーがスピードを出し過ぎない為似に安全よりになっているのかもしれません。

ちなみに、リアタイヤは150/70 R17 ミシュランアナキーⅢで溝は新品6mm?に対して残り2.7mmなので直径は若干小さくなってます。タイヤ摩耗の為にメーター表示がより高めに表示される状態となってます。

ということで結論としては教えて頂きました情報通り、
ABS付きTIGER800はスプロケット丁数を変更してもメーターの速度表示に影響しない』ということが分かりました。

同じTIGER800乗りのライダー:tkyh様、情報ありがとうございました!

ユーザー車検での速度計検査の結果は?

2021年2月19日(金)にユーザー車検を受けてきました。結果は合格でしたがメーターとは違う箇所で何度も不合格を受けて再受験となりました。(笑)
詳細は下記です。
バイクのユーザー車検に初挑戦 まさかの3回不合格からの限定車検


4 件のコメント :

  1. Unknown様 
    こんばんわ! コメントありがとうございます。
    そして貴重な情報、涙が出る程嬉しいです。CANバスでABSユニットと繋がっているということから推定されている情報は正しいはずという思いを胸に早速走ってきました。

    Googleナビの速度表示もONにしてスロットル一定にして切りのいい速度で暫く走ってスマホ画面で速度確認してみました。詳細はブログに追記してますので御覧下さい。

    ABS付きは丁数変えてもメータへの影響はないという推定は正しいと思います。確定診断としては丁数を純正に戻して同様の確認をするべきなのでしょうがそこまでの元気はなかったということでお許しを...(笑)

    これからはメーター表示は真値より4~5%低い速度表示ということ頭をリセットして走ることにします。

    タイガー乗りが日本では少ないのでこれからも、お付き合い宜しくお願いします!

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  2. もしかしたら私のミスで前回走りながらメモした値を集計してまとめる時に値が入れ替わった可能性あります。(爆) メモした紙が無くなってしまったので値を照合することができません。別途、再確認させて下さい。 混乱させてすみません....

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  3. 再測定しました。

    >自動車メーカーとしても、メーターのせいで
    >速度超過した!と言われないようメーターの方が実速度より
    >高めに出るようチューニングするはず、と思うと

    Unknown様のおっしゃる通りでした。
    真値(Google)に対してメーターの速度表示が高めになります。
    誤差は7%ぐらいでした。

    ABS付きはスプロケット丁数を変えてもメーターの速度表示に影響せず、メーターの速度表示は真値に対して高めに表示されているということで間違いなさそうです。


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  4. tkyhさんへ

    >これからもTiger楽しんでいきましょうね!

    そうですね。最近は涼しくなってきてタイガー乗るのが楽しくてしかたありません。(笑) 

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コメント頂いた内容は非定期の確認となりますので返信が遅くなることがあります。
ご理解頂ければ幸いです。