ロケットストーブって何?
キャンプ道具をネットで探している時に、ロケットストーブの存在を知り興味を持ちました。
そんなこんなで数週間が過ぎある時アマゾンのセールで組み立て式ロケットストーブが5000円以下で購入できる機会がありました。
気が付いたら興味本位でポチってました。(笑)
最初にロケットストーブの仕組みについて簡単に説明します。
通常の焚火は薪を焚火台に置いて火をつけて燃やす方式です。ロケットストーブは積極的に火元に風の流れを作り燃焼効率を高めようという発想のストーブです。
具体的には排気口と吸気口と燃焼室で構成されておりまして、排気口は燃焼によって高温になった燃焼ガスが出て行きます。その反対側に吸気口を設けると空気の流れは
吸気口→燃焼室→排気口 となり一方通行の流れができます。
そうなると燃焼室には新鮮な空気が常に供給され、生まれた風速で薪の火は強められます。そして排気口の煙突からは高温の廃棄ガスが出てきます。
本物のロケットストーブは煙突部に断熱処理が施されおり煙突内部が超高温状態に保たれます。
超高温の排気ガス内部にはまだ燃え切ってない燃焼ガスもあるので、煙突内で再度ガスが燃焼し炎となって煙突から見えることがあるとのこと。
今回購入したのは『なんちゃってロケットストーブ』なので煙突部分に断熱構造は施されていませんが、焚火台よりは完全燃焼が期待できると考えてます。
通常、生木は薪として使おうとしても内部に水分が残っているので思うように燃えず、炭として大部分が残ってしまう可能性があります。ロケットストーブならどうでしょうか?
そんな疑問を確かめるべく1週間前に剪定した樫木の枝を燃やしてみることにしました。
ロケットストーブの組み立て
購入した商品はBUNDOK(バンドック)のロケットストーブ(型式:BD-497)です。
本体部分の中に煙突部分が収納できる組み立て式なので、収納時は写真のようにコンパクトです。
本体の中から煙突部を取り出し、本体の足2本を立てた状態が下記です。小さなパーツはエントツ上部にセットするゴトクと円形に空いた穴の蓋(四角形)等となります。構成パーツは実にシンプルですね!
付属の六角レンチを使って、煙突部を本体に固定します。但し、たった2本での固定なので少々強度的には心配です。 ステンレス製の新品なので鏡のような仕上げになってます。(笑)そして、ゴトクと蓋をしてできあがり。 右側の蓋は上下にスライドできて、吸気量を3段階に調整できるようになってます。ここで火の強さを調整することができます。
次第に勢いが増し、吸気口から『ごぉぉぉ♪』というロケットのような音がし始めました。
だからロケットストーブと呼ぶのでしょか?
実験用のボロいフライパンを使ってベーコンのせたら、弾けるように動き回ります。(笑)
煙突からでる煤でフライパンの底が汚れると思いきや、完全燃焼中は煙も出ず煤も殆どありません。
最後まで燃焼しきった後に残る灰も僅かですね! 便利なストーブだと分かりました。さて今シーズン中にキャンプやバーベキューで出番はあるのでしょうか?
鍋に最適?
デイキャンプで鍋づくりに使ってみました。ゴトクの上に鍋を置けば急速に沸騰できますし、火種近くの横になった胴体部に置けば弱火でゴトゴトと美味しそうな音を立てて鍋の煮込みができます。
これからも活躍してくれそうですね~
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