SEROW250は高速走行に技あり!
みんなの憧れセロー250! ファイナルセローも店頭在庫が無くなりつつあり異常な値段取引されていることはバイク好きならご存じですね。ブログ主もセロー欲しいです。
但し、XR250が元気なうちはオフロード走行テクをXR250で磨きたいと思ってます。そうは言っても55歳過ぎたおっさんライダーなので向上するにも数年単位か?
それとも体力落ちてきて向上どころか退化するかもしれません。(笑)
話を戻すとセロー225のフロントフェンダーは前方と後方で分離された形状となってます。後方のフェンダーはダウンフェンダーとか呼ばれているらしい。
更に、セロー250に乗るセロー先生ことUDさんによると、高速走行時に一体型フェンダーだと後方部分に走行風が当たりフロントが振れて不安定になるのを防ぐ効果も狙って分離しているとか…
そういったメリットを知っていながら、違う目的でセロー225のダウンフェンダーに恋してしまったブログ主。理由は高速走行じゃありません。 フロントタイヤが巻き上げる泥や水を防ぎたいというのが目的です。
XR250はドロンコが苦手?
XR250は空冷エンジンです。プラグはシリンダーのど真ん中に位置し、プラグコードがフロントタイヤ側から伸びています。
ドロンコ走行や雨天走行ではフロントタイヤが巻き上げた汚れ物が容赦なくプラグ周りに降り注ぎます。
更には、巻き上がった泥砂、泥水、粘土?などあらゆる物がシリンダーも超えてタンク裏側まで到達するのです。
キャラメルブロック系のタイヤだと巻き上げの能力?も高く、毎回タンク裏とかまで高圧洗車機使って水かけると泥がドバァ~っとタンク裏から出てきます。(笑)
ちなみに林道走るライダーのブーツもドロンコになります。同じ道を走っているセローに乗っている人と比べても明らかにブーツの汚れが酷い。毎回、ブーツメンテも大変です。
これを何とかしたいという気持ちがセロー250のダウンフェンダーへ恋心を誘うのですよ~
ダウンフェンダーはリーズナブル価格
通常純正部品は高価な場合が多いですが、セロー250のダウンフェンダーはお値打ち価格!1200円程です。
- 品名:フロントフェインダー2
- 品番:3C5-21556-00
- 重量:約150g
- 価格:1144円(送料は+600円)
Yahooショッピングで送料込み価格で売られているショップさんがあって、そのショップがクーポン配っていたのでポチりました。
改善項目はタイヤとのクリアランス?
でもねぇ 不満な点もあるんですよ。先輩IWさんのセロー写真を見ながら説明しますと、タイヤとダウンフェンダーの隙間が狭いのがね~
写真はIRCのツーリストを装着した状態なんですが、隙間(クリアランス)に小石とか巻き込んだり、粘土質の泥とか挟まることがあると聞きました。
そんな悪路を走らなければ、クリアランスは狭い方がビジュアル的にはカッコいいとブログ主も思います。
もし、マッディな道が大好物なオフローダーさんがいたらダウンフェンダーのクリアランスをアップするステーがありますので参考にしてください。詳細はここ
専用品購入という選択肢やお気軽にDIYで工夫するという手もあります。UD先生のセローはやはり細工してありましたね!
もし、このダウンフェンダーがXR250に付けれるならクリアランスを確保して取り付けたい。ずっと考えていた魔改造計画! 本日、午後から活動開始いたします。(笑)
XR250のダウンフェンダー取付方法
U字クランプは近くのホームセンターで1個85円でした。ゴムホースは自宅の部品箱に眠っていた余りもの。これだけの市販グッズで取り付けできました。
ダウンフェンダーの穴ピッチ50mmに対してU字クランプ65mmです。これはゴムホースをU字クランプに被せた後に、U字の先端を少し内側に押し曲げて52mmぐらいにする予定なので計画通りです。
こんな感じになりました。夢が現実に近づいてきましたね~ 楽しいですよこういう作業って時間を忘れて幸せです。
A部とB部のアウターは少し凹んでいてU字クランプを固定するに都合がいい場所なんです。
もちろん、右側だけでなく左側も凹んでます。
ダウンフェンダーの4か所の穴をこのU字クランプの先端に入れましょう! 簡単でしょ!
作業は短時間、でも構想は結構な時間を費やしていたりして…(笑)
そしてボルトをフェンダーの内側から締めて完成です。まずは左側からの絵
強度はばっちりですね~ ゴムホース付きのU字クランプがいい仕事してくれました。
これでStep1は完了。
Step2はフェンダーのボルトの出っ張りをグラインダーでカットし、ダウンフェンダーにベロ付けします。 ベロっていうかもっと下側まで覆えるようにプラ板加工して伸ばします。
この作業を梅雨時の暇な工作時間として取っておきます。
クリアランス開け過ぎかな~ 今より20mmダウンさせるにはフェンダー側に新たな穴を加工すれば可能だけど、ちょうど良さげなクリアランスってどの位なんだろうか?
Step2が完了したらメインのフロントフェンダーも後ろ側が短いやつにしてみたいぞぉ~。
短ければ、ドライサンプ方式のフレーム内オイルも走行風が当たって、冷却効果も向上するかな~(ちょっと期待)
Step2 フェンダーにベロ付け(6月12日追記)
ここからは淡々と作業順序に従って写真多めで紹介します。(簡単で安いので工作好きなら1時間ほどでやれると思いますよ。)100円ショップで材料調達
お好みの形で型紙取ります。(薄っぺらい広告紙で十分です。)
2回ほど切って付けて、再度形整えて型紙作りました。
孔を開けます
ネジで固定しました。左右と中央の3箇所を考えていましたが両側2か所でも十分強度ありました。強力両面テープのおかげでしょうか?
センターもちゃんと揃ってます。(自己満足)
スピードメーターケーブルはここに固定することにしました。
林道走ったらベロが知らない間に、無くなっていたっていう結末は否定できない。一応完成したので、林道走ったらレポしますね!
ベロが飛んでいくことがなければ、シルバーのネジは黒く塗装してあげましょう!
今回の余分な出費
そうそう、スピードメーターのケーブル固定するホルダーを嵌めようとした時に経年劣化でしょうか? ネジ締めする根元が割れてしまいました。
パーツリスト持ってないので品番わからず発注できてません。(悲)
といいつつブログ書いてたら、Twitterで四ツ葉さんから嬉しい便りがありました。正式名称ホンダ純正『クランパー
スピードメーターケーブル』品番は『 44832-KCZ-000』とのこと。四ツ葉さんありがとうございます。
このクランパーという固定部品の材質はどうやらPP(ポリプロピレン)かPE(ポリエチレン)のようで100℃前後で溶ける熱可塑性樹脂でした。
破断面を少し炙って溶け始めた瞬間に割れた破断面をピタッ♪とくっつけると、強固に熱溶着接合しました。(笑)
そして接合面は想像以上の強度があるので、当面は(また割れるまでは)熱接合リビルド品を使うことになりそうです。
泥砂にまみれるシリンダー周辺
- ダウンフェンダーを付けたいなんて!
- そんなに拘らなくてもいいんじゃない?
と思う方もいるかもしれませんが、XR250乗っている人ならわかるかもしれませんが、タンクを取っ払って時の(ハーネス類まで)泥被った状態をみてくださいな!
そりゃ泥対策したくなるわな~と納得してくれると思います。
凄い泥攻撃を喰らってます。シリンダー周辺が酷い状態ですよね~
プラグ交換する前にシリンダーのプラグ周辺を完璧に綺麗にしないとプラグ装着穴から砂入りそうで怖い、怖い。
今後はここまで酷く泥砂が入ってこないことを期待します。ブーツメンテも最小限になるといいな~(笑)
後日、雨翌日の林道を走ってみた
いいですよ!ダウンフェンダー(笑)
効果メッチャありました。シリンダー(点火プラグ周辺)に泥跳ねありません。やっぱ優秀ですねセローのダウンフェンダー。林道走った後の洗車やブーツのバックル部への泥の塊とか無くなりました。
林道走行後の後始末にかかる時間が30分は短縮できるのではないでしょうか?
タンク裏への泥攻撃とか、今後は無縁となって嬉しいかぎりです。
フロントフェンダーの延長(ベロ)はTIGER800でもやったよね(詳細はここ)
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