IRC ツーリストとビードストッパをセット装着!

IRC TR-011R ツーリストの初装着

セローのリアタイヤとして絶賛されているIRC製のタイヤ:ツーリスト!
お仲間からも推奨されていたこともあって、ついに手を出してしまった。(笑)
さてXR250に履かせることができるのでしょうか?

IRCのこのタイヤはヤマハのセローに履かせると相当のパフォーマンスを発揮するらしい。 セローのリアホイールはチューブレス対応なのでツーリストはチューブレス用タイヤである。

但し、チューブ入れてチューブタイヤとして使っても問題ないということだったので、チューブを入れてXR250のリアに履かせてみた。

今まではSHINKOのSR241という銘柄を履かせていたXR250。手元にあったオフロードタイヤがSR241しかなく、取り合えず嵌めてみたという理由です。

XR250を入手した当時は、SRV250をスクランブラー化しようとしていた時期で、前後18インチのホイールににフロント幅3.50、リア幅4.00のSR241を組合せ数か月走っていました。

これは、これで面白かったのですがXR250のポテンシャルに及ぶはずもなくXR250へシンコータイヤSR241を当てがって使っていたのでした。

中古パンク品という選択肢

貧乏性のブログ主なので、ビードが一部変形している とか パンクが2箇所以上あって修復は諦めたという訳アリ品のツーリストをヤフオクで探しみましたが、なかなか出品されません。 

チューブレスタイヤとして使うには不安があってもチューブタイヤとして使えばタイヤパンク穴があっても関係ないから、安かったら落札しようと思いましたが2週間ほど探しても中古訳アリ品が出品されません。

ということで、我慢できなくなりamazonでお目当ての新品をポチリ! 翌日には届くなんて便利な御時世です。(笑)
お〜むき出しのままのラベル部だけプチプチ梱包が素敵! (送料無料だしね!)
タイヤだからこのレベルの簡易梱包で十分だと思います。
勤め先から帰宅するとポチった翌日に玄関横に置配されてました。
製造年月日は2022年の22週 生まれたてのタイヤで何気に嬉しい。
タイヤの回転方向は指定ありなのね〜
この時期19:00頃まで空も明るいので、仕事終わってからタイヤ交換やっちゃいました。

SR241を取り外しに掛かります。木製メンテ台にXR250を載せて…
タイヤ&ホイールを外します。

空気抜いてタイヤレバーでクイクイ♪とね〜
あっというまにタイヤSR241をホイールから外します。

ビードストッパーを装着

空気圧を下げることで、林道走行が楽になるのは経験済み。但し、落とし過ぎるとタイヤがリムからずれて、チューブが引っ張られてバルブ近辺が裂けてパンク! ってな状況に陥ります。

XR250にはビードストッパーの実装孔が既に空いていたのでビードストッパーを1個付けてみることにしました。空気圧が低い状態でタイヤがホイールからズレるのを防止してくれる頼もしいパーツ!

ワッシャーがリムの内側に付いてますが、タイヤ嵌める前に間違いと気が付きました。
最初はお手軽なPPバンド方式のタイヤ交換で上手くいくかと思いましたが、リムバンドがビードストッパーの上側に装着する必要があることと、バルブとビードストッパの取り付けボルトを最初に固定するには、無理があると気が付き断念。
通常のタイヤ装着方法でタイヤを嵌めることにしました。ビードストッパーを付ける際の正しいタイヤ交換かは不明ですが、ブログ主が行った方法は下記です。

タイヤの中にホイールをすっぽり入れる。 タイヤの片側にホイールを寄せてクリアランス(黄色〇部分)を作る。
これだけクリアランスあれば、ビードストッパーは簡単に入りますね〜
リムバンドはビードストッパーの外側です。 タイヤの回転方向も間違わないようにチェックします。
この後、チューブに少しだけ空気いれて丁寧にタイヤとホイールの間に入れていきます。
クリアランスの位置をずらして、バルブ実装孔にもってきて最初にバルブ部分を入れると後の作業も楽々でっせー!

タイヤが柔らかいので、タイヤレバー使わなくても手でグイグイ押していくと、タイヤがホイールにスコスコ入ります。

ホイールとタイヤが擦れる部位にシリコンスプレー使ってます。最後だけタイヤレバー使ってタイヤを完全に嵌めました。

その後、ビードストッパーの取付部(凸部)をグイっと手で押して、上下に自由に動く状態かを確認してくださいね〜

凸部を思いっきり押した状態で空気をいていくと、タイヤのビードがチューブが膨らむとともにリム内側に押し付けらていきます。

同時にビードストッパもチューブに押し付けられながら、タイヤのビードを挟み込みながらホイール側出てきます。(凸部が出てくる) これでタイヤがビードストッパでリムに押し付けられた状態になりました。

タイヤの形を整える為に、最初だけ空気を多めに入れてます。
 今後は空気圧1.0で常用して、林道入ったら0.6位で運用しようと思ってます。
バルブ部分のナットは軽く締めるだけにしました。
ビードストッパの凸部分が長いので、気休めですが余り物のゴムホースで保護しておきました。錆防止やネジ山が欠けるのが防止できるのでは? という浅知恵です。

タイヤのバランスはどうなるの?

100g程あるビードストッパーなので実装すると、タイヤバランスが崩れます。仮に高速道路を走行する機会があっても速度は80km/h迄に抑えた方が良いかもしれませんね〜

ググってみると、タイヤバランスが気になる人はリアのビードストッパーを2個として、装着位置を対角にする(180°ずらす)とバランス取りやすいと説明がありました。

ブログ主のオフロード走行のレベルではビードストッパの2個付けは無いと思いますが、もし付けることがあれば対角位置に装着することにします。

フロントタイヤにもビードストッパー追加(2023/5/1追記)

XR250のフロントタイヤにはシンコー製のタイヤが付いています。そろそろ山が低くなってきたので、新品タイヤに交換するタイミングでフロントにもビードストッパーを付けようと計画しておりました。

但し、なかなかフロントタイヤの山って減らないんですよね~
リアのビードストッパー付けてからも半年以上経っても、フロントのタイヤは未交換のままでした。

既にフロントホイールにはビードストッパー搭載用の穴は開いていたので、ポンと付けるだけでした。

ならば、作業開始です。(笑) 大がかりな作業ではないので某日の午後から雨が上がったのを見計らってビードストッパーだけを組み込みました。

作業状況

ブレーキキャリパー外してからタイヤを外しましょう!
フロントタイヤを外します。
タイヤを捲って、リムバンドを少しだけ上げると、ビードストッパー用の穴が粘着テープみたいなもので防水処理してありました。
カッター内部で少しだけテープに切れ目を十字に入れておきます。
今回、フロント用に入れるビードストッパーはモノタロウブランドの21インチ用です。
ササっと実装して…  タイヤとチューブを嚙まないように戻して… おっと、写真撮るのに夢中でビードストッパーを変形させてしまっている。
(すぐに正常な状態にしましたよ~)
空気入れてない状態で、ビードストッパーのネジ山部分がが上下にフリーに動くことを確認します。
スコスコ動けば変な部分と干渉してないという判断なので、空気を入れましょう!
空気を2.0kgほど入れて、一旦空気を0.3kgまで落として再度1.5kgほど入れました。
こうするとチューブとビードストッパーの位置とかが上手く馴染んでくれそうな気がします。
最後にビードストッパーをナットで固定して完了です。モノタロウのワッシャーとナットの色が好みじゃなかったので、シルバー系に変えてます。

そして出っ張った部分のネジ山にゴムチューブを短く切ったものを付けて(養生)完成です。

今後はフロントも0.8kgで林道走ってもチューブやタイヤがズレる心配しなくてよさそうです。おまけとして、シャフトとメーターギアにグリスアップしておきました!

アチスメル ビードストッパー 1.6 1.60 1.85 2.15 ビード ストッパー バイク スーパーカブ タイヤ オフロードタイヤ リムロック

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番外編

XR250のビードストッパーとは関係ない記事ですが、勢いで同日に作業したので備忘録として書いておきます。

SRV250へお下がりタイヤを付けてみた

取り外したタイヤをSRV250に付けて、ちょっとだけ遊んでみましょう!
XR250から外したSHINKO SR241の3.50をSRV250のフロントへ装着。
自宅の2階でこっそりやりました。PPバンド方式で装着すればほとんど音も立てずにスッとタイヤがホイールに嵌めることができますよ~
セローUDさんから頂いたSHINKOのF244をSRV250のリアへ装着
こちらはラジアルタイヤなのでタイヤレバーを使う頻度はやや多めです。
SRV250の前後ホールにブロックタイヤが実装完了!

翌日も会社から帰ってからの作業開始、SRV250にSHINKOオフタイヤを実装しました。

7月30日(土)はこの状態で4DN全国ミーティングに出掛けることにします。
(スマホの広角レンズ撮影がヘボでフロントタイヤが左右に伸びる様に写ってる?...)

豆知識

XR250の前後タイヤにビードストッパーを組み込んだ場合の効果と、その効果が発揮される空気圧について以下にまとめます。
ビードストッパーの効果
ビードストッパー(リムロック)は、オフロード走行時にタイヤのビード部をリムに固定し、低空気圧での走行における以下の問題を防ぐためのパーツです:
  1. タイヤとリムのズレ防止
    低空気圧で走行すると、タイヤとリムがズレやすくなり、チューブが引っ張られてバルブがちぎれる「バルブもげ」やパンクの原因となります。ビードストッパーはタイヤのビード部をリムに強固に固定することで、これを抑制します。
  2. パンクリスクの低減
    低空気圧で走行する際、チューブがリムとタイヤの間でズレたり、リム打ち(タイヤが障害物に当たってチューブが挟まれる)によるパンクを防ぎます。ビードストッパーはタイヤを安定させ、こうしたトラブルを軽減します。
  3. 低空気圧走行時の安定性向上
    ビードストッパーによりタイヤがリムにしっかり固定されるため、極端な低空気圧(0.5kPa程度)でもビードが外れにくく、オフロードでのグリップ力を最大限に引き出すことができます。
  4. パンク後の自走可能性
    パンクした場合でも、ビードストッパーがタイヤをリムに固定しているため、完全にタイヤが外れず、ある程度の自走が可能になる場合があります。
効果が発揮される空気圧
ビードストッパーの効果は、特に低空気圧でのオフロード走行時に顕著に現れます。以下は推奨される空気圧とビードストッパーの必要性の目安です:
  • 1.0kPa(約1.0kgf/cm²)以下
    ビードストッパーの装着が推奨される空気圧の目安は1.0kPa以下です。この空気圧では、タイヤとリムの密着度が低下し、ズレやバルブもげのリスクが高まるため、ビードストッパーが必須となります。
  • 0.7~0.6kPa以下
    エンデューロやハードなオフロード走行でさらに空気圧を下げる場合(0.7~0.6kPa)、ビードストッパーを1個では不十分な場合があります。特に後輪(駆動輪)には2個のビードストッパーを装着することで、強力な駆動力やブレーキによるズレをさらに抑えます。
  • 0.5kPa以下
    極低空気圧(0.5kPa程度)での走行では、ビードストッパーが2個以上(特に後輪)推奨され、ビード落ちやパンクのリスクを大幅に低減します。実際に、0.5kPaで走行してもビード落ちがなく、安定した走行が可能との報告があります。
  • チューブレスの場合(例:セロー250のリア)
    XR250のリアホイールがチューブレス仕様の場合、ビードストッパーは不要で、0.5kPaや0.3kPaの極低空気圧でも問題なく走行可能です。ただし、XR250の標準仕様はチューブタイヤが一般的であるため、前後輪ともにビードストッパーが有効です。
注意点
  • フロントとリアの違い
    フロントは駆動輪ではないため、ズレのストレスがリアほど大きくなく、1個のビードストッパーで十分な場合が多いです。一方、リアは駆動力が直接かかるため、0.7kPa以下では2個の装着が推奨されます。
  • 取り付け位置
    ビードストッパーはバルブの隣または対角に配置するのが一般的。バルブ隣は効果が高く、対角はホイールバランスを優先する場合に適します。2個装着する場合は、バルブの隣と対角に配置し、尖った三角形になるよう設置すると効果的です。
  • ホイールバランス
    ビードストッパーは重量があるため(例:フロント用70g、リア用127g)、ホイールバランスが崩れる可能性があります。特にオンロード走行では振動の原因になるため、バランスウェイトを調整することが推奨されます。
  • メンテナンス
    ビードストッパーは消耗品であり、摩耗やナットの緩み、ボルトの腐食がパンクの原因になることがあります。タイヤ交換時に状態を確認し、必要に応じて交換してください。
まとめ
XR250にビードストッパーを組み込むことで、低空気圧(1.0kPa以下、特に0.7~0.5kPa)でのオフロード走行時のタイヤとリムのズレを防止し、パンクリスクを低減、グリップ力向上と安定した走行を実現します。

フロントは1個、リアは0.7kPa以下で2個の装着が推奨され、チューブレスの場合は不要です。走行条件や路面状況に応じて空気圧を調整し、ビードストッパーの状態を定期的に確認することで、安全かつ快適なオフロード走行が可能です。




















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