シフトリンケージピロボール用ダストカバー TIGER800

 シフトリンケージピロボール用ダストカバー



いきなり長い名称の見出しですみません。ある部位のゴムカバーの名称です。
ちなみにスズキ車の正式部品名称です。

部品名称が長いと、覚えることができない悲しいかな50代の私。
実は若い時からカタカナや長い単語や名前を覚えるのがが苦手だったりします。(笑)

TIGER800のダストカバーが経年劣化で破けていたので交換することにしました。
下の写真でいうと黄色〇印部分となります。

シフトペダから繋がってミッション辺りに繋がっている棒の両端にある黒色の部品です。
ゴム製の黒い部品は棒両端にあるリンク構造を保護するためのダストカバーです。



あまりに簡単な交換作業となるので、ブログで紹介するか迷ったのですが、部品をレッドバロンに発注してもらおうと相談にいったら、

『在庫として同等品があるのでそれでどうか?』 と聞かれたので物を見て
『それでいいので3個下さい』と即買いしたのが昨日8月31日でした。

そして、事前に調べていった日系4社よりも安かったので、情報共有の為にブログに書こうと思った理由です。

棒の上下にはピロボールという四方八方に動くリンク機構があります。ピロボール内部には滑らかに動くようにグリスが入っています。

この部分に砂や水が入ると内部が錆びたり動きが固くなるので、異物混入を防ぐためにゴム製のダストカバーで保護されています。

各社の部品品番は...
  • ヤマハ純正 カバー ダスト 2H9-18154-00 300円弱
  • スズキ純正 シフトリンケージピロボール用ダストカバー 25526-47000  250円弱
  • ホンダ純正 カバー ダスト 24724-422-000 450円弱
  • カワサキ純正 調査せず
  • レッドバロン在庫品 品番不明 100円(格安)
5番目にレッドバロン在庫品を載せた理由...
もうお分かりですよね! TIGER800にも使えました。赤男爵(レッドバロン)さんの汎用在庫品が!

ゴム製のダストカバーなので滅多に亀裂が入ったり切れたりしませんが、もしDIYでメンテする方の為に情報共有しておこうと思いブログとして記録に残すことにしました。

下記写真がレッドバロンのダストカバーです。2個購入したので税込み200円です。



実はTIGER800を手に入れた際に上側のダストカバーが切れていました。
ちょうど目に付く位置だったのでカバーを上下入れ替えて破れたダストカバーを下側に付け替えて今に至ります。

下側に破れたダストカバーを付ける際はピロポール内部にたっぷりグリスを塗ってゴムの切れた部位は結束バンドで縛って応急処置をして今に至ります。
(先ほど載せた写真の下側の黄色〇印をよく見ると結束バンド見えますか?)

レッドバロンのメカニックが神対応

スズキの品番で発注してダストカバーを入手しようと8月31日に近所のレッドバロンへ相談に行きました。通常ネットを使って購入する私が店に行ったのは在庫としてあるのでは? と期待していなかったといえば嘘になります。(笑)

最初はスズキ品番を告げたのですが、その部品は何の部品なのと聞かれたので、
『シフトレバーから伸びるリンクシャフトのゴムの....』 と説明すると

『ああ、わかったよ。これでしょ!』 と即答され現物もパーツの入った引き出しから20個ぐらい部品剥き出しで並んでました。

類似品でよければ在庫から売って上げれるよというありがたいお言葉をもらったので
『2個下さい。お幾らですか?』というと1個100円とのこと。良心価格でニコニコ顔になりました。

交換作業

自己流作業です。私の場合はシャフトの上下にあるロックナットを緩めてシャフトを外します。
TIGER800の場合は上側が逆ネジですので御注意下さい。
(ヤマハもそうだったような.....うろ覚え)






前回グリスをたっぷり塗り込んだので作業しにくいです。応急処置で使った結束バンドはニッパーで切断しました。



新旧比較です。左が新品で、右が破れた品
トライアンフ純正部品の方が肉厚で頑丈そうです。サイズも若干大きめでした。






こういったゴム部品は少しぐらい大きさが違ってもゴムの収縮という便利な特性に救われて、使えてしまうものです。




安心してください。ほらね! ちゃんと嵌るでしょ!(笑)
ピタッとゴムのダストカバーに覆われたので、もう砂や水が掛かっても安心、安心!



上下のピロピールにシャフトをネジ込んで行くときは上下同時に行ってくださいね。
下側が正ネジ、上側が逆ネジなので一方方向に回せば両側ともネジが入って行きます。



この同時にやる作業が面倒なら、ここ(赤色〇印)から分解してしまえば、上下一度にネジ締めなくてもいいですよ。



これで作業終了です。写真撮りながら30分ぐらいで終わりました。
さて、正規デーラーでやってもらうと部品と工賃でどのくらいかかるのでしょうか?

まあ、簡単な作業は自分でやるにかぎりますね~

おまけ

ちなみに一番最初のYAMAHAの品番は品番内に車型が判るようになっています。
2H9ってなんだろう?

ネットで調べたてみるとXS1100というバイクでした。

バイクブロスさんのホームページでXS1100を探してみると1978年製で海外モデルとのこと。
カッコいいじゃん。(当方の第一印象)




ずいぶん昔からある部品なのでレッドバロンさんが、どこかのゴム成型屋さんと提携して個別にオリジナル部品を手配したと思われますね!

そういえば初号機のSRV250用のマフラーもヤマハ純正そっくりなレッドバロン製マフラーがあると聞いたことがある。4DNフリークな人なら知ってますよね~(笑)


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