XR250

夏だ！　激熱　空冷エンジンを冷やせ　XR250

フロントフェンダーの小型化

例年にない早い梅雨明けやら、６月末から異常な暑さだったりと日本の気候が確実に変わり始めて亜熱帯地域のようになっていくのではないかと感じる今日この頃。

暑い夏を酷使して走るXR250の空冷エンジンを少しでも冷やしてあげようと、画策を始めました。結論から言っちゃうと、どれほどの効果が見込めるかは分かりません。自己満足と割り切ってやっちゃいました。フロントフェンダーを中華製へチェンジ！

今回選んだ中華製のフロントフェンダーは２ピース構成となっていて前後で分解できる構造です。後は穴が空いており風通しが良さそうなデザインです。

これだけ穴が空いていれば、空冷エンジンのシリンダーヘッド周りや、ドライサンプ方式のオイルが入ったフレーム中央上段に風がしっかり当たって冷却効果が期待できそう。

但し、後ろ側が穴だらけだと雨天走行や泥水オフロード走った時にフェンダーの効果がなくなってしまうデメリットがありますが、既にそこは対策済み！

セローのダウンフェンダーが防いでくれるはず！　こうして浅はかな？構想のもとフロントフェンダー交換作戦を開始しました。

交換は４個の穴開けするだけ

中華製のフェンダーは汎用品です。XR250専用品ではないのでポン付けとはいきませんが、ドリルさえあれば簡単M８かM10の穴を４個開けるだけで取付け可能でした。

上から純正のフロントフェンダー、購入品の前側、購入品の後ろ側（黒色）の順です。

開封すると、穴開けの位置決め用の目盛り付きシーツと２個のネジが入ってました。ネジは前後のフェンダーを合体させて固定する為のネジです。

合体させるとこんなイメージです。純正と比べると随分と小柄になりますね！　前側が小型化されるとヘッドライトを付けた時に光の拡散に有利だと思います。夜になってから確かめることにします。

純正フェンダーの穴のサイズはM10です。但し、固定用のネジはM８なので穴サイズはM8でも良いと思います。

但し、ある程度余裕がある状態の方が、穴あけ位置が若干ずれて加工しても吸収してくれると考え、今回は純正と同じM10サイズの穴を開けました。

材質がPPなので熱を持たないよう低速の回転数で開けると溶けがなくて後処理が楽です。水吹き付けながらやってみたけど、やっぱ溶けました。溶けた部分やバリはカッターで処理してます。

そして、前側をバイクに取り付けします。

前側（白色）を４個のネジで固定したら、後側（黒色）を取り付けます。溝に沿ってカチッと嵌めるように取り付けます。

黄色の〇印のところで前方（白）、後方（黒）の合わせ穴が重なります。

ボルトとナットで固定して完了です。メッチャ簡単な作業です。

フェンダーに穴いっぱい！

後側部分は穴だらけで風通しよさげです。この暑い夏にはもってこいかもね～

裏から見るとこんな感じです。

暑い時間帯での作業でしたが、木の下で日陰の場所で風通しも良いので全く苦にになりませんでした。（好きなことやっているからかな？　爆）

白黒のツートンカラーにした理由は

①ヘッドライト周りの黒と下から見える黒色三角形の配色を考慮

②ダウンフェンダが黒なのでアップフェンダーも黒にして白フェンダー部の小型化を強調

の２点です。　

そういいながら、前回の獣道ツーリングで倒して割れたハンドガードはそのままだったりと、拘りに一貫性がないのが辛い。（笑）

イイ感じに仕上げできました。次回の林道で転んで傷がつくことは、想定内です。（悲）

せめて立ちごけだけは防ぎたいので、ローダウンかローシート化を真剣に考えねばなりませんな～

Before　After

純正シルエット

中華製小型フェンダー＋セローダウンフェンダー＋リア泥除け

自分的にはどっちもカッコいいと思うけど、機能重視でいろいろ変えちゃいました。

ヘッドライトの照明範囲も改善？

私だけかもしれませんが、夜間走行時に純正フロントフェンダーにヘッドライトの光が当たって、やたらフェンダーからの拡散光が眩しく感じます。

フェンダーの小型化と。ヘッドライトの高さからフェンダーまでの高さが下がっているので拡散する光が少なくなって、道を照らす光量も増えるんじゃないかと期待してます。

セローのダウンフェンダー取付けについて知りたい方はこちら